○○の秋の由来を調査!どんな種類がある?どうして秋なの?
秋になると
よくとりあげられるのが
○○の秋という言葉。
この○○には
さまざまな言葉があてられ、
秋は○○をし易いと言われたり、
活動を推奨されたりします。
それではこの○○の秋には
どんな種類があるのでしょうか?
そしてその由来は?
今回は○○の秋について
調べてみました!
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秋は何でもしやすい季節
まず前提として
おさえておきたいのが、
秋の気候のよさです。
夏から秋になると
気温が18度前後に下がり、
過ごしやすくなります。
同じく18度程度の気温になる
梅雨と比べると、
湿気が少ないので不快指数も低いです。
このため、
秋は物事に集中するのに
適した季節といえるのです。
また秋は日が落ちるのが早くなり
家で過ごす時間も増えます。
時間が長くとれると
1つのことに
じっくり取り組みやすいですよね。
いろいろな
○○の秋があるのには、
こういった
秋の環境も関係しているんですよ。
それでは
具体的な○○の秋を
見ていきたいと思います!
定番中の定番『読書の秋』
○○の秋と聞いて
1番に思い浮かべる人も
多いのではないでしょうか。
読書の秋の由来になったのは
古代中国の詩といわれています。
中国の文人である韓愈(かんゆ)は
“灯火親しむべし”
という詩を残しました。
これには
“秋の夜は明りを灯して本を読むのに最適だ”
という意味があります。
秋の涼しさと長い夜は、
確かにゆっくりと本を読むのに
ぴったりです。
この詩を夏目漱石が
小説・三四郎の中でとりあげたことにより
広く浸透したと考えられます。
な、なんで夏目漱石は
この詩を知っていたんでしょうか。
さすが文豪は違う…
ちなみに私は
読書の秋を口実にして
外出を減らしたりします(笑)
夏目漱石さまさまです!
インドア万歳!
読書と真逆?スポーツの秋
こちらもお馴染のスポーツの秋。
由来はオリンピックにありました。
気候や天気が良く
元々スポーツに適している秋。
それに加えて1964年に
東京オリンピックが開催されたことで、
日本中がスポーツに熱中し
大きく盛り上がりました。
1966年には
開会式の行われた10月10日を
記念日として制定し、
体育の日も生まれました。
ここから
秋にはスポーツ!というイメージが
浸透していったのです。
ところで前述の読書の秋と
スポーツの秋では対照的ですよね。
スポーツ関連の本を読めば
上手く間を取れるでしょうか…?
本能を刺激する『食欲の秋』
もうひとつ外せないのは
食欲の秋です。
こちらの由来にはなんと
人の本能も関係しているんですよ。
夏の暑い時季は
どうしても食欲が落ちます。
その状態から涼しい秋になると、
夏バテで弱った体を元に戻そうと
自然と食欲がわきます。
それに加え、動物と同じ様に
冬に向かって脂肪を蓄えようとする
本能も働きだすのです。
さらに秋は野菜や果物・魚などが
収穫時期や旬を迎え、
おいしい食べ物が
特に多い季節でもあります。
2つの本能が働く上に、
気持ち的にも食事が楽しみになる…
これはもう抗えませんね。
こういったところから
食欲の秋が定着したようです。
本能が指示してくるのでは仕方ありません、
食べましょう!
食べるしかないです!
…なんて言っていると
食欲の秋の後に待っているのは
ダイエットの冬かもしれません。
ちゃんと節度を持って
楽しまないといけませんね。
反省反省…。
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さまざまな秋を楽しみましょう
3つの○○の秋を
見ていただきましたが、
いかがでしたか?
ご紹介した他にも、
・芸術の秋
・行楽の秋
など、いろいろな秋が
まだまだたくさんあります。
秋は本当に
何をするにも適した季節です。
たくさんのことを経験したり、
何かを始める
いいきっかけにもなると思います。
自分にぴったりの
秋を見つけて
めいっぱい楽しんでくださいね!