打ち上げ花火は個人であげられる？値段の相場はいくら？
夏の夜空を彩る打ち上げ花火。
ついつい見惚れてしまいますよね。
毎年の花火大会は
とても待ち遠しいものです。
さて、お祭りなど
大規模なイベントで目にすることが
ほとんどの打ち上げ花火。
この打ち上げ花火を、
個人で打ち上げることはできると
思いますか？
また個人で花火をあげるとしたら
お値段はどれくらいになるのでしょうか？
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打ち上げ花火それぞれの値段
花火大会のように
1度に数百から数千、規模によって
1万発以上の打ち上げ花火をあげるとなれば
もちろん費用は高額になります。
場合にもよりますが、
人件費など諸経費も含めると、
1万発規模の打ち上げで
5000万から1億円の予算が必要になります。
しかし個人で考える場合、
数百数千という数は必要ないでしょう。
それぞれ考えるプランや演出で
花火の必要数は
違ってくると思いますので、
打ち上げ花火の個々の値段を見てみます。
3号玉…1発4000～5000円から
5号玉…1発1万5000円から
7号玉…1発3万円から
10号玉（尺玉）…1発10万円から
20号玉（2尺玉）…1発80万円から
あれ？
前半は意外とリーズナブルですね。
あくまで1発で、ですが
数千から数万円の費用で済んでいます。
3・5・7号玉は
開花したときの直径がそれぞれ
60m、170m、240mと比較的小さめ。
ですので
お値段も安いのでしょう。
10・20尺玉になると
直径が300から500m近くにもなるので
ぐんとお値段が高くなりますね。
こうして見てみると、
小規模なもの数発くらいなら
案外簡単に打ち上げられそうな雰囲気です。
しかし！
ここで注意が必要です。
花火の打ち上げに必要なのは、
花火本体だけではありませんよ。
そもそも個人であげられる？
まず前提として
打ち上げ花火を全くの個人で
購入・打ち上げることはほぼできません。
花火を打ち上げるには
“煙火打揚従事者手帳”を
持っている必要があるのです。
煙火打揚従事者手帳は、
花火を上げるための資格です。
花火の関連会社に所属したうえで、
講習を受けて
技能が認定されると交付されます。
この手帳がなければ
花火を打ち上げることはおろか、
購入することもできません。
またこの資格を取得できても、
花火を購入して保管や移動させるには
さらに“火薬保管責任者”という
国家資格が必要になってきます。
こちらもクリアしたとして…
さらに個人の場合、
打ち揚げ場所の確保とその使用代や
花火を上げるための
都道府県への申込み料も必要になります。
それに加え警備員配置などの人件費等々
諸経費がどんどんかさんでいくことになります。
うーん…
花火打ち上げまでの道のりは遠いですね…
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それでも個人的に打ち上げ花火をあげたい
ですがどうしても
個人で打ち上げ花火をあげたい場合。
完全な個人ではなかなか難しいですが、
個人からの依頼を受けてくれる
花火業者はたくさんありますので、
プロの方にお任せしましょう。
料金は10万円程度からが相場で、
これで20から40発の花火を
打ち上げられます。
安いプランだと5万円程度からという
ところもあるようです。
また、花火大会中に
依頼した花火を打ち上げてもらう、
というプランを
実地している業者もあります。
扱いとしては
花火大会への寄付という形になりますが、
相場が1万円から10万円と
比較的お安めです。
完全なプライベート空間ではなくても、
自分の希望した花火を見たい、
誰かに見せたいという方にはお勧めですよ。
思い出に残る打ち上げ花火を
完全な個人で
打ち上げ花火をあげるのは難しいですが、
自分の希望で
花火をあげることはできるんですね。
打ち上げ花火は華やかですし、
何より心に残りますから
サプライズなど大切な場面での
演出には最適でしょう。
打ち上げ花火で
素敵な時間を演出してみませんか？