栗の外側の皮に名前ってあるの?皮のむき方や豆知識も紹介!
甘~い栗って
おいしいですよね。
ホクホクの焼き栗に
なめらかなモンブラン…
想像するだけで
ほっぺが落ちそうです。
しかしおいしい栗を味わうには、
まず皮をむかなくてはいけません。
それでは栗の外側を覆っている
あの固い皮に、
名前があるのはご存知でしょうか?
今回は栗の皮についてや、
きれいなむき方などを
お伝えしたいと思います!
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栗の皮の名前は?他の部位の名前も!
栗は一番外側に
トゲトゲとした殻があります。
殻の中に外側の固い皮、
さらにその内側はは薄皮があって
ようやく実が出てくるんですね。
トゲトゲのか殻をイガ、
内側の薄皮を渋皮(しぶかわ)、
そして外側の固い皮を
鬼皮(おにかわ)といいます。
鬼皮!
何だか強そうですね!
確かにとっても固い皮なので
ぴったりの名前かもしれません。
ちなみに皆さん、
渋皮や鬼皮と名付けられた箇所が
じつは栗の「実」の部分だって
知っていましたか?
しかも私たちがいつも食べている
甘くて黄色い部分は種で、
イガが栗の皮にあたるんです。
ちょっとびっくりしますよね!
豆知識として覚えておくと
自慢できるかもしれませんよ。
栗の皮ってどうやってむくの?
栗の鬼皮と渋皮は
食べる前に
取り除かないといけません。
むかないと食べられないので、
少し面倒臭くても
避けては通れない道です!
それでは皮むきの工程を
見ていきましょう。
○水やお湯に浸ける
栗を水かお湯に浸けておくと、
皮が柔らかくなります。
水なら最低1時間くらい、
もしくは一晩
浸けておいてもいいですね。
お湯の場合は、
水の状態から栗を入れておき
火にかけて加熱します。
水が沸騰したら火を止めて、
自然にお湯が冷めるまで待ちましょう。
直接手で触れるくらいに
お湯がぬるくなったら
栗をとり出してOKです!
○皮に切れ目を入れる
お湯から栗をとり出したら、
栗の底(丸みのある方のこと)に
包丁で切れ目を入れます。
底の部分を薄く
切り落としてもいいですね。
○皮をむいていく
切れ目か切り落とした部分から
上に向かって
皮をむいていきます。
鬼皮はつるっと
きれいに外れますよ。
鬼皮を外すと渋皮が残るので、
これは根気よく
包丁で削っていきましょう。
○形が崩れてもいい場合
栗ご飯やスイーツの
飾りとして栗を使うときには、
形が崩れないように
皮をむいていきますよね。
しかしもし形が
崩れてもいいという場合は、
もう少し簡単に
皮を処理することができるんです!
最初のお湯に浸す段階で、
15分~20分位
しっかり茹でておきます。
先ほどと同じように
底を切り落とすか切れ目を入れて
鬼皮をむいてください。
渋皮が残った状態で
栗の実を半分に切ります。
後は切った断面から
スプーンなどを差し込んで
実をくり抜けばOK!
形は崩れますが、
ペーストなどにして使う予定なら
こちらの方が楽ですよ。
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きれいに皮をむいて栗を味わおう!
栗の外側の皮は
鬼皮という名前でした。
頑丈な皮なので
納得のネーミングです。
しかし本当はイガが皮で
鬼皮&渋皮が実、
食べる部分が種というのは
不思議な感じがしますね。
身近な食べ物でも、
知らないことは
たくさんあるようです。
ご紹介した栗の皮のむき方は
けっこう簡単なので
ぜひ試してみてくださいね。
きれいに皮をむいて、
おいしく栗を頂きましょう!