紅葉に種類ってあるの?名前があるのかについてもご紹介します!
秋の代名詞といえば
紅葉(もみじ)ですね。
赤や黄色に染まった
紅葉を眺めていると、
綺麗だなぁと思うとともに
少し切ない気持ちになるのは
私だけでしょうか?
ところで、
紅葉に種類があるのを
ご存知でしたか?
なんとビックリ。
紅葉は紅葉という名前の
1種類の植物だと思っていたら
違うんですって!
そこで今回は
紅葉の種類や
その名前について
ご紹介していきます。
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紅葉と楓の違い
そもそものお話ですが、
紅葉と楓(かえで)の違いを
ご存知でしょうか。
考えてみたことも
なかったのですが、
言われてみれば
どちらも同じような
見た目ですよね?
そうなんです。
実は紅葉は
カエデ科カエデ属に
分類されている
楓の1種なんです!
つまり、紅葉は楓と
同じということになりますね。
しかし盆栽や園芸の世界では、
紅葉と楓は区別されています。
葉の切れ込みが深く、
鮮やかに色づくものを紅葉。
切れ込みが浅く、
紅葉より少し大ぶりなものを
楓と呼ぶそうですよ。
切れ込みの深さ…。
うーん。
素人の私には区別できそうに
ありません(笑)。
紅葉の種類
紅葉は楓の一種だということが
分かりましたね。
そしてその紅葉と呼ばれる
植物の中にも
さらに種類があるんです!
今回は、代表的な
3種類の紅葉を
ご紹介していきます。
イロハモミジ
最もポピュラーなのが
このイロハモミジ。
葉っぱが5つから7つに
大きく裂けるように
分かれています。
葉っぱの数を
いろはにほへとと
数えたことから、
イロハモミジという名前が付いたと
言われているんですよ。
標高の低いところに自生するため、
公園など身近な場所でも
よく目にします。
イロハモミジは
・葉っぱの外側のギザギザが
2重になっている
・葉の表面に溝がない
・他の種類よりも葉の切れ目が深い
・他の種類よりも葉のサイズが小さい
(高さ4〜6cm)
・枝先まで全体的に赤く色づく
といった特徴があるんですよ。
おそらく私が
イメージしていた紅葉は、
このイロハモミジの
ことだったと思います。
落ちた紅葉の葉っぱを
拾ってまじまじと眺めてみると、
子どもの手のひらみたいで
可愛らしいですよね。
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ヤマモミジ
ヤマモミジは
葉のギザギザが2重であるなど、
イロハモミジとよく似ています。
ただし、高さ5〜7cmと、
イロハモミジより
葉が大きいのがポイント。
その他にも
・葉が7つから9つに分かれている
・葉の表面に溝がある
・主に日本海側に自生する
・葉は赤の他、黄色や緑に色づくこともある
といった特徴が挙げられます。
うーん。
これはなかなか
見分けが難しい…(笑)。
ちょっと大きくて
葉の数が多かったら、
イロハモミジではなく
ヤマモミジかもしれませんね!
オオモミジ
オオモミジはその名の通り
他の紅葉よりちょっとだけ
サイズが大きめ。
高さ7〜12cmほどです。
他にも
・他の紅葉より葉の周りの
ギザギザが浅く細かい
・葉の表面に溝がない
・標高の高いところに自生する
といった特徴があります。
なるほど、大きいからオオモミジ。
これは覚えやすいですね!
葉のギザギザが浅くて
大きかったらオオモミジと
覚えておきましょう。
秋は紅葉狩りに出かけよう
紅葉の種類について
ご紹介しましたが、
いかがでしたでしょうか。
説明しておきながら
こう言うのもなんですが、
素人にはなかなか
判別が難しそうですね。
個人的にはイロハモミジが
1番好きですが…。
良いんです、
綺麗だったら何モミジでも!
この秋は紅葉狩りに出かけて、
「あ。これは〇〇モミジだね。」なんて
一緒に行った相手に
説明してあげてはいかがですか?
その際には周りに
植物のプロがいないか
確認してからにしましょうね。
間違えたら恥ずかしいですから(笑)!