先生への暑中見舞いはどう書くべき?文例で見る書き方の基本
夏も暑くなってくると、
暑中見舞いのやりとりが始まりますね。
夏らしい絵葉書や、
暑い時季の気遣いの言葉。
受け取るととても嬉しいものです。
しかし、いざ自分が書こうと思うと
どう書けばいいのか
分からなくなったりしませんか?
特にお世話になった(なっている)
恩師や先生方に送るなら
失礼のないようにしたいですよね。
それでは、
どんな文面が好ましいのでしょうか?
具体的な文例も含め、見てみましょう。
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暑中見舞いの基本的な流れ
暑中見舞いを書く際の
大まかな流れは
1.季節の挨拶
2.時候の挨拶
3.自分の近況報告
4.相手の体調を気遣う言葉
5.日付
となります(例外もあります)。
季節の挨拶とは、
暑中お見舞い申し上げます
の一文のことです
書き出しに
他の文字より大きめに書きます。
最後の日付は細かいものではなく
平成○○年 盛夏
と書くのが一般的です。
上記のように、
1. 季節の挨拶
5. 日付
の二つは、ほぼ定型文になりますが、
真ん中の三つは
年齢、個人の生活により変化が出てきます。
どんな違いがあるでしょうか。
文例 小学生~中学生
いわゆる「子ども」が
先生宛に暑中見舞いを出す場合
あまり格式張った文を書く必要はありません。
ありのままの
子供らしい表現を使いましょう。
例①
毎日暑いですが、先生はお元気ですか?
僕(私)はプールに通って
25mを泳げるようにがんばっています。
とても暑いので
先生も体に気を付けてください!
例②
暑い日が続いていますが、
お元気ですか?
僕(私)は家族と海に行ったので
真っ黒に日焼けしてしまいました。
まだしばらく暑いと思うので、
先生もお身体に気を付けてくださいね。
例③
まだ毎日が大変暑いですね。
○○先生はいかがお過ごしでしょうか。
僕(私)は部活動に勉強にと
とても忙しい夏休みを送っています。
これからも暑さが続きますので、
お身体に気を付けてお過ごしください。
固くなり過ぎない程度に
①から③の順で
少しずつ対象年齢をあげています。
文例では一般的なものは
漢字で表記してありますが
まだ習っていないものがあれは
無理に漢字で書く必要はないでしょう。
また最後に、
2学期もよろしくお願いします、
新学期に先生に会えるのが楽しみです!
などの言葉を添えるのもいいと思います。
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文例 高校生~
義務教育も終わった高校生、
社会人の年齢からは
こういったご挨拶状は
ぴしっと決めたいものです。
きっちりと
かしこまった表現を使いましょう。
例①
毎日暑い中、熱心なご指導をいただき
ありがとうございます。
部活動に加え、
受験に向け勉学にもより一層励んでおります。
これからもよろしくお願いいたします。
例②
暑い日が続いておりますが
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
おかげさまで、
新生活にもようやく慣れてきました。
これからも暑さが続きますので
くれぐれもご自愛ください。
例③
梅雨が明けた途端、猛烈な暑さとなりましたが
いかがお過ごしでしょうか。
暑い毎日が続きますが
先生はお変わりありませんか。
これからも暑さが続きますので
くれぐれもご自愛ください。
いかがでしょうか。
小中学生編より
かなりかしこまった印象に
なったのではないでしょうか。
こういった文面なら
当たり障りはないと思われます。
お見舞いを送る相手や、
その方と自分の関係性によっては
もう少し砕けた形にしてもいいかもしれませんね。
暑中見舞いで先生に伝えたいのは…
ご挨拶の手紙というと
固く考えてしまいがちですよね。
しかしお世話になった
恩師、先生方にご挨拶状を送るのは
なにより相手を思いやってのことです。
最低限のマナーを守ることは大切ですが、
飾りすぎず自分の言葉で
心配や気遣いを伝えることも
大切にしたいですね。