まぐろの日の由来は?日本最古の和歌集に関連あり!
まぐろは好きですか?
日本に住む私たちは、
世界一「まぐろ」が好きな
民族だと言われています。
10月10日には色々な記念日がありますが
その1つが、まぐろの日です。
一般的に記念日は、
語呂合わせが多いイメージですが、
まぐろの日は
語呂合わせではなく、
知る人ぞ知る、
日本最古の和歌集に
記されている「ある歌」に
関連がありました。
では、見てみましょう!
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まぐろの日の由来は?
冒頭にも書きましたが、
まぐろの日は、
日本最古の和歌集「万葉集」に
記されているある和歌と
深い関連がありました。
今から、およそ1300年ほど前、
奈良時代の頃の話です。
山部赤人という歌人は
聖武天皇にご一緒し、
印南野(現在の兵庫県明石市)を
旅をしている最中、
旅先の、
まぐろ漁が盛んで栄えていることに感銘し、
「まぐろを獲って活気づいている様子」を
歌に残しました。
そして、1270年あまりの
月日が経った1996年。
日本鰹鮪漁業組合連合会が、
「まぐろの理解を深め、
もっとたくさんの方に
まぐろを食べてもらえるように」との
願いを込めて、
山部赤人がまぐろ漁の歌を詠んだとされる
10月10日を
「まぐろの日」と制定しました。
まぐろの日に、ちなんだイベントは?
前にも書きましたが、
まぐろの日の制定は、
旬の時期でも何でもなく、
一人の歌人が歌を詠んだ日となっています。
種類にもよりますが、
一般的に日本近海では、
4~5月頃と11~2月頃が
まぐろの旬になります。
つまり、
まぐろの日の10月10日は、
水揚げ量が落ち込む時期であり、
その日に合わせたイベントは、
ほとんどないに等しいです。
まぐろのイベントは、
やはり「まぐろの旬」が関連しており、
一般的に春や冬に行われることが多いようです。
鳥取県 皆生温泉 東光園
「東光園 まぐろ祭り」が毎年6月に
開催されます。
まぐろの解体ショーだけでなく、
太鼓や雅楽などもあり、
まずは食べて楽しみ、
さらに見たり聞いたりして楽しめる、
2つの楽しみ方があるイベントです。
和歌山県 那智勝浦町
勝浦漁港魚市場で、
毎年1月の最終週の土曜日に
「まぐろ祭り」が開催されます。
まぐろの販売、まぐろ料理など、
まぐろの水揚げが日本一の
勝浦港ならではの
まさに「まぐろづくし」のイベントです。
塩釜仲卸市場
毎年10月に開催されるのが
「さかなの祭典 どっと祭り」です。
東日本大震災の前は、
塩釜魚市場で開催されていたようですが、
建物の工事中のため、
現在は、塩釜仲卸市場で開催されています。
まぐろの解体ショーはもちろんのこと、
まぐろ料理やセリの体験など、
盛りだくさんです!
東京都渋谷区の広尾商店街
春と秋の年2回開催されるのが
「大マグロ祭り」です。
まぐろの販売の他、
商店街らしく模擬店あり、
サルサバンドありの
毎年大賑わいのイベントです。
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もっとまぐろが好きになるかも!?
まぐろの日に開催される
イベントはなかったですが、
全国ではまぐろのイベントが
たくさんありましたね!
まぐろ好きの皆さん、
ぜひ現地へ行って
「絶品まぐろ」を堪能してみてください!
もっとまぐろが、
好きになるかもしれませんよ。