桜の花見で花粉症になることはあるの?桜花粉症っていったい何?
春といえば
「お花見」ですよね☆
ポカポカ暖かくなった中で
桜の花を見るのは
なんとも風情を感じます♪
しかし、
春になると
「花粉症」に悩まされる人も
多くいるのではないでしょうか?
春といえば
花粉症の季節…と
嫌な気持ちになる人も
いると思います(泣)
ここで気になるのが、
桜というのは
花粉は飛んでいるのか?
ということ。
桜の花見をしているときに
花粉症のような症状が出ている場合、
果たしてこれは
桜の花粉が原因なのか
不明なところです…
そこで今回は、
桜の花見で
花粉症になることはあるのか?
について調べてみました!
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目次
桜の花見で花粉症になることはあるの?
さっそく桜の花見で
花粉症になることはあるのか
見ていきましょう!
答えからいうと
「桜花粉症」というものは
実際に存在しています★
桜花粉症は
「桜アレルギー」とも
呼ばれているんです!
花粉症にはたくさん種類があった!
桜花粉症だけでなく、
花粉症の代表格「スギ花粉」や
「ヒノキ花粉」などのように
花粉症の種類はとても多いんです☆
花粉症の種類には
「ヨモギ」「イネ」「シラカバ」
をはじめ、
「タンポポ」や「バラ」もなど
があります!
私たちの
身近な花たちも
含まれているんですね!(驚)
「スギ」や「ヒノキ」は
だいたい2月ごろから
飛散が始まります。
そして、長いと
ゴールデンウィークが明けた
5月ごろまで飛び続けています。
一方、「イネ」は
10月ごろまで飛んでいます。
これだけ花粉症の原因があると
春だけでなく
ほぼ一年中花粉症の症状が
出ている人もいるということに
なってしまいますね(泣)
桜花粉症を発症する可能性は極めて低い!?
これだけ多くの
花粉症の種類があると
「桜花粉症」とは
あまり聞くことはないですよね!
実際、
桜花粉症は存在しますが
発症する可能性は
極めて低いんです♪
その理由とは
「風媒花」と「虫媒花」が
関係しているといいます★
「風媒花」とは?
「風媒花」とは
風によって
花粉を運んで受粉する植物。
そのため、
人の目や鼻へと
花粉が入りやすくなるんです。
花粉症の代表格の
スギやヒノキは
「風媒花」に分類されます☆
「虫媒花」とは?
一方、「虫媒花」とは
風によって受粉するのではなく
虫の体にくっつけて受粉する植物。
虫媒花の花粉は「風媒花」とは違い
ベタベタと重みがあるため
虫の体にも花粉がつきやすく
なっているんです♪
桜は風媒花?虫媒花?
では、桜の木は
どちらなのでしょうか?
「桜花粉症」を発症する桜の木は
「虫媒花」に分類されます★
そのため、
虫に近付いたり花を触らない限りは
花粉症になる可能性は低くなる
というわけです☆
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「桜花粉症」の対策方法を紹介!
先ほど書いたように
桜花粉症を発症する可能性というのは
きわめて低いといえますが、
それでもやはり万全の対策をとって
花見に挑むのが一番安心できますね♪(笑)
花見のときに
桜の花びらを直接手で触れないのは
対策をする上で基礎中の基礎ですが、
もしも触ってしまったときには
どうすればいいのでしょうか?
すぐに手を洗おう
花びらを触ってしまったときには
ウェットティッシュなどで
きれいに拭き取るか
すぐに手を洗うことが大切です☆
それだけじゃ安心できない!
という人は
マスクをしておくと
予防へと繋がりますよ♪
それでも桜を見ていると花粉がひどくなる!
しかし、
いくら滅多に桜花粉症にはならない
と言われても
桜の時期に毎年花粉がひどくなる!
という人も
いるのではないでしょうか?
もちろん
桜が虫媒花だからといって
100%花粉症にならないわけでは
ありません!
花見をしたときに
桜の花びらに触れてしまうことも
あると思いますが、
その手で目や鼻をこすると
発症する可能性は高くなります(泣)
ですが、
桜の時期に
ただ花見をしているだけで
花粉症がひどくなるということは
実際は少ないといいます!
その花粉症、もしかしたらほかの花粉症かも!?
