勤労感謝の日も仕事が休みじゃない!本当の意味は?
11月23日は勤労感謝の日ですね!
ところで、勤労感謝の日の
意味ってご存知ですか?
文字から判断すると、
勤労に感謝する日でしょうか・・・?
ということは
この日は仕事を休めということ?
だから祝日になっているのでしょうか?
でも祝日も仕事が
休みにならない人からすると、
勤労感謝の日って
一体何の日なんだよ!
こっちは働いてるんだよ!
と怒りたくなるかもしれませんね。
そこで今回は
勤労感謝の日の本当の意味について
リサーチしてみました。
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勤労感謝の日の意味
勤労感謝の日とは
「勤労をたっとび、生産を祝い、
国民たがいに感謝しあう」日だそうです。
何のことやら
分かりづらいですよね・・・。
簡単に言うと、
仕事を大事にしてよく働き、
働いて生産されたものについて
みんなで喜び、感謝し合う日。
というような意味でしょうか?
あれ?
と、いうことは・・・。
勤労感謝の日とは、
普段お仕事を頑張ってるんだから
その日は休みなさいね。
という意味ではなく、
むしろ「働くことって大切だよね。」
「がんばって働こうね。」
という意味合いが強い記念日
ということになりますね!
なんと!
想像していたのと真逆の意味でした。
では勤労感謝の日に
仕事があるのは、
本来の意味を考えると、
むしろ自然なことなんですね。
勤労感謝の日も仕事が
お休みにならない皆さん。
声を大にして言ってやりましょう!
勤労感謝の日なのに
働いてるんじゃない。
勤労感謝の日だから
仕事を頑張っているんだよ、と!
そういう私は
毎年仕事が休みなので
ゆっくりさせていただいています。
何だかすみません…(涙)。
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勤労感謝の日の由来
ところで、
なぜ勤労感謝の日が
作られたのでしょうか?
この日に何か特別な出来事が
起こったのでしょうか?
実は11月23日には、
古くから新嘗祭(にいなめさい)
という行事が行われていました。
その年の収穫を感謝し、
作物を神様にお供えして
翌年の収穫を祈る行事。
つまりは収穫祭ですね!
そして宮中でもこの日は
天皇が自ら神様に作物をお供えし、
祈りを捧げるという
とても重要な儀式が
行われる日だったのですが…。
では一体なぜ新嘗祭が
勤労感謝の日になったのでしょう。
一説によるとこれには、
戦後連合軍が
日本に設置した総司令部、
いわゆるGHQが関係していると
言われています。
戦前の日本では、
国民が天皇を
神様のようにあがめ、
尊敬して従う思想を
持っていたことは
有名ですよね。
でも…。
権力がどこかに集中したり、
ある1つの物や人を
神聖化してあがめるのって、
ちょっと危険だと思いませんか?
今世界中から、
「ちょっと怖いなぁ…。」
「何をしでかすか分からない…。」
と思われている国の状況が
まさにそれだと私は思います。
話がそれてしまいましたが、
そこでGHQは
天皇の権力を薄れさせるため、
国民の祝日や行事と
天皇とを切り離そうとしたんだとか。
そんなわけで、
もともと新嘗祭が
行われていた11月23日を、
勤労感謝の日に
改めたんだそうです。
ちなみに参考にしたと
言われているのは
アメリカの祝日である
サンクスギビングデー。
こちらも収穫祭が
起源となっている
祝日だそうですよ。
七面鳥を食べることでも
知られていますよね。
七面鳥…。
日本ではあまり
お目にかかることがありませんが
美味しいのでしょうか?
食べてみたいものですね(笑)!
家族みんなで感謝しあおう!
勤労感謝の日について
ご紹介しましたが、
いかがでしたか?
ちなみに
勤労感謝の日で言うところの
「勤労」とは、
会社に勤めて働くことだけを
言うのではありません。
農家なら農業が勤労ですし、
研究者なら研究や発明が
それにあたります。
そう、家族で言うなら
お父さんだけが「勤労」を
しているのではないんです。
家事や育児に忙しいお母さんも、
勉強とスポーツに励む子どもも、
みんなそれぞれの役割の中で
「勤労」をしているのです。
今回の勤労感謝の日には
家族や友人と、
お互いに日頃の頑張りについて、
感謝し合ってみては
いかがでしょうか?
きっとお互いの仲が
さらに深まると思いますよ!