卵の黄身と白身の違いとは?卵は栄養満点の完全栄養食だった!
ゆで卵や卵焼きなど
さまざまな使い道がある
「卵」ですね☆
ほとんどの家庭にあるほど
常備食材として
親しまれています♪
卵は値段も安く
栄養面でも◎ですが、
ふと卵の黄身と白身の違いって
何なのかな…
と疑問に思うことは
ありませんか?
そこで今回は、
『卵の黄身と白身の違いとは?』
について調べてみました!
Sponsored Link
目次
卵の黄身と白身の違いとは?
さっそくですが、
卵の黄身と白身には
どのような違いがあるのか
見ていきましょう♪
「栄養の肝」となるのは卵の黄身!
卵の黄身と白身の大きな違いは
栄養成分の大部分が
「卵の黄身」に
含まれているということ★
まさに黄身が
卵全体の栄養の要といえますね☆
「アミノ酸」や「ビタミン」が豊富
卵の黄身は、
お菓子の生地作りに使われたり
マヨネーズの材料に
使われていますよね!
卵の中で占める割合は
少ないですが、
卵の黄身は栄養満点★
そんな卵の黄身には
体に必要な
「必須アミノ酸」が
すべて含まれています♪
また、
エネルギーの代謝を
よくしてくれる効果も
あるんです!
疲労回復を助けてくれる
「ビタミンB群」や
美肌を作ってくれる
「ビタミンA」。
免疫力を高めてくれる
「ビタミンD」など
たくさんのビタミン群が
含まれていますよ★
「脳の健康」を保つ効果も!
卵の黄身に含まれている
「コリン」は、
記憶力や認知症など
脳の健康を保ってくれる
優れた物質です!
しかし、
昔からあまりお年寄りは
卵を食べすぎるのは良くない!
といわれていましたよね。
ですが、
認知症を予防するためや
脳の活力をアップさせる
効果のある卵は、
むしろ積極的に摂取するのが
おすすめですよ☆
卵の白身には栄養は含まれていないの!?
ほぼ大半の栄養成分が
卵の黄身に集中していますが、
白身にもきちんと栄養は
含まれています♪
「カリウム」は黄身よりも◎!
卵の白身には
「カリウム」という成分が
黄身よりもたくさん
入っています★
カリウムは
摂取しすぎてしまった
ナトリウム(塩分)の排出を
助けてくれる
大切な成分ですよ!
卵の白身は「低カロリー」
卵の黄身と卵の白身を比べてみると、
卵の白身の方が
低カロリーなんです★
どれくらい低カロリーなのか、
文部科学省が発表している
「食品成分データベース」を
見てみましょう!
生卵の可食部100グラムあたりの
カロリーを見てみると、
卵の黄身は387カロリーなのに対し
白身はたったの47カロリー☆
こんなにカロリーが違うとは、
白身の方が断然ヘルシーなのが
分かりますよね!!
ダイエットに
卵が最適と言われるのは、
やはり白身のカロリーが低いことが
影響しているのかも
しれませんね♪
「質の良いタンパク質」が豊富
そして、
質の良いタンパク質が
含まれているのも、
卵の白身の方が多いですよ!
これはやはり、
卵全体で白身が占める割合が
約3分の2と
質量が多いことから、
必然的に白身の方が
多くなるんですね。
卵の白身は「免疫力」を保つ
卵の白身には
「セレン」という物質が
含まれています!
このセレンは
悪玉コレステロールの酸化を
防いだり、
免疫力を保つ働きがあるため
健康な身体を維持するのに
役立つ物質ですよ♪
Sponsored Link
卵は「完全栄養食」だった!
卵は古くから親しまれている食材で
昔から「完全栄養食」と
言われています!
今回調べてみても分かるように
卵の黄身と白身は
それぞれ栄養満点でしたね★
では、実際のところ
卵1個を食べたら
どれくらいの栄養素を
摂取できるのでしょうか?
卵が摂取できる栄養素は?
Lサイズの卵(60グラム)では、
・ビタミンE…0.6ミリグラム(約9%)
・ビタミンA…90μg(10%)
・葉酸…26μg(約11%)
・たんぱく質…7.4グラム(約12%)
・鉄…1.1ミリグラム(約15%)
・ビタミンD…1.1μg(20%)
・ビタミンB12…0.5μg(約21%)
・ビオチン…15.2μg(約30%)
というように、
一日に必要な栄養素のうち
約9%〜約30%ほど
補ってくれます☆
これ以外にも、
カルシウムやカリウム、
ビタミンB群などの
ミネラル類も
バランスよく含まれているため
まさに完全栄養食ですね!
ダイエットに向いてるのは「卵の白身」?
健康食材の卵。
ダイエットをしたいときには
カロリーの低い白身を
食べれば良い!
と思うかもしれませんが、
これはNO!!
白身だけを食事に取り入れるのは、
あまりに偏りすぎてしまいます。
また、
卵を丸ごと1個食べたとしても
可食部100グラムあたり
約151カロリーしかないため、
とてもヘルシーな食材といえます☆
そのため、
「ダイエットしたいから
白身だけ食べよう!」というよりは、
黄身と白身の両方を
きちんと摂取するとGOODですよ♪
卵は1日1個しか食べちゃダメなの?
栄養満点の卵!
せっかくなら何個も食べたいですが、
「卵は1日1個しか食べちゃダメ!」
と一度は聞いたことが
あるのではないでしょうか?
これは、
コレステロールの摂り過ぎが
問題視されたためです。
しかし、最近では
食品から摂取したコレステロールは
気にしなくて良いと
言われています★
卵などから摂取した
コレステロールのうち、
吸収されるのは
実はごくわずか。
身体の中で作られている
コレステロールの
3分の1〜7分の1程度なんだとか!!
また、
食事で摂取する量が少ないときは
自然と人の身体の中で
多く作られるようになり、
常に一定量が保たれるように
なっています☆
そのため、
食事からの影響は
とても少ないんですね♪
ただし、
ひとつだけ注意点があります。
それは、高血圧や高脂血症など
持病がある場合。
健康な人は
むやみに制限することはありませんが、
医師から高コレステロール血症と
いわれている人や
親が高コレステロール血症の人は、
注意が必要ですよ!!
Sponsored Link
嫌われ者!「カラザ」も栄養満点!
卵を割ってみると
白いスジのようなものが
入っていますよね?
これは「カラザ」と呼ばれていて
卵を使うときには
取っている人も
多いのではないでしょうか?
実は筆者もその1人。
ついつい
取ってしまっていましたが、
このカラザには
栄養がたっぷり含まれていたんです★
卵の黄身を
卵の中心に固定する役割を
果たしているカラザ。
このカラザは白身の一部で、
カラザの中には
ビタミンB群やミネラル、
シアル酸が入っています!
シアル酸は、
ウイルスや細菌の感染を防ぐなど
免疫力を高めてくれる働きを持った
栄養成分のこと☆
インフルエンザなどの
予防にも効果てきめんと言われる
成分のため、
できるだけカラザも捨てずに
使うのがベストですね♪
卵は捨てるところがゼロ!
このように、卵は黄身や白身、
捨てられがちなカラザでさえ
かなり有効な成分が
含まれていることが分かります!
できることなら
無駄にしないで
使ってしまいたいですよね★
食事にはもちろんですが、
白身ならお菓子のメレンゲに、
黄身なら
カスタードクリームにするなど
スイーツにも
使い道はたくさんあります!
こんなに栄養満点なら、
いろいろな料理に
活用したいですね☆
卵の黄身と白身の違いとは?卵は栄養満点の完全栄養食だった! まとめ
『卵の黄身と白身の違いとは?
卵は栄養満点の完全栄養食だった!』
について調べましたが、
いかがでしたか?
卵の黄身と白身の大きな違いは
栄養成分の大部分が
「卵の黄身」に
含まれているといいます!
黄身には「アミノ酸」や
「ビタミン」が豊富なほか、
「脳の健康」を保つ効果も
黄身にはあるということが
分かりました!
また、白身には
「カリウム」が
たくさん含まれているほか、
免疫力を保つ
「セレン」という物質が
含まれていることが分かりました!
黄身も白身もどちらも栄養素が
豊富な「卵」。
ぜひ日々の食事に
積極的に摂り入れていきたいですね♪