もし花見をしていて花粉症が
ひどくなってツライ場合は、
「スギ花粉症」か「ヒノキ花粉症」
かもしれません!
スギとヒノキの花粉が
飛散するシーズンと、
桜がキレイに開花する時期は
一致します。
そのため、
これらの花粉症の可能性も
十分あり得るんです(汗)
気になる方は
一度病院でアレルギー検査をすると
細かく、どの花粉が原因か分かるため
おすすめですよ☆
どんな花粉症があるのか見ていこう!
桜花粉症と見分けるためにも
どのような花粉症があるのか
知っておくことが大切です♪
ヒノキ(ヒノキ科)
スギ花粉より
少し遅れて飛散し始めるのが
ヒノキ花粉症です!
スギ花粉症の人の中では
8割がヒノキ花粉症を併発する
可能性が高いため、
症状が倍強くなることが
多いといいます★
カモガヤ、オオアワガエリ(イネ科)
夏の花粉症の原因と
されているのが
イネ科の植物です!
代表的なイネ科のものには
「カモガヤ」や
「オオアワガエリ」があります☆
これらは、
牧草として栽培されていて
河川敷や道端にも生息しています。
5月~9月ごろに発症する
花粉症の原因は
このイネ科の植物だと
言われていますよ♪
鼻水やくしゃみ、目のかゆみなど
スギやヒノキなどの
花粉症と同じような症状のほか
皮膚のかゆみが出るのが
特徴的です★
子供がよく遊ぶ河川敷や
草むらに多く生えているため、
子どもの花粉症の原因の一つとも
なっていますよ!
ブタクサ、ヨモギ(キク科)
キク科の「ブタクサ」や
「ヨモギ」は、
8月〜10月ごろに発症する
秋の花粉症の原因だと
考えられています!
しかし、
注意すべきなのは
夏風邪と間違えやすいところ。
全国的な分布している植物で、
ブタクサは特に河川敷や道端、
畑などどこにでも生えているため
注意が必要ですよ☆
症状は、スギやヒノキと同じで
鼻水やくしゃみ、目のかゆみが
表れます!
農家の人は要注意!
ウメやバラをはじめ、
リンゴやイチゴなども
花粉症になりやすいです。
これらは、虫媒花のため
遠くまで花粉が飛散することは
ありません!
しかし、
農家の人など
日常的に触れている人には
花粉症が起きる可能性が
高いんだとか。
できるだけ
長そで、長ズボンで作業し
マスクやメガネもプラスすることで
花粉に触れないように
防ぎましょうね。
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番外編!桜の花粉には人を興奮させる効果があった!?
花見をしていて桜を見ていると
楽しい気持ちになってきませんか?
たしかに桜の時期には
食べて飲んで
酔っぱらっている人の姿を
見かけますよね(笑)
実は、これはただ酔っぱらって
テンションが
高くなっているだけじゃなく
きちんとした理由があったんです!
興奮させている正体は…??
桜の花粉の中には
「エフェドリン」という
興奮物質が含まれています。
みなさんは
聞いたことがありますか?
エフェドリンには、
私たち人間の
交感神経を刺激させて
興奮を誘発させるという
効果がある物質です。
筆者は、
聞いたことはありませんでしたが
この「エフェドリン」こそ
花見にきている人たちを
興奮させる正体だったんですね!
桜の花見で花粉症になることはあるの?桜花粉症っていったい何? まとめ
桜の花見で
花粉症になることはあるのか
について調べましたが、
いかがでしたか?
「桜花粉症」というものは
実際に存在していて、
桜花粉症は
「桜アレルギー」とも
呼ばれていることが分かりました☆
しかし、
桜花粉症は存在しますが
発症する可能性は
極めて低いんです♪
その理由とは
「風媒花」と「虫媒花」が
関係しているといいます★
「風媒花」とは
風によって
花粉を運んで受粉する植物で
花粉症の代表格のスギやヒノキは
「風媒花」に分類されます☆
一方、「虫媒花」とは
風によって受粉するのではなく
虫の体にくっつけて受粉する植物で
桜花粉症を発症する桜の木は
「虫媒花」に分類されます★
そのため、
虫に近付いたり花を触らない限りは
花粉症になる可能性は低くなる
というわけなんですね!
花見のときの花粉症対策についても
紹介したので、
ぜひ参考にして
楽しいお花見をしてくださいね♪