ボジョレーヌーボーの年代ものって?翌年はどうなる!?
11月はボジョレーヌーボー
解禁の季節ですね!
毎年この「解禁」という響きに
心を踊らせているのは
私だけではないはず。
ところで、
ワインといえば
寝かせて年代物の
ビンテージワインとして
楽しむのが有名ですよね。
素敵なレストランで
自分の産まれ年の
ビンテージワインを
オーダーしてもらい、
プロポーズ…!
なんてシチュエーションに
憧れたものですが、
現実はそう甘くはなかった…。
おっと。
話がそれてしまいましたが、
ところでボジョレーヌーボーには
年代物ってあるのでしょうか?
寝かせたら年代物になるのか。
今年のボジョレーが余ったら、
翌年はどうなってしまうのか。
今回は、ボジョレーヌーボーに
年代物があるのかどうかについて
ご紹介したいと思います!
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ボジョレーヌーボーの意味
そもそもボジョレーヌーボーとは
どういう意味かご存知ですか?
実はボジョレーとは
フランスの地名。
ワインで有名な
ブルゴーニュ地方南部に位置する
丘陵地帯の名前だったんです。
なんと!
ボジョレーという響きがカッコ良くて、
無駄にボジョレーボジョレーと
連発していましたが(笑)、
私はてっきりぶどうの品種だと
思っていました!
そしてヌーボーとは、
フランス語で
「新しいこと」や「新しいもの」
という意味。
つまりボジョレーヌーボーとは、
ボジョレー地方で作られた
新しいお酒。
という意味なんですよ。
お米で例えるなら
新潟産の新米、
日本酒で例えるなら
新潟産の初しぼり生酒(なまざけ)
というのと同じでしょうか?
初しぼり…。
何だか一杯やりたくなってきて
しまいました(笑)
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寝かすと年代物になるの?
さて、ここで本題です。
ボジョレーヌーボーも
寝かせると他のワインのように、
年代物のビンテージワインに
なるのでしょうか?
実はボジョレーヌーボーは
そもそも製法自体が
熟成させて飲むタイプのワインとは
異なります。
ボジョレーヌーボーが作られた
元々の意味は、
今年収穫されたぶどうの
出来ばえを確かめるため。
ぶどうを潰さずに
より短期間で作りあげて、
ぶどうのフレッシュさを
楽しむのが特徴なのです。
つまり、
寝かせて飲むものではないと
いうことになりますね!
確かに日本で言うところの
新米も、初しぼりの生酒も、
寝かせたらせっかくの旬の味わいが
落ちてしまいそうですよね。
ボジョレーヌーボーも同じです。
フレッシュさを楽しむため、
できるだけ早く飲むのがおすすめ。
賞味期限は翌年の春頃までと
言われているそうですよ。
年が明けると前年の
ボジョレーヌーボーが
セールになるのは、
そういう理由からだったんですね。
私のように無類の
酒好きの皆さんは、
セールになるのを狙って
年明けにボジョレーを
大人買いするのも
ひとつの手かもしれません(笑)。
ボジョレーヌーボーは少し冷やそう!
いかがでしたでしょうか。
ボジョレーヌーボーは
寝かせて飲むものではないんですね。
年代物のボジョレーヌーボーとは、
すなわち賞味期限切れのワインと
思っておいて良いでしょう(笑)!
ちなみに、
年代物の赤ワインは
常温で楽しむことか多いですが、
ボジョレーヌーボーは
少し冷やすのがオススメ。
よりフレッシュな味わいで、
ぶどうの香りも楽しめますよ。
手に入れた今年の
ボジョレーヌーボーは、
なるべく早く飲みきりましょう!
ちなみに私は
去年のボジョレーの余りを
料理酒として使っていますが、
品質の保証はしかねますので
みなさんは真似しないで
くださいね(笑)。