あさりとしじみの違いって?味はどう違うの?
あさりとしじみって
なんとなく似ていますよね?
どう違うかと聞かれると
説明するのに困りませんか?
どちらも美味しくて
肝臓に良いイメージなので
酒飲みの私には
ありがたい食べ物なのですが…(笑)。
味についても、
改めてどう違うのかと聞かれると
なかなか難しい!
そこで今回は
あさりとしじみの
味の違いについて
ご紹介したいと思います。
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あさりとしじみの違い
味の違いについてご説明する前に、
まずはあさりとしじみの
基本的な違いを2つ。
まず1つ目は大きさ。
大きさで見分けるのが
1番分かりやすいですよね。
ちなみにあさりは
直径3〜4cmくらい。
しじみは少し小さめで
2cmくらいです。
また、あさりよりも
貝殻の色が黒っぽいのも
しじみの特徴ですよね。
そして2つ目の違いは、
生息地。
あさりは海に住んでいる貝。
しじみは淡水、
もしくは河口などの
海水と淡水が混じっているところに
住む貝なんです。
住む場所が違うということは
あさりとしじみは似ているようで
生物学的に言うと全く違う貝だと
いうことになります。
何となくあさりとしじみは
近しいものだと思っていたので、
びっくりしました!
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あさりとしじみの味の違い
さて、それでは本題。
あさりとしじみの味は
どう違うのでしょうか?
あくまでも私の意見ですが、
身の味はあさりの方が
やや苦味がある味わい。
そしてしじみよりも
淡白な口当たりだと思います。
一方しじみの身の味は、
あさりと比べると
やや泥っぽいような、
少しクセのある
濃厚な味わいが特徴です。
生息地の違いからでしょうか?
貝好きの私には
このクセがたまらないのですが、
好き嫌いが別れる味だと思います。
ちょっと違うかもしれませんが、
魚介類の腹わたやミソが
お好きな方でしたら、
しじみの味も好きかも!?
そして加熱した時にあふれ出る
エキスの味は、
あさりがダントツ!
ダシを取るなら
絶対にあさりです!
嫌な生臭さもありませんし、
身を食べた時ほどの苦味も
感じません。
あっさり、なおかつ
しっかりした味で
お吸い物にしても良し。
ラーメンやお鍋のダシにも
ぴったりです。
しじみでも十分ダシは取れますが、
個人的にはあさりほどの旨味は
感じられないような気がします。
(しじみ好きのみなさん、
ごめんなさい。)
定番ですが、
しじみは味噌汁でいただくのが
1番美味しいと思います。
味噌汁ならしじみ。
ダシならあさり。
これが我が家の鉄板です!
冷凍すると旨味がアップ!?
いかがでしたか?
似ているようで異なる
あさりとしじみ。
その味もやはり
それぞれ異なることが
分かりましたね。
ところで、
買ってきたあさりやしじみは
その日、もしくは翌日には
使い切らないと
ちょっと不安ですよね…。
日持ちがしないイメージの
あさりとしじみですが、
実は冷凍保存に適しているんです。
冷凍することで細胞が壊れ、
解凍した時に旨味成分が
あふれ出るんだとか!
小分けにしておけば
ちょっとだけ使いたい時に
とっても便利ですよね。
うちの夫は貝類が苦手なので
あさりやしじみを買ったら
1パック全部1人で
食べなくてはいけないので
困っていたんです。
さらに旨味も増すなんて
一石二鳥!
あさりもしじみも
両方ストックして
味の違いを堪能してみても
良いかもしれませんね。