さんまにはどんな栄養があるの?その効能とは?
秋の魚と言えばさんま。
丸々太った獲れたてのさんまが
店頭に並ぶと、
秋の訪れを感じますね。
お値段も手頃で
煮てよし、焼いてよし、
生で食べてもよし、と
身近な存在のさんまですが、
さんまにはどんな栄養があるか
ご存知ですか?
実はさんまには
体に嬉しい栄養が
たっぷり含まれているんです!
今回はさんまに含まれる栄養と、
その効能についてご紹介します。
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さんまってどんな魚?
さんまは夏から秋にかけて
北の海から南下してくる回遊魚で、
生さんまの旬は9月から10月の
およそ2ヶ月ほどです。
さんまの旬は
実はとても短いのです。
この時期のさんまは、
塩焼きはもちろん
お刺身でいただくのも最高です!
それ以降は脂が落ちて
痩せてしまうため、
時期をはずれて獲れたさんまは
干物などの加工用に使われることが
多いようです。
しかし、冷凍技術の発達などにより、
一年中手に入りやすいのも
さんまの魅力のひとつですよね。
さんまに含まれる栄養とは?
さんまには
不飽和脂肪酸 (オメガ脂肪酸)という
凝固しにくい脂肪酸である、
EPA(エイコサペンタエン酸)や
DHA(ドコサヘキサエン酸)が
多く含まれています。
EPAはコレステロール低下させ、
血液をサラサラにする効果があり、
DHAは脳の働きを良くしたり、
脳の老化を防ぐ働きがあると
言われています。
また、その他にもさんまは
皮膚や眼に良いビタミンA、
カルシウムの吸収を促進する
ビタミンD、
老化を防ぐビタミンEや
貧血予防に良い
ビタミンB12などが豊富で、
どれをとっても体に良い栄養が
たくさん含まれている魚だと言えます。
さんまの効能
それでは、
さんまを食べると
具体的にどんな効能があるのでしょうか。
血液をサラサラにする
EPAの働きにより血液をサラサラにし、
動脈硬化や脳血栓、
心筋梗塞などを防ぎます。
脳を活性化する
DHAの働きにより
脳の働きを良くし、
ボケ防止や記憶力低下を防ぎます。
眼精疲労に効く
ビタミンAが眼や皮膚の粘膜を強くし、
眼精疲労を回復します。
免疫力を高め、美肌にも効果があります。
丈夫な骨を作る
カルシウムやビタミンDが
丈夫な骨を作ります。
また、脳や神経の働きを良くし、
イライラを防ぎます。
貧血予防
ビタミンB12が赤血球の合成を助け、
貧血を予防します。
その他にもさんまに含まれる
鉄分がコラーゲンの吸収を促したり、
ビタミンB2が細胞を活性化させたりと、
健康だけでなく、美容にも効果があると
言われています。
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大根おろしを添える理由
さんまに大根おろし、
さらにかぼすを添えたら
もう最高ですが、
さんまに大根おろしを添えると良い
理由があるのをご存知でしょうか。
脂の乗ったさんまを
サッパリいただけるのはもちろんですが、
大根おろしには
さんまを焼いた際の焦げに含まれる
発がん性物質を分解する働きがあると
言われています。
また、さんまに含まれる脂肪酸が、
空気中の酸素に触れることにより
酸化してしまい、
発がん性リスクが高いとされる
活性酸素を生みますが、
大根おろしにはこの脂肪酸の
酸化を防ぐ働きがあるのです。
美味しいだけではなく、
体に良い理由もあるとは
驚きですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
これだけ栄養が豊富ですので
ぜひ積極的に取り入れたいさんまですが、
毎回塩焼きでは飽きてしまいますよね。
そんなときには
パスタやパン粉焼きなど、
洋風のアレンジを加えてみるのが
おすすめです!