牛肉は生でもなぜま食べられるの?レアと生食の違いや注意点とは?
ステーキなど
とってもおいしい牛肉ですが、
豚肉や鶏肉とは違い
牛肉はレアやミディアムなど
焼き方を選ぶことが
できますよね☆
みなさんは
牛肉のレアステーキは
食べたことがありますか?
「ステーキはレアが一番!」
なんて人も
いるようですが、
よく考えてみると
中身は赤っぽくなっていて
完全に生ですよね!
そこで今回は、
なぜほかのお肉と違い
牛肉は生でも食べられるのか?
について
調べてみました!
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目次
生でも食べられるのはなぜ?
牛肉は
安全だということを
知っていましたか?
飼育環境や
牛肉の体質から考えると、
牛肉の中には
菌や寄生虫は
存在しないといいます!!
牛肉の中心は無菌だった
牛肉の中心部分は
まったく菌がいない
「無菌」です。
例えば、
ブロック状の
牛肉があるとして、
菌が存在しているのは
牛肉の表面全体の部分。
表面意外の
牛肉内部は
無菌となっています♪
なぜ表面には
菌が存在しているのかというと
表面は菌が増えやすいのに加え、
菌が増殖しやすいんです。
素手で触ることで
菌が付着するのはもちろん、
使ったあとのまな板で
ブロック状の牛肉を
カットしたときなど、
表面で触れた部分には
すべて菌が
移ってしまうんだとか!
そのために
表面には
たくさんの菌が
存在しているんですね(汗)
表面に菌がいるのに食べても平気なの?
牛肉の表面には
菌が付着しやすいと
お伝えしましたが、
表面に菌が存在しているのに
生で食べるのは
ちょっと抵抗がありますよね…
「焼く」ことは殺菌効果抜群♪
菌が付着しているか
不安なときに
もっとも殺菌効果があるのが
「焼く」ということ。
菌を増やさないのは
もちろん大切ですが、
菌を殺すということは
とっても大切なんです★
どれだけ神経質に
注意していても、
多少なりとも
気づかないうちに
菌は付着してしまいます。
菌を殺すために
食品に火を通すことで
調理だけでなく
殺菌もしてくれますよ☆
加熱のキーポイントは75℃以上
食中毒の原因となる
「サルモネラ菌」や
「カンピロバクター」など
ほとんどの菌が
75℃以上のところに
1分間いれば
死滅するということが
分かっています。
同じく
食中毒の代表格ともいえる
私たちの宿敵
「ノロウイルス」も
85℃以上で1分間
入れておけば、
殺菌することが可能ですよ!
そのため、
牛肉を
フライパンで焼くときは
火加減は中火~強火にして
お肉を1分間以上焼けば
十分殺菌効果があるといえます♪
レアステーキって大丈夫なの?
レアステーキは
中身は赤く生ですが
表面はしっかり
焼けていますよね!
焼くことによって、
表面についている菌は
ちゃんと死滅するため
レアステーキを
安心して食べることが
できるんですよ★
なので、
特に心配することなく
問題はありません☆
もちろん
中身だけでなく
表面も生っぽくなっているとか、
腐ったニオイがしている…
というような場合は
NGですが、
そうではないときは
安心して食べることが
できますよ。
ちなみに
牛肉のステーキではなく
「ハンバーグ」の場合は
ミンチしてあるので、
中が真っ赤で
生のままというのは
絶対やめましょうね!
もともと
お肉の表面に
ついていた部分が
内部に入り込んで
しまっているため、
ハンバーグの中が
生の場合は食べないように
してください♪
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衛生状態によっては「生」で食べるのは危険!
牛肉を生で食べる料理として
知られていたものに
「ユッケ」があります。
しかし、2011年に
ユッケにより集団食中毒が
起こってしまったことで
控えているお店も
多いですよね!
ユッケを提供するときには
菌が付着している恐れがある
表面はそぎ落とす
トリミングというのを
きちんとする必要があります。
このように
衛生管理の状態によっては
いろいろな菌が
無くならずに
潜んでいる可能性が
大いにあるので、
目に見えないからこそ
怖いし、
慎重になることが
大切なんですね♪
もしも
家で食