食べなきゃ損!栗は妊婦にとって最良の栄養源!!
栗と言えば、
秋の味覚の代表ですね。
栗と言っても、
日本栗をはじめ、
中国栗に代表される
小ぶりの天津甘栗など
様々な種類がありますが、
食べだすと止まらなく
なることもしばしばあります。(笑)
料理に入っている分には、
問題になるほど
食べ過ぎる心配は少ないのですが、
妊婦の皆さんにとって、
おやつというのは
一番厄介な存在なんです。
欲望の赴くままに食べていると、
体重が増えすぎてしまい、
検診の時に指摘されることになります。
また、妊娠中毒症などの
リスクも高まります。
栗、食べたいけど、
カロリー高そうだから、
食べないほうがいいかな?なんて
ため息をついているそこの妊婦さん!
栗には、
妊婦の皆さんに必要な栄養素が
たくさんあるのです。
これは食べない手はありませんよ!
栗のカロリーは?
そして栗の栄養は?
見てみましょう!
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栗のカロリーは?
いきなりですが、
質問です。
栗は、何の仲間か知っていますか?
私は、あの食感から
ずっと「芋」の仲間だと思っていました。(笑)
正解は「芋」ではなく、
「ナッツ」の仲間です。
アーモンドやカシューナッツ、
くるみなどと同じですね。
一般的にナッツの仲間は、
高カロリーなものが多いです。
アーモンドでは14粒、
カシューナッツでは10粒、
クルミは2かけで1個分となりますので、
4個で約100kcalになります。
では、栗はどうでしょうか?
栗の場合は、
大きさがまちまちなのですが、
日本栗は、
1個あたり約25~35kcal
天津甘栗は
1個あたり約11~20kcalです。
一般的に
妊婦の皆さんのおやつとしての
1日の摂取カロリーは
100kcal~200kcalと言われていますので、
栗の場合は、
日本栗なら5粒程度で、
天津甘栗なら10粒程度で、
約200kcalということになりますね。
クルミと同じくらいの
カロリーがありますので、
食べ過ぎには注意が必要ですね。
ちなみに、
栗を使用したお菓子も
栗きんとん、渋皮煮、モンブランなど
いろいろなものがありますが、
砂糖はもちろんのこと、
お菓子によっては、
油脂もふんだんに使っているものもあり、
カロリーが大幅に上がってしまいます。
たまになら、
良いかもしれませんが、
体重増加の原因にもなりますので、
食べるなら、
日本栗のゆでたもの、
または天津甘栗をお勧めします。
栗の栄養は?
冒頭で、
栗には妊婦の皆さんに
必要な栄養がたくさんあると書きましたが、
では、
実際にどんな栄養があるのか、
じっくりと見てみましょう。
なぜ、栗は妊婦の皆さんに良いのか?
ということですが・・・。
1つ目は、
「葉酸」を多く含むことです。
葉酸は、今や母子手帳にも載っていますし、
妊娠したら医師から
「葉酸を多く摂るように」と
指示をされることもあり、
知っている人も
多いのではないかと思いますが、
葉酸が、
何故妊娠中に多く摂らなければならないか
知っていますか?
葉酸を摂ることによって
得る効果はたくさんあるのですが、
一番重要なのは、
正しい細胞を作る物質だということです。
妊娠初期は、一番細胞分裂が
盛んな時期でもあります。
不足すると、正しい細胞が
作られなくなるので、
先天性の障害を持った子が
生まれる可能性が高まるのです。
妊娠を希望している人は、
妊娠前から葉酸を
多く摂ることをお勧めします。
なぜなら、
赤ちゃんの成長が一番著しい時期は、
妊娠が発覚して、
産婦人科に行く前だからです。
だからと言って、
妊娠初期を過ぎれば、
葉酸を摂る必要がない
というわけではありませんよ。
妊娠後期に入ると、
貧血に悩まされる人も少なくありません。
難しいことは書きませんが、
貧血予防のために、
鉄分が豊富な食材を食べる人は
多いと思います。
でも、実際に赤血球を作るには、
鉄分だけではなく、
葉酸やビタミン12も必要だからです。
2つ目は、
「食物繊維」が多いことです。
妊娠中は、大きくなった子宮で
腸が圧迫され便秘になりやすいため、
一般的に食物繊維が多く、
腹持ちがいいとされる
さつまいもを、
おやつに食べる人は少なくないでしょう。
でも栗には
さつまいも以上の食物繊維が
含まれているのです。
妊婦の皆さんに是非摂ってもらいたい
2つの栄養素を
ピックアップしましたが、
栗は他にも、
ビタミン、ミネラル、亜鉛、
むくみを取る作用のあるカリウム、
タンパク質、炭水化物、
渋皮には
タンニンというポリフェノールが含まれ、
大変、栄養豊富な食品です。
しかしタンニンは、鉄の吸収を妨げる効果が
あるので、貧血の時は
ほどほどにしてくださいね。
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栗を食べて元気な赤ちゃんを!
妊婦の皆さんが食べるという
視点で栗のことを書いてきましたが、
小さな栗には、
想像をはるかに超えた栄養が
ぎっしりと詰まっていて
驚いた人もいるのではないでしょうか?
ぜひ栗を食べて、
元気な赤ちゃんを産んでくださいね。