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お正月のお供えやお飾りはいつまで飾っておくの?

毎年お正月シーズンになると、
また1つ歳をとるのか…。
と、ちょっと悲しくなりますが、
年だけはみんな平等に
とるものだから仕方ない!
と、自分に言い聞かせています。

さて、年末最後の仕事と言えば、
お正月のお供え物
お飾りの準備ではないでしょうか。

ところでお供え物お飾り
いつまで飾っておくもの
ご存じですか?

今回はお正月のお供え物やお飾りについて
まとめてみました!

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お正月のお供え物やお飾りとは

日本には古くから
お正月歳神様をお迎えし、
今年1年の幸せを祈る信仰があります。

お供えお飾りも、
そのために準備するものなのです。

まずは代表的なお供えとお飾り
ご紹介します。

 

神饌(しんせん)


神様にお供えする飲み物や食べ物
神饌と呼びます。

もし神棚があるようでしたら
飲み物や食べ物をお供えしてください。

基本は米と塩と水ですが、
お正月や、お祝い事の際には
お酒お菓子旬のもの初物なども
お供えします。

悪くなってしまいますから
毎朝お供えし、夕方に下げて、
食べ物やお酒はその後家族で
いただきましょう。

神棚に手を伸ばして
お供えをくすねると
お母さんに怒られますので、
きちんと神棚から下げてから
いただきましょうね。

 

鏡餅


鏡餅歳神様が宿る依り代(よりしろ)です。

神様には上座に座ってもらいたいので、
鏡餅は床の間に飾るのがベストです。

床の間がなければ
好きな場所でかまいませんが、
見下ろしてしまう位置や、
テレビのすぐ横などの
落ち着かない場所は避けましょう。

鏡餅は1月11日に下げて鏡開きします。

歳神様が宿っているので
包丁で切ってはいけません。

木槌で叩くのが正式な
鏡開きの方法です。

木槌で叩かれて
お汁粉にして食べられちゃうなんて
歳神様も楽じゃありませんね!

 

門松


門松歳神様がやってくる際の
目印になりますので、
分かりやすいように
門前や玄関に飾ります。

お正月、1月7日まで松の内と言いますが、
これは門松の松から来ているの
ご存知でしたか?

歳神様が松の内、つまり家の中に
いらっしゃるという意味です。

だから1月7日まで
お正月なんですね。

そうは言っても
カレンダーの配列によっては
7日より前から仕事が始まりますが…。

神様が家の中にいらっしゃるのに
放ったらかしにして
仕事に行くなんて失礼ですよね!
松の内の期間中は、
毎年休みにしてほしいものです(笑)。

 

しめ縄


しめ縄結界を表すもので
魔除けの役割があり、
玄関の軒下や神棚に飾ります。

現在はマンション住まいの人も
多いですから、
しめ縄に飾りをつけた
しめ飾りをドアに飾るのが
一般的ですよね。

いずれにしても、
しめ縄やしめ飾りによって
清められた結界の内側
つまり家の中は
神聖な場所であるという印です。

余談ですが、お相撲さんが
腰に巻いているしめ縄も同様に、
土俵の中が神聖であることの
印なんでだそうです。

塩をまくのも
土俵を清めるためなんですね!

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お供えやお飾りはいつ飾るの?

お正月の準備は
神社などで(すす)払いという
厄祓いの意味を持つ大掃除が行われる、
12月13日から始めます。

ですのでこれ以降でしたら
いつでもいいのですが、
クリスマス前にお正月の準備は
ミーハーな現代の日本人には
ちょっと早すぎる気がしますよね!

 

となると26日以降が現実的ですが、
お供えやお飾り飾ってはいけない日
2日だけあります。

まずは12月29日
二重に苦しむ」を連想させるからです。

また、一夜飾りと言って、
一晩だけ飾るのは葬儀を連想させるため、
12月31日もNGです。

30日では少し遅い気もしますので、
27日か、28日あたりに準備するのが
ベストなのではないでしょうか!

 

お供えやお飾りはいつまで飾るの?

先にご紹介しましたが、
鏡餅1月11日鏡開きをするまで
飾っておきます。

それ以外の門松やしめ縄などは、
松の内の1月7日までです。

朝に七草粥を食べ、
その後お飾りを外します

七草粥を作って食べて、
さらにお飾りを外すなんて…。
朝から大忙しだと思いませんか?

やっぱり1月7日までは
仕事は休みにすべきですね!

 

お正月飾りは心を込めて処分しよう

外したお飾り
紙にくるんで保管しておき、
1月15日に神社で行われる
どんどん焼きと言う火祭りで
焼いてもらいます。

どんどん焼きの日以外でも
お焚き上げをしてくれますので、
都合が悪ければ他の日に
持って行っても大丈夫です。

神社に行かれなければ、
最悪ゴミとして捨てても大丈夫ですが、
歳神様をお迎えするために
用意したものですから、
塩で清めて他のゴミと別にするのが
良いと思いますよ。

綺麗なお飾りだと処分するのが
もったいなくなるかもしれませんが、
翌年はまた新たな気持ち
その年の歳神様をお迎えするので、
使い回しはいけません

今年の歳神様がスネてしまって
来てくれないかもしれませんよ(笑)!

 - 正月