ソルベとグラニテの違いって何?ポイントは甘さ! ?
フランス料理で出てくる
お口直しの冷たい食べ物。
ソルベやグラニテと
呼ぶのはご存知でしょうか。
グラスのような入れ物に
ちょこっとだけ入っていて
見た目も涼やかで
美しいですよね!
ところでこのソルベと
グラニテの違いは
何なのでしょう?
そう言われてみると
分からない人が多いのでは
ないでしょうか?
ちなみに私は知りませんでした!
そこで今回は
この2つの違いについて
調べてみました。
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ソルベとは?
ソルベとはフランス語で、
果汁やお酒を凍らせて作った
氷のお菓子のことです。
スッキリした味わいで、
フランス料理の口直しに
出てくることが多いですよね。
私はベリーのソルベが
好物ですが、
フルーツだけでなく
野菜のソルベもあるようです。
先日レストランで
初めて食べた、
トマトのソルベが
とっても美味しくて
びっくりしました!
ちなみにソルベの語源は
シャルバートという
アラビア語だと言われています。
シャルバートとは、
果汁などに細かい氷が入った
冷たい飲み物のこと。
古代から飲まれていたそうで、
かの有名な千夜一夜物語にも
出てくるんですよ。
これがヨーロッパに伝わり、
やがて現在のような
氷のお菓子に
なったというわけです。
古代アラブが発祥だったとは。
ちょっと意外でした!
グラニテとは?
では、グラニテとは
何でしょうか。
グラニテもフランス料理の
口直しに使われる
イメージですが・・・。
ソルベと何が違うのでしょうか?
果汁などを凍らせた
冷たい食べ物という点では
グラニテもソルベと同じですが、
最も重要な違いは甘さなんです。
そう、グラニテは
ソルベよりも甘くないのがポイント。
柑橘系など
すっきりした味のものが
多いのが特徴です。
デザートというよりは
コース料理の口直しに
適した食べ物なんですね。
ちなみにグラニテとは、
フランス語で
「ざらざらした」とか
「ごつごつした」という意味。
食感もソルベに比べて
ごつごつしていて、
日本で言うところの
かき氷に近い印象です。
飲んべえの私には
甘いソルベよりも
グラニテの方がぴったり。
シャンパンやワインを使った
お口直しのグラニテを食べながら、
ワインを1杯飲めそうです(笑)
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語源はイタリア?
グラニテはフランス語ですが、
実はイタリア語の
グラニータという言葉が
語源なんです。
グラニータとは
イタリアで食べられている
氷のお菓子。
シロップを薄めたものを
凍らせてふんわりと
かき混ぜたものです。
先にご紹介した
フランスのソルベやグラニテよりも、
氷の粒が細かく
ねっとりした食感で、
デザートとして
食べられているんだそうですよ。
なんと本場イタリアでは
夏に朝からパンをグラニータに浸して
食べるんだとか!
日本では朝から
冷たいデザートを食べるのは
馴染みがありませんが、
コーヒー味のグラニータに
パンを浸して・・・。
意外と美味しそうですね!
ぜひ真似してみたいものです。
自宅でも作れる簡単なグラニテ
いかがでしたでしょうか。
ソルベとグラニテの違いは
食感と甘さなんですね。
よりザクザクした食感で
甘くないグラニテは、
実は作るのもそう難しくありません。
お好みの果汁やお酒を
平べったい容器に入れ、
少し凍らせてはかき回し、
ガチガチに凍らないように
これを繰り返すだけ。
ちなみに私はうっかり
かき回すのを忘れて出かけてしまい、
ただのガチガチの氷に
なってしまいました・・・(笑)。
今度お客さんが遊びにくる時に、
お食事の口直しに
手作りのグラニテを出してみては
いかがですか?
簡単なのに
オシャレなのでおすすめですよ!