海苔の日ってどんな記念日？由来やイベントを解説します！
パリッとした食感に磯の香り…
日本の食卓に
海苔は欠かせませんよね。
焼き海苔だけじゃなく、
とろりと柔らかい海苔の佃煮も
ご飯のお供にピッタリです。
誰でも食べたことがあるだろう海苔ですが、
それでは海苔に
記念日があることは知っていますか？
毎年の2月6日は、
海苔の日なんですよ。
今回は海苔の日について
お伝えします！
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海苔の日の由来とは？
なぜ海苔の日が
2月6日なのかというと、
その由来はなんと
飛鳥時代にまでさかのぼるんです。
701(大宝元)年、
日本に大宝律令という
法律ができます。
大宝律令の中には、
“税として海産物を納めなさい”
といった項目があり、
海苔も海産物として扱われたんです。
全国の各地から、
その土地の名産物として
海苔が国に納められたんですね！
大宝律令が施行されたのが、
大宝2年の1月1日。
そして施行日を西暦に直してみると、
702年の2月6日になります。
このことから、
海苔の日は2月6日に
決定されたんです。
海苔の日ってどんな日？制定したのは誰？
海苔の日を制定したのは、
全国海苔貝類漁業協同組合連合会。
こちらの組合は、
漁業の発展・活性化から…
海苔のさらなる普及や、
海苔の養殖・生産者の発展を目的に
活動しているんですよ。
藻類から作られる海苔は、
海からの贈り物といえます。
そのため、海苔への感謝の気持ちや
海苔のPRの意味を込めて、
1966(昭和41)年に海苔の日が制定されたんです。
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海苔の日にイベントはあるの？
毎年の海苔の日には、
海苔に関する様々なイベントが
行われているんですよ。
楽しい海苔の日イベントを
いくつかご紹介します！
〇海苔の日チャリティーセール
広島市は平成20年から、
海苔のチャリティーセールを
開催しています。
海苔の日のPRや
広島の海苔業界の発展を目的に、
特別価格で
海苔を販売するんですよ。
さらに販売イベントだけでなく、
子供の海苔作り体験や
海苔の炭火焼きの実演コーナーなど
盛りだくさんなんです。
また、全収益を子供を対象にした
生活支援金として利用するなど、
心やさしいイベントでもあります。
〇園児のノリすき体験
名古屋では愛知海苔昭和会による、
幼稚園でのノリすき体験が
実施されています。
2013年の時点で、
すでに7回のイベントが
行われているんです！
このイベントは、
名古屋市内にある幼稚園の園児たちに
地元の海苔を
知ってもらおうと企画されました。
生海苔を使用して、
子供たちに
実際のノリすきを体験させるんです。
海苔の作り方の説明や
海苔の食べ比べも行われるので、
毎回子供たちは興味津々だそうですよ。
〇海苔の無料配布
もともとは
全国海苔貝類漁業協同組合連合会が、
海苔の日の街頭PRのために行いました。
最初は海苔の日の制定から間もない
1970(昭和45)年、
場所は西銀座や新宿・上野など。
海苔の情報を書いたパンフレット一緒に、
約10万枚もの海苔を配ったんです！
そして現在でも海苔の関連団体により、
全国のいろいろな都市で
海苔の無料配布が行われていますね。
ちなみに具体的な
イベントではありませんが…
2月3日～2月6日前後の1週間は、
毎年「海苔ウィーク」とされています。
2月3日の節分には、
海苔を使用した
恵方巻が食べられますよね。
この習慣とコラボして
節分～海苔の日を含む1週間は、
海苔のイベントや
販売が活発に行われるんです。
買い時ですよ！！
海苔の日にはおいしい海苔を
語呂合わせなどから
制定される記念日も多いですが、
海苔の日は遠い歴史をたどって
作られていたんですね。
日本の伝統的な食材ですから、
こんな由来ならぴったりですね。
海苔の日には海苔のイベントや、
販促活動がよく行われます。
ちょっとお高めの海苔でも、
いつもよりお安く
手に入れられるかもしれません。
海苔の日にぜひ、
おいしい海苔をたっぷり
味わってくださいね。