立冬と冬至の違いって?それぞれの意味や日付を紹介します!
立冬や冬至という言葉、
毎年ニュースで耳にしますよね。
これらは文字通り、
冬に関係する言葉です。
それでは立冬と冬至の違いは
説明できるでしょうか?
同じ意味だと思っていたり、
2つが混ざっていたりと…
案外間違えている人も多いんです。
今回は立冬と冬至について
お伝えします!
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立冬と夏至は同じグループ?
立冬と冬至は、
どちらも二十四節気の1つ。
二十四節気とは、
1年を24のブロックに分け
季節にまつわる
名前を付けたものです。
有名なものだと、
祝日にもなっている
春分や秋分がありますね。
立冬は二十四節気の19番目、
冬至は22番目にあたります。
立冬と冬至は
違う意味を持っていますが、
所属するグループは
一緒というわけですね。
立冬と冬至の意味とは?
それでは立冬と冬至は
どんな日なのか、
それぞれの意味を見ていきましょう!
〇立冬
立冬には“冬の始まり”や、
”冬の気配を感じる”という
意味があります。
日付は年によって
微妙に違ってきますが、
11月7日~8日頃。
まだ冬というより
秋の印象が強い日付ですが、
カレンダー上では
立冬から冬になるんです。
期間は立冬初日から、
二十四節気の20番目である
小雪に移るまでの
約15日間をさしますね。
立冬の他にも
立春・立夏・立秋と、
四季それぞれに
始まりの日があるんですよ。
〇冬至
冬至には
“日短きこと至(きわま)る”
という意味があります。
日の短さが至る、
つまり太陽の昇っている時間が
とても少ない。
冬至というのは、
1年で昼の時間が最も短い日を
指しているんですね。
日付はやっぱり
年によって多少前後しますが、
12月の21日~
22日頃になることが多いです。
そして冬至には
かぼちゃを食べるのが
定番になっています。
なんでも昔は、
冬至に”ん”のつくものを食べると
運がつく(=運気上昇)と
信じられていたのだとか。
一見かぼちゃは”ん”がつきませんが、
かぼちゃを漢字で書いてみると南瓜。
これは”なんきん”と
よむことができます。
つまり”ん”が
2つも入っているのです!
そのためかぼちゃが、
冬至の日の定番食材として
定着したワケですね。
ちなみに冬至とは逆に、
太陽の昇っている時間が
最も長い日を
夏至(げし)といいます。
夏至はだいたい
6月の21日頃にあたります。
冬至とセットで覚えておくと
忘れにくいですよ。
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立冬や冬至を感じよう!
立冬と冬至には
明確な違いがありました。
立冬は「冬が始まる日」
冬至は「1年間で最も昼が短い日」で、
日付も別々なのですね。
こうしてみると、
2つは全く別の日だと分かります。
ただどちらも冬がつくので
混ぜこぜになってしまいがちですね。
しっかりそれぞれの意味を
理解しておきましょう。
そして冬の始まりや
季節の変わり目をしっかりと
感じてみてくださいね!