すりごまといりごまの違い!形は?栄養も違うの?
突然ですが、
ごまって美味しいですよね。
料理にふりかけても良し。
たれにしても良し。
私はごまだれが大好きです!
ところで、
すりごまといりごまの違いって
ご存知ですか?
その名のとおり
すったごまと
炒(い)ったごまなのかなぁ。
という想像はつきますが、
実際のところは
どうなのでしょうか?
今回は形や栄養面も含め、
すりごまといりごまの
違いについて、
詳しくご説明して
いきたいと思います!
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すりごまといりごまの違い
すりごまとは、
炒ったごまを
すりつぶしたもののことです。
そう、すり鉢とすりこぎで
ゴリゴリ潰して
粉状にしたアレです!
子供のころ、
よく母にお手伝いを
させられた覚えがありますが、
ごまをするのって
結構大変なんですよねー。
ちなみに余談ですが、
相手に気に入られるように
こびを売ったりすることを
「ごまをする」と言いますよね?
これはすりごまを作る時に
すり鉢の中でごまがつぶれて、
あちこちににくっつく様子を
例えたことに由来しているんですよ。
あっちこっちにくっつく・・・。
そういう人、
いますよね(笑)。
話が脱線してしまいましたが
一方いりごまとは、
生のごまを炒ったもののこと。
つまりツブツブの状態ですね。
どんなお料理にも合いますが、
私はご飯にふりかけるのが好きです。
あくまで個人的な意見ですが、
いりごまがあれば、
おかずがなくてもいけちゃいますよ!
さて、ここでおさらい。
いりごまをすった粉状のものが
すりごま。
すりごまになる前の、
生のごまを炒った
ツブツブ状のものがいりごま。
これがすりごまと
いりごまの違いなんです!
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栄養に違いはあるの?
すりごまといりごまの違いは
分かりましたが、
気になる栄養面はどうでしょうか?
違いはあるのでしょうか?
ごまに含まれている
栄養素といえばセサミン!
聞いたことがある人も
多いのではないでしょうか?
セサミンには
コレステロール値を下げたり、
老化を予防してくれる
働きがあるんです。
その他にも食物繊維や
カルシウムなど、
ごまには体に良い栄養素が
たくさん含まれているんですよ。
ちなみに、
栄養素の量や質は
すりごまだろうと
いりごまだろうと変わりません。
しかし、いりごまの場合は
ごまの皮が硬いので、
すりごまと比べて中の栄養素が
消化しづらいという特徴があります。
どちらも体に良いことには
違いありませんが、
すりごまにして食べた方が
栄養素を体内に
取り入れやすいんですね。
なるほど、
確かにごまの粒は小さいので
歯で完全に噛み砕くのは
難しいですよね。
つまり、ごまの栄養素を
しっかり吸収するには、
いりごまよりすりごま、
すりごまよりごまペーストが
オススメ!
ごまだれ好きの私としては
嬉しい限りです。
ただし、ごまは大さじ1杯で
約50キロカロリーと、
なかなかの高カロリー。
しかもペーストにすると
すりごまやいりごまよりも
食べやすくなりますから、
食べすぎには注意してくださいね。
いつもの料理にちょっとひと手間!
いかがでしたでしょうか?
いりごまもすりごまも
栄養価は変わりませんが、
すって食べた方が
栄養を吸収しやすいんですね。
でも近頃は
自宅にすり鉢やすりこぎがない…。
というご家庭も多いですよね?
ここでひとつ豆知識!
すり鉢とすりこぎがなくても、
めん棒とジップ式の
密閉できるポリ袋があればOK。
ポリ袋にいりごまを入れて、
その上でめん棒を
くるくる転がせば、
簡単にすりごまが
作れちゃうんです。
それなら簡単。
面倒くさがりやの私にも
できそうです。
ちょっとひと手間
ごまを加えて、
いつもの料理を
グレードアップしてみては
いかがでしょうか!