インフルエンザは命に関わることがあるってホント!?
冬になると猛威をふるう
インフルエンザ。
かかりたくはないですが、
とても身近な病気ですよね。
症状は辛いものの、
健康な大人であれば
1週間もすれば
ケロッと治るのが普通です。
そういう私も
タミフルを飲んだら
半日で熱が下がりました!
熱が下がっても
人にうつしてはいけませんから、
どこにも出かけられないのが
つまらないですね(笑)
ところがこの
インフルエンザが、
命に関わることもあるって
ご存知ですか?
一体どんなときに最悪の事態に
なってしまうのでしょうか?
今回はインフルエンザが
命に関わるケースについて
ご紹介します!
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インフルエンザ脳症
インフルエンザ脳症は、
体内の免疫システムが
インフルエンザウイルスによって
異常をきたしてしまう病気です。
免疫システムが
正常に働かないことによって
全身の状態が悪化すると、
最悪の場合
呼吸停止や多臓器不全により
命に関わることがあるんです。
ちなみにインフルエンザ脳症は
あっという間に重症化することでも
知られています。
けいれんや意識障害、
異常行動など、
インフルエンザ脳症の
初期症状と思われる症状が現れたら、
迷わずすぐに病院を受診しましょう!
肺炎
インフルエンザにかかると、
体力や免疫力が
低下することにより、
肺炎などの合併症を
起こす場合があります。
肺炎には2種類あり、
インフルエンザの発症と
ほぼ同時に進行するのが
インフルエンザ肺炎。
インフルエンザの症状が
少し落ち着いてきた頃に
症状が現れるのが
二次性細菌性肺炎です。
どちらも高熱や咳、痰、
呼吸困難などの症状が特徴で、
悪化すると命に関わることがあります。
特にお年寄りや体力のない子どもには
肺炎は大敵です。
熱や咳が長引く場合や、
一度治りかけてまた悪化する場合は
注意しなくてはいけませんね!
持病の悪化
心筋梗塞や狭心症、
心筋症などの心疾患の持病が、
インフルエンザによって
悪化することがあります。
最悪の場合は
心不全を起こす可能性が
あるそうですので、
心臓に持病がある人は
特に気をつけてください。
また、
命にかかわらないまでも
心臓以外の持病も、
インフルエンザによって
悪化することがあります。
たかがインフルエンザと
馬鹿にしてはいけません。
タミフルなどの
抗インフルエンザ薬を飲んでも
症状が良くならない場合は、
早めに病院に行くようにしましょうね!
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インフルエンザの予防を心がけよう
いかがでしたでしょうか。
毎年周りの誰かが感染する
インフルエンザですが、
実は怖い病気だったんですね…。
どうしたら
インフルエンザを悪化させずに
完治できるかは、
ハッキリとは分かっていませんが、
しいて言えば
早めの受診と治療、
そして安静にして
免疫力を上げることでしょう。
1番良いのは
そもそもインフルエンザに
かからないことです。
小さいお子さんや
お年寄りがいるご家庭では、
手洗いうがいやマスクの着用、
予防接種を心がけましょう。