海水浴はいつまで大丈夫?関東で9月でも泳げるところはある?
夏の楽しみといえば、
花火大会、盆踊り、プール、
そして…海水浴ですよね!
ちなみに私の
夏の楽しみは、
ビアガーデンです(笑)。
それから、
屋外のスタジアムでの
野球観戦も楽しみです。
(もちろんビール付き)
ところで、
海水浴っていつまで
大丈夫なんでしょうか?
よく関東では
お盆を過ぎたら海水浴はしちゃダメ!
なんて聞く気がしますが…。
せっかくの夏なのに、
お盆までだなんて
ちょっと短いですよね?
むしろ9月の厳しい残暑にこそ、
海水浴を楽しみたいものです。
そこで今回は、
海水浴はいつまで大丈夫なのか。
関東で9月に泳げる海水浴場は
ないのかについて、
ご紹介したいと思います!
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海水浴の期間は?
ところで海水浴の期間とは、
正式にはいつからいつまで
なんでしょうか?
沖縄の方では
春や秋でも泳げますし、
地域によっても異なりそうですよね。
というわけで、
地域ごとの一般的な海水浴の期間を
表にまとめてみました。
・北海道
北海道では
早ければ7月上旬、
だいたい海開きの7月中旬位から、
8月下旬くらいまでの
海水浴場が多いようです。
北海道と言えば寒いイメージですが、
あまり関東と変わらないようですね。
なかでも
道内でも有数の大海水浴場、
おたるドリームビーチでは
6月末から泳げるようですよ!
・東北
東北もだいたい
7月上旬から8月下旬までのビーチが
多いようです。
たとえば
青森の八戸市(はちのへし)
白浜海水浴場は
7/7から8/27と、
意外と長い期間営業しているんです。
しかし一番多いのはやはり
7月中旬から下旬まで。
福島はお盆明けくらいまでが
一般的です。
・関東
関東の海水浴場は、
海の日近辺の7/15位から
お盆明けの8/20位までが
多いようですね。
たとえば首都圏からアクセスの良い
茨城の大洗(おおあらい)海水浴場や
千葉の御宿(おんじゅく)中央海水浴場は、
7/15から8/20まで。
神奈川は少し長めで
7月上旬から8月下旬までが
ほとんどです。
由比ヶ浜(ゆいがはま)海水浴場や
鵠沼(くげぬま)海水浴場は
7/1から8/31まで泳げるようですね。
ちなみに東京のお台場海浜公園は
通常は遊泳禁止ですが、
期間限定で海水浴イベントが
開催されているんだとか!
東京の大島や新島も
やはり7月上旬から8月下旬まで。
暖かそうなので
もう少し長くオープンしているのかと
思っていました!
・中部
中部もだいたい
7月上旬から8月下旬までが一般的。
愛知県にある
ココナッツビーチ伊良湖(いらご)は、
南国の雰囲気が漂う
白い砂浜と遠浅の海が
特徴の海水浴場。
海に浮かぶアスレチックのような
ウォーターパークやスライダーも
併設しているので、
家族連れに大人気ですよ!
・近畿
近畿も一般的な期間は
他の地域と同じです。
りんくう南浜海水浴場
(タルイサザンビーチ)は、
関西空港が向こう岸に見え、
飛行機も見られるのが人気です。
また、兵庫の
諸寄(もろよせ)海水浴場は
6月上旬に海開きするそうですので、
近くにお立ち寄りの際は
寄ってみてはいかがでしょうか?
海水浴客も多くなく
穴場的なビーチだそうですよ!
・中国・四国
中国・四国もだいたい
7月上旬から8月下旬までですが、
愛媛県のふたみシーサイド公園の
海水浴場は、
6月下旬に海開きするそうですよ。
夕日が綺麗で、
カップルたちに大人気なんだとか!
海水浴シーズンを外して
人が少ないビーチで
恋人との甘ーい時間を楽しんでも
良いかもしれませんね!
・九州
九州もだいたい7月上旬から
8月下旬まで。
暖かいイメージですか、
海水浴シーズンは
どこもさほど変わらないんですね。
しかし、与論島(よろんとう)では
5月上旬から10月下旬まで
泳げるそうですよ。
南の島という感じですねー!
潮の満ち引きの関係で
特定の日しか現れない砂浜、
百合ヶ浜は、
幻のビーチとして有名です。
百合ヶ浜で年齢の数だけ
星の砂を見つけると
幸せになれるんだそうですよ。
自分の年齢の分だけ探すの、
大変そう…。
と思ったみなさん、
私と同世代でしょうか(笑)!
・沖縄
沖縄本島は
だいたい4月上旬から
10月位まで泳げます!
半年も海水浴シーズンだなんて。
うらやましいかぎりですね。
竹富島(たけとみじま)の
はいむるぶしビーチは
3月下旬からOKだそうですよ。
沖縄は通年暖かいですから
1年中泳げるところもあるようですが、
営業期間外はやはり自己管理で。
ということらしいです。
沖縄の海は、本土の海とは
色が違いますよねー!
私もよく夏休みを
オフシーズンに取って
9月に沖縄に行きます。
台風が気になる
シーズンではありますが、
お値段も8月よりグッと下がるので
おすすすめですよ。
関東で9月でも大丈夫なところはある?
だいたい8月下旬までの
海水浴場が多いことが
分かりましたね。
でも…。
夏休み中は道もビーチも混むし、
できれば9月に海に行きたい!
だけど沖縄まで行くのはちょっと。
という方も多いのでは?
そこで関東で9月でも大丈夫な
海水浴場を必死で
探してみました(笑)!
9月といっても
せいぜい上旬ですが、
ぜひ参考ににしてみてくださいね!
・三浦海岸海水浴場
三浦半島を代表する
人気の海水浴場です。
駅から近いのも嬉しいポイント。
8月には花火大会が開かれることでも
有名ですね。
期間はなんと9月10日まで!
関東にしては長く泳げる
数少ないビーチですよね。
海の家も多いですので
安心して楽しめますよ。
・逗子海水浴場
遠浅で波が穏やかなので
小さな子供連れにも人気の海水浴場。
6月下旬から9月3日ごろまで
海水浴が楽しめます。
しかし、こちらは年度によっては
8月下旬で終わってしまう
可能性もあるので、
事前にホームページなどで
確認しておくと良いでしょう。
関東ではありませんが、
関東からも比較的アクセスの良い
静岡の伊豆白浜大浜(しらはまおおはま)
海水浴場は、
天気が良ければ九月半ばまで泳げます。
白い砂浜と綺麗な青い海が
大人気のビーチですよね。
私も昔白浜を目指して
早朝に出掛けましたが、
着いたら夕方で泳げなかったという
苦い青春の思い出があります…。
一本道なので夏場は
渋滞するのが難点ですが、
本当に綺麗でおすすめの海水浴場です。
ただし、9月には監視員は
常駐していないそうですので、
自己責任で安全に配慮して
遊ぶようにしてくださいね!
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シーズンを過ぎるとなんで入っちゃいけないの?
ところで、一体どうして
シーズンを過ぎると
海に入ってはいけないのでしょうか?
その理由は2つあります。
1.クラゲ
お盆を過ぎると海水の温度が
高くなるのをご存知ですか?
ちょうどその頃、
それまでジッとしていたクラゲが
プランクトンを求めて漂い出すのです。
クラゲはご存知のとおり
人を刺します。
刺されるとどうなるかと言うと…。
・みみずばれや水ぶくれができる
・ピリピリという痛みやしびれを感じる
・刺されたところがかゆい
などといった症状が代表的です。
これらの症状であれば
さほど毒性の強くないクラゲだと
考えられますので、
応急処置をしておけばほぼ大丈夫です。
応急処置は簡単。
刺されたな、と思ったら
とにかくすぐに海から出ます。
もしクラゲの触手が
刺さったままになっていたら?
あれば軍手、なければタオルなどを
手に巻いて素手で触らないように
ピンセットなどで触手を取ります。
取らないと症状が
悪化してしまうので
ちょっと怖いかもしれませんが
すぐに取るようにしてくださいね。
そして傷口を海水で洗います。
海水というところがポイントですよ。
真水はいけません。
詳しい説明は割愛しますが、
真水はお水の性質上、
クラゲの毒が体内に回ってしまう
可能性があるんだそうです。
あとは傷口を消毒して、
あれば薬を塗って
冷やしておくと良いでしょう。
念のため、病院で診てもらうと
なお安心ですね。
ちなみに毒性の強いクラゲに刺されると
アナフィラキシーショックを起こすなど、
命に関わる恐れもあります。
下記のような症状が現れたら
すぐに病院を受診しましょう。
・感電したような衝撃と強い痛み
・頭痛や吐き気、体のだるさ
・痙攣や呼吸困難のショック症状
ひどい時はたかがクラゲと思わずに
すぐに救急車を呼んでくださいね。
2.波が高くなる
お盆を過ぎると、
台風の影響で突然高い波が
起きることがあるんです。
一見穏やかそうに見えても
いつ大きな波が来るか分からないので、
一度飲み込まれてしまうと
とても危険なんですよ。
昔よく祖母にお盆を過ぎると
あの世に帰る人たちに呼ばれて
足を引っ張られるから
海に入ってはいけないよ。
と言われ、
震えるほど恐ろしかった
覚えがありますが…。
なるほど、
お盆を過ぎると突然起こる
高い波が危険だから、
そういう言い伝えができたのかも
しれませんね。
昔の人の言うことって、
必ず意味があるんですよね。
本当に感心しちゃいます!
9月の海水浴の持ちものと気をつけること
クラゲが少なく、
波が穏やかな海水浴場では
9月でも海水浴を楽しむことが可能です。
しかし、海の家が営業していなかったり、
監視員が常駐していないことが
ほとんどのようですね。
そこで9月に海水浴をするにあたり、
準備した方が良い持ちものや
気をつけることついて、
下記のとおりまとめてみました。
・日焼け止め
9月だからといって
海の日射しを
あなどってはいけません。
うちの夫は私の言いつけを守らず
日焼け止めを塗らなかったため、
翌日全身が火傷のようになって
痛い痛いとベソをかいていました。
うちの夫のようになりたくなければ、
日焼け止めをしっかり塗って
お肌を守ってくださいね(笑)。
・パラソルや遊具
海の家がやっているシーズンなら
現地でも借りられますが、
9月の海水浴の場合は
自分で持っていった方が
良いかもしれませんね。
遊具は現地で膨らませれば
良いですし、
パラソルも近頃は
折りたたみ式の物がありますので、
車で行くのであれば
そんなに荷物にならないと思いますよ。
電車で行く場合は
パラソルは諦めましょう。
自分で日傘をさせば、
ホラ!パラソルの完成ですよ。
ただし、片手は常にふさがって
いますけどね(笑)。
・防寒対策
残暑が厳しい9月ですが、
ふとした瞬間に冷え込むので
寒さ対策も必要です。
海から上がった後は
体を冷やさないように
羽織ものが
1枚あると便利です。
パーカータイプの
ラッシュガードがあると
1番安心ですね。
・着替え用のバスタオル
海の家が営業していない場合、
着替える場所がなく
困ってしまうことも考えられます。
目隠し用のバスタオルなどがあると
着替えに便利ですよ。
小学生のとき、
プールの授業に持っていった
あのてるてる坊主みたいな
バスタオル…。
あの形がベストでしょう!!
・クラゲ対策
9月の海水浴で
気をつけなくてはならないのは、
なんと言ってもクラゲ!
刺されてしまった時は、
クラゲの触手を抜くための
ピンセットとゴム手袋。
消毒液とムヒアルファEXなどの
塗り薬があると役に立ちますよ。
万一重症になってしまった場合は
すぐに近くの病院を受診できるよう
健康保険証も忘れずに!
クラゲに刺される以外にも、
ケガなどで必要になるかも
しれませんので必ず持って
行きましょうね。
ちなみに私の友人は
クラゲでもケガでもなく、
海の家でお酒を飲みすぎて
急性アルコール中毒で
近くの病院に運ばれました…。
保険証を持っていなかったので、
一旦実費で払って
後日返金してもらうなど、
ちょっと手続きが
面倒なようでしたよ。
・ライフジャケット
監視員がいない9月の海水浴では、
溺れてしまっても
誰も助けてくれません。
遠くへは行かないのがベストですが、
万一流されてしまった時のために
ライフジャケットがあると安心です。
大げさな…!
と思うかもしれませんが、
ライフジャケットは
川遊びでも使えます。
むしろ川遊びの時は
絶対にあった方がいいんですって。
川の流れは怖いって
言いますもんね…。
お値段はピンキリですが、
安いものだと2〜3千円くらいで
手に入ります。
毎年使えるものですから、
せめて子供の分だけでも
準備しておくのがおすすめですよ。
安全に注意して9月の海水浴を楽しもう
数多くはありませんが、
関東にも9月でも泳げる海水浴場が
あるんですね!
そしてお盆を過ぎたら
海に入ってはいけない理由についても
ご説明しましたが、
いかがでしたでしょうか。
クラゲと高波には
くれぐれも気をつけましょう。
余談ですが
私は常に荷物が多い
タイプですので、
9月の海水浴に出かける際は
冗談抜きでスーツケースを
引っ張って行くほどです(笑)。
いいんです。
笑われても。
移動中に知ってる人に会って、
「あら、どこか旅行に行くの?」
と聞かれたら、
「いえ、海水浴です。」
と答えればいいんです。
何事も備えあれば憂いなし。
特に監視員が常駐していない
可能性が高い9月には、
安全や防寒対策もしっかりして。
浮き輪もライフジャケットも
しっかり準備して。
救急セットも忘れずに
かばんに入れて。
楽しく安全に海水浴を
楽しみましょう!