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うなぎは夏バテに効果ないってホント?その理由を徹底深掘り!

暑い日が続くと
体もだるくなり
食欲は落ちてしまい
夏バテになってしまう人も
多いのではないでしょうか?

そんな夏バテ対策の食材といえば
「うなぎ」ですね☆

土用の丑の日には
うなぎを食べて
夏バテを防止しよう!
なんて声も聞かれるほど
欠かせない食材となっています♪

しかし、
本当にうなぎは
夏バテに効果があるのか
気になりますよね…

実際、
「効果はないんじゃないか!?」
という声が
聞かれることも(汗)

そこで今回は
『うなぎは夏バテに
効果ないってホント!?』

について調べてみました!

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うなぎは夏バテに効果あるの?それともないの?

さっそくうなぎが
夏バテに効果があるのか?
それともないのか?
見ていきましょう!

 

うなぎは夏バテに効果「ある」の?

そもそも
うなぎが夏バテに良いと
いわれている理由は、
その“栄養素”にあるといいます★

 

夏バテに効果的な栄養素の

・ビタミンA、B1、B2、E、D

・血液をサラサラにしてくれる
ミネラル
(カルシウム、鉄分、亜鉛)

・脂質(DHA、EPA)

・コラーゲン

というものが
うなぎには含まれています☆

 

なにかとエネルギーが
消費されがちな夏場。

そんな夏に欠かせないのは
ビタミンB群です。

このビタミンB群の一つである
「ナイアシン」という成分は
夏バテ防止効果が抜群ですよ☆

たんぱく質や脂質、
糖質などを分解して
効率よくエネルギーへと
変換してくれる
働きがある栄養素です!

 

そして、夏場は汗をかくと
ビタミンB1が不足してしまいますが
このビタミンB1も
うなぎはしっかりと含んでいます♪

また、うなぎは
めまいや疲れ、
視力や体力の回復、
手足の痺れなど
その効果は幅広くさまざまですよ!

まさに万能の食材ですね★

ちなみに、
うなぎといえば
山椒をかけて食べますよね!

この山椒も夏バテに
実は良い効果を
発揮してくれるんです☆

山椒は
胃腸の働きを助けてくれるほか
抗菌作用もあるため
夏バテであまり食べ物が
食べられないときには
いいですよ。

 

うなぎが夏バテに効果「ない」と言われるのはなぜ?

うなぎは夏バテに効果的だというのを
栄養素の面から紹介しましたが、
そのような意見がある一方で
「うなぎは夏バテに効果がない」
という意見もあります!

実際うなぎには
疲労回復効果が認められたという
研究結果はありません。

医学的に見たときに、
「うなぎを食べただけで
夏バテを解消した!」
というデータはないため
専門家や医師の中には
夏バテに効果がないとみている人も
いるんですね。

では、なぜ
うなぎが夏バテに効果があると
いわれてきたのか
不思議ですよね…

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夏バテ=うなぎになった理由とは?

夏バテ=うなぎになった
そもそもの理由は
栄養価が高いからというわけでは
なかったんです!

「夏バテ=うなぎ」となった
理由を2つ見ていきましょう☆

 

理由1:うなぎ屋さんのPR戦略

1つ目の理由は
うなぎ屋さんのPR戦略だということ。

本来は、
うなぎの旬は夏ではなくて冬。

江戸時代のころ、
うなぎ屋さんは
なんとかして冬だけでなく
夏もうなぎを売りたい
考えました。

そこで、
「丑の日は
“う”から始まる食べ物を
食べると良い」ということに
こじつけることを
思いつきます(笑)

そして、
「夏の土曜の丑の日には
うなぎを食べよう★」という
宣伝文句が
作られたというわけです!

今ではうなぎが夏バテにいいと
広がっていることを考えると、
まさにうなぎ屋さんの
PR戦略勝ち
いった感じですね☆

 

理由2:戦後の食糧不足

2つ目の理由は
戦後すぐに
食料が不足していた
昔の名残
だと考えられています。

エネルギー不足による
疲労が深刻化していた時代。

そこにビタミンB1や
ビタミンAなどの栄養素が
豊富に含まれているうなぎは、
栄養不足を解消するのに良い
されていました☆

 

また、脂質が多く含まれていて
高エネルギーのうなぎは、
疲労回復につながり
重宝されていました!

そのため、
夏バテなど
体調を崩しやすいときには
うなぎがベストだといつの間にか
広がっていったんですね♪

しかしながら、
現代の日本は食に困ることはなく
むしろカロリーの摂りすぎ
問題視される時代。

そんなときに
うなぎを食べすぎると
胃の負担が大きくなってしまい
余計に疲れてしまいますよ(汗)

 

要注意!うなぎは毎日食べるのはNG!

うなぎは高級なイメージが
ありましたが、
最近はスーパーなどでも
比較的安価なうなぎ
売られています★

そのため、
昔よりも食べやすくなりましたが
毎日うなぎを食べるのは
絶対NG!

うなぎには
ビタミンAが含まれていますが、
1日の必要量の2.5倍
含まれているんです!!

そのため、
過剰摂取してしまうと
腹痛や吐き気、
頭痛などを引き起こす可能性が
ありますよ。

 

夏バテも変化している!?

ついつい冷たい飲み物や
食べ物をとりたくなる夏!

ですが、近年は昔と違い
ひどい猛暑のため、
実際は暑い外で過ごさずに
エアコンが効いた屋内で過ごす方が
多いのではないでしょうか?

身体が冷えることを
胃は嫌います。

そもそも、
冷たい飲み物や食べ物は
胃に負担をかけてしまうんだとか…

 

体を冷やすために
食べたり飲んだりしても
エアコンが効いた
冷えた部屋にいると、
体温は上がらずに
消化も進まなくなってしまいます。

そうなると、結果的には
食欲がわかなくなってしまう
というのが
“現代の夏バテ”というわけです!!

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“現代の夏バテ”におすすめの食材はコレ♪

では、
現代の夏バテには
どのようなものが
いいのでしょうか?

 

甘酒

江戸時代から
うなぎのほかに
夏バテに効く
よくとられていたものには
「甘酒」があります!

最近は「甘酒ブーム」がきていて
いろいろなところで
見かけますよね☆

栄養満点の甘酒は、
飲む点滴とも呼ばれ
特に女性から
人気となっています♪

実は「甘酒」という言葉は
俳句の世界では
夏の季語とされています!

昔は天秤棒を担いで
甘酒を売り歩いていましたが、
そんな甘酒屋は
夏の風物詩として
扱われていました。

甘酒には
食欲不振や疲労回復、
関節痛や産後の回復まで
幅広く効果が
期待されています★

体を温める作用がある甘酒は、
江戸時代の人たちに好んで
飲まれていました!

 

甘酒を飲んで身体を温め、
汗をかいた後に
汗が引くまで川辺で
遊んでいたんだとか☆

体の中にある熱を
胃から冷やさずに
汗をかくこと
夏バテを乗り切って
いたのでしょう!

もちろん熱々でなくても
夏に栄養補給として
向いている飲み物
といえますね♪

 

冷やし中華

次に紹介するのは
「冷やし中華」です!

冷やし中華も
夏の食べ物ですが、
「クエン酸」や「酢酸」など
疲労回復にバッチリ
酸味のある食材が
含まれていますよ★

冷やし中華のタレには
酢が使われていて、
具に使っているトマトにも
クエン酸が豊富なんだとか!

また、具材として使われている
キュウリに水分が豊富なため
熱中症のリスクを
下げることができます!

そして、
鶏肉には
良質なたんぱく質が多いため
夏バテで眠りづらいのを
サポートしてくれますよ☆

 

おすすめの食べ方は、
冷やし中華に「レモン」
加えるというもの♪

疲労回復効果が高まって、
より深い睡眠へと
繋がりますよ★

 

うなぎは夏バテに効果ないってホント?その理由を徹底調査! まとめ

『うなぎは夏バテに
効果ないってホント?』

について調べましたが、
いかがでしたか?

そもそも
うなぎが夏バテに良いと
いわれている理由は、
その“栄養素”にあるといいます★

 

夏バテに効果的栄養素の

・ビタミンA、B1、B2、E、D

・血液をサラサラにしてくれる
ミネラル
(カルシウム、鉄分、亜鉛)

・脂質(DHA、EPA)

・コラーゲン

というものが
うなぎには含まれているため
効果があると言われていたんですね☆

 

しかし、
そのような意見がある一方で
「うなぎは夏バテに効果がない」
という意見もあります!

実際うなぎには
疲労回復効果が認められたという
研究結果はありません。

医学的に見たときに、
「うなぎを食べただけで
夏バテを解消した!」
というデータはないため
専門家や医師の中には
夏バテに効果がないとみている人も
いるんです。

実際のところ
はっきりしたことは
わかりませんが、
栄養バランスの良い食事を
バランスよく摂るのが
夏バテ解消への近道かもしれませんね!

 - 季節_夏, 豆知識