インフルエンザは完治後にも再発するの!?
冬になると流行するインフルエンザ。
かかってしまうと
子供やお年寄りはもちろん、
大人でも辛いですよね。
熱が下がった後は、
こんなに辛い思いは
できればこの先数年はしたくない…。
いや、もう一生インフルエンザには
かかりたくない!
と思ったものです。
ですが、
やっと治ったと思ったのに
数日後にまた熱が出ることって
ありませんか?
これはインフルエンザの
再発なのでしょうか。
だとしたらなぜ
再発してしまったのでしょうか。
今回は完治後にインフルエンザが
再発するのかどうかについて、
調べてみました!
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インフルエンザの種類
ここで一つ豆知識。
一口にインフルエンザと言っても、
ウイルスの種類は1つではないんです。
ちなみにインフルエンザには、
大きく分けて
A型、B型、C型の
3つの種類があります。
A型は最もポピュラーな型。
感染力が強く、
高熱と全身の倦怠感が特徴です。
B型はA型ほど強いウイルスではなく、
熱もさほど上がりません。
ただし、下痢や嘔吐がひどく、
A型よりも症状が長引く傾向があります。
C型は
子供の間で流行する型で、
たいていの人は子供のうちに
かかっています。
他の型と違って
免疫は一生続くので、
あまり流行することはありません。
大人の間で流行することは
ほぼないと思っておいて良いでしょう。
と言うことは
冬になると猛威をふるう
インフルエンザは、
たいていの場合
A型かB型だということですね。
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インフルエンザは再発するのか
さて、いよいよ本題です。
インフルエンザは
再発するのかどうか…。
結論から言うと、
インフルエンザは再発します!
熱が下がって完治したと思ったら、
ぶり返すことがあるんです。
何ということでしょう。
感染力が強く、症状も辛い上に
再発するなんてあんまりですよね。
ちなみに
インフルエンザの熱がぶり返すことを、
ニ峰性(にほうせい)発熱と言います。
熱が下がって半日から1日後に
再び38度くらいの熱が出て、
その後2、3日続くのが特徴です。
でも、なぜ熱が
ぶり返してしまうのでしょうか。
ニ峰性発熱の原因として
挙げられる理由は2つあります。
インフルエンザB型
まず1つ目は、
インフルエンザB型に
かかった場合です。
はじめにご紹介したように、
B型は熱が上がりにくく
症状が長引く傾向があります。
人間は高熱を出すことによって
免疫力を高め、
体内のウイルスを退治することを
ご存知ですか?
でもB型は
あまり高熱が出ないのが
特徴でしたよね。
高熱が出ないために
免疫力も上がらず、
ウイルスを退治しきれないまま、
体内に残ってしまうんです。
そしてこの体内に残ったウイルスが
活動を始めることによって、
熱がぶり返すというわけです。
解熱剤の服用
もう一つは、
早めに解熱剤を飲んで
熱が上がらなかったケース。
この場合もウイルスを退治しきれず
体内に残ってしまうので、
熱がぶり返すことがあるんです。
ちなみにこれはB型に限らず、
A型でも同様です。
熱が早く下がったり、
高熱にならない場合は
再発しやすいんですね。
ちなみに免疫力が弱い
子供やお年寄りは、
特にぶり返しやすいので
注意しましょう!
熱が下がっても数日は安静に
いかがでしたでしょうか。
高熱が出ないと退治できず、
せっかく熱が下がっても
また暴れ出すなんて!
完治したと思っても、
ウイルスが体内に残っていて
再発することがありますから、
熱が下がっても数日間は
安静にするのがベストです。
それにしても
インフルエンザって
本当に恐ろしい…!
できれば
かからずに済むように、
手洗いうがいやマスクの着用を
心がけたいですね。