ほくろの毛はなぜ生えるの？抜くと良くないってホント？
ほくろから生える
太くて頑丈な毛…
気になりますよね。
ほくろの毛は
抜くと良くないとか、
癌になるという噂も
耳にしますが、
なぜほくろに
毛が生えるのでしょうか。
そしてなぜ他の毛より
太いのでしょうか。
今回は気になる
ほくろの毛について
調べてみました！
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ほくろとは何か
そもそも、
ほくろとは何なのでしょうか。
ほくろには
母斑細胞母斑（ぼはんさいぼうぼはん）
という難しい医学名がついており、
なんと良性の腫瘍の一種なのです。
メラニン色素を含む細胞が変化し
密集することで、
黒い点になったり
ぷくっと盛り上がったりして、
ほくろになるというわけです。
特に身体に害があるものでは
ありませんが、
腫瘍と言われるとびっくりしますよね。
ただし、
ほくろのように見えても
悪性腫瘍である場合もありますので、
急に大きくなった、
色が均一でない、
いやに盛り上がっているなど、
他のほくろと違う様子であれば、
早めに皮膚科を
受診するようにしましょう。
なぜほくろに毛が生えるのか
ほくろは
メラニン色素を含む細胞が
集まって出来ていますので、
メラニンの生成がとても活発です。
メラニンが多く作られることで
毛穴が成長し、
他の場所よりも
毛が生えやすくなります。
また、メラニンの生成が活発なため、
他の毛よも色素が濃く、
太い毛が生えてくるのです。
さらに、ほくろのある場所は
細胞分列が活性化していますので、
他の場所に生える毛よりも
伸びるのが早いと
感じるかもしれません。
ほくろの毛は抜いてもいいのか
ほくろの毛を抜くと良くない。
ほくろの毛を抜くと癌になる。
などと耳にすることが多いですが、
実際はどうなのでしょうか。
結論から言うと、
ほくろの毛を抜くのは
あまり良いことではないようです。
ほくろは良性の腫瘍ですが、
毛を抜くなどの
刺激を与え続けることにより、
ほくろが悪性化してしまうという
見解もあるからです。
もちろん全てのほくろが
悪性化するというわけではありません。
毛を抜き続けても
悪性化しないことの方が
多いかもしれません。
しかし、ほくろは
デリケートな場所ですので
できる限り抜かないようにするのが
良いでしょう。
どうしても気になる場合は、
皮膚の表面に近いところで
こまめにハサミでカットするなど、
刺激を与えないように
処理してくださいね。
ちなみに、
ほくろから毛が生えていること自体は
何の問題もありません。
もしほくろが良性でなく
悪性の腫瘍だった場合は、
毛穴は壊れてしまいますので
毛は生えてきません。
毛が生えているということは
そのほくろは悪性腫瘍ではない
ということです。
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まとめ
ほくろに毛が生えていると
なんとなく格好悪い気が
してしまいますが、
中国などでは
ほくろの毛は幸運をもたらすという
ジンクスもあるようです。
むやみに抜かずに
大切に育てつつ、
人には気付かれないよう
ハサミでカットしては
いかがでしょうか。
とは言え、
顔など目立つところにある
ほくろから毛が生えていたら
気になりますよね。
皮膚科や美容外科で
ほくろ自体を除去することも
できますので、
どうしても気になる場合は、
一度相談してみても
良いかもしれません。