中秋の名月の由来は何?子どもにもわかりやすく解説!
中秋の名月まで、もうすぐですね。
お天気をチェックして、
お供え物の準備をして、
今年も中秋の名月を
楽しむ準備はできていますか?
でも、中秋の名月って
なんとなくは知っているけど、
いざ説明するとなると
なかなかできなくないですか?
ましてや子どもになんて…
そこで、今回は中秋の名月について
子どもにもわかりやすく
解説していきます。
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名のとおり説明を
まずは読み方ですが、
ちゅうしゅうのめいげつ
と読むんです。
なんか読みにくいですよね。
本来は、旧暦の8月15日が
中秋の名月とされています。
現行歴では、
9月10月頃にあたり、
毎年、中秋の名月と
言われる日は異なります。
ですが、
難しいことたくさん言っても
子どもには全く分かりません。
そのため、
四季の変化があることと、
月に1度か2度、
お月様が綺麗に見える日があることを
一番に、教えてあげましょう。
そのうえで、文字通り
中秋の名月 = 秋の真ん中の満月
の日であることを伝えてください。
さらに、
子どもたちにしてみれば
旧暦だの、現行歴だの言われても
さっぱりわからないはずです。
昔と今は日にちの数え方が違っていて、
昔でいう8月15日が
中秋の名月であるということも
加えて教えてあげると、
いいかもしれませんね。
特別扱いされる理由は?
子どもは小さなことにも
多くの疑問を持ちます。
きっと
「なぜ、この日の満月だけが特別なの?」
と聞いてくる子もいるでしょう。
そんなとき、
どう答えてあげるべきなのか?
中秋の名月は
芋名月とも言われています。
夏の作物の収穫が終わり、
稲刈りをするまでの手の空く時期に
稲の豊作を祈るお祭りを行ったことが
始まりとされています。
昔は稲を植え、食べる習慣がなく
芋類を植え、育てていたので
その芋類の収穫祭とされていました。
ですが、
これもまた、
少し難しい話です。
いつも食べている
お米などの作物の収穫が、
一番多くなる時期なので
「たくさん取れますように!」
と祈りを込めて、
お月見をすることを教えてあげましょう。
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忘れてはいけない!お供え物!
同時に、お供え物を準備することも
大切になってきます。
お月見団子に、すすき、
お酒や里芋、枝豆、栗などを飾り
月の下にお供えするのです。
月は、遠い昔から
農作の守護神(神様)として
世界的に崇められてきました。
そんな神様に
今年も美味しいお米や作物が
たくさん取れますように!
美味しいものを
たくさん食べられますように!
という願いを込めて
お供え物をすることを、
教えてあげましょう。
子ども心ながらに
願いと、感謝の気持ちをもって
楽しんでくれるはずです。
実は、もう一説あるらしい?!
調べてみると実はもう一つ、
由来となった説があります。
それは、
中国からの渡来説です。
中国では、かなり古くから
月を見ることを行事として
行っていたそうです。
それを、遣唐使が伝えたとされており、
平安時代には
高級貴族達だけの風習だったようです。
そして
江戸時代から一般庶民にも広まり
今のお月見という
行事となっていったのだとか。
なので、
お隣の国、中国からやってきたものが
日本でも行われていると
教えてあげるのも
いいかもしれませんね。
実は知らなかった。
大人目線でも
解説をしていきましたが
いかがだったでしょうか?
実はきちんとした由来を知らず
秋が近づくたびに
中秋の名月ですね~
なんて過ごしていた方も
きっと多いはずです!
これを機に
伝統文化に親しみを持ち、
世代を超えて
いつまでも大切な行事を
伝えていけるといいですね。