山菜の種類や名前はいろいろ!山菜の旬っていつ頃なの?
山菜と聞いたら、
皆さんは
何を思い浮かべるでしょうか?
ふきのとうや
タラの芽などは
とてもメジャーですよね。
そもそも山菜とは
山や草原に自生している
野生の植物の内、
食べられるものを指します。
山には様々な植物が
たくさん存在していますから、
それだけ山菜は豊富なんですよ。
今回は山菜の種類や名前、
旬の季節など
山菜のあれこれをお伝えします!
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春~夏の山菜
冬が終わって
色々な植物が顔を出す春に、
日の光が強く
多くの植物が育つ夏。
暖かい2つの季節は
山菜が採れるイメージも
強いのではないでしょうか?
まずは春と夏が旬の山菜を
見てみましょう!
○ふきのとう
東北地方などでは
ばっけとも呼ばれます。
春の山菜の中でも
かなり早い時期に収穫できるので、
ふきのとうを見て
春の訪れを感じる人も多いとか。
味噌やみりんと混ぜた
ふき味噌や、
天ぷらが定番レシピですね。
味はちょっとほろ苦い
大人な味ですよ。
○タラの芽
タラノキの
新芽部分のことをいいます。
ふきとうと並んで
春の山菜の代名詞になっていますね。
アクやクセが少なく、
モッチリとした食感が特徴です。
定番の天ぷらや、
ベーコン巻きにしても
おいしいですよ。
○行者ニンニク
収穫できるまでに
3~5年の時間がかかるので、
ちょっと貴重で
お高めな春の山菜です。
名前の由来は
ニンニクのように強い
独特な香りから。
滋養強壮にいいので、
昔は修行僧がよく食べたとか
逆に食べるのを禁止されていたとか
諸説あります(笑)
定番レシピは醤油漬け。
また北海道らしく
ジンギスカンと一緒に炒めて
食べたりもしますよ。
○オオバコ
夏が旬の山菜で、
実は全国各地で採れます。
それも山だけでなく、
道路や公園なんかにも
生えているんですよ。
若い芽を摘んで食べますが、
アクが強いので
塩ゆでなどの下処理が必要ですね。
お浸しや和え物にするのが
定番のレシピです。
○オカヒジキ
塩分を好み、
海岸や砂浜に生息する
ちょっと変わった夏の山菜です。
鮮やかな緑色をしていますが、
ひじきに形が似ているので
この名前がついたとされています。
アク抜きをすると
水菜のような
クセのない爽やかな味になります。
さっぱりとしたサラダや
和え物にぴったりの山菜です!
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秋~冬の山菜
寒い時期になると
植物が少なくなるので、
秋冬の山菜って
イメージしにくいですよね。
しかし!
野生の植物たちは、
寒さの中でもしっかり息づいて
旬を迎えます。
○山ブドウ
秋の味覚といえば
ブドウが有名ですが、
山菜の山ブドウも
秋に旬を迎える植物です。
山奥で育つ上に、
他の植物と絡み合う形で
生息しているので
採取が難しいのも特徴。
見た目は普通のブドウですが、
味は酸味や苦味が強めです。
生食の他、
ジャムにして甘みを足したり
焼酎につける…なんて
大人な食べ方もできますよ。
○舞茸
舞茸は身近な食品ですが、
普段手軽に買えるのは
ほとんど人工栽培されたもの。
自生しているものは少なく、
立派な秋の山菜なんです!
大きなものだと
10キロにもなるとか。
豪快に焼いて
ステーキにしてもいいですし、
定番の天ぷらも美味…
ちょっとの苦味と、
深いコクが堪らないんですよね。
○ナズナ
春の七草にも
数えられるナズナですが、
実は冬に採れる
山菜の仲間でもあります。
ペンペン草とよぶ場合も
多いですよね。
生で食べると
シャキッとした食感があって
少しだけ辛みを感じます。
食感と辛みを
サラダで味わうのもいいですし、
湯がいてさっぱりとした
お浸しにするのもお勧めですね。
いろいろな種類の山菜を味わおう!
季節ごとの山菜の種類や
名前、特徴、食べ方などを
ご紹介しましたが
気になるものはありましたか?
旬の山菜は
スーパーなどにも並ぶので、
お買い物のときに
見てみると楽しいですよ。
またお店で買うのではなく、
本格的に山菜採りに
挑戦してみるのもいいですね。
ぜひぜひ皆さんも、
色々な山菜を
おいしく味わってくださいね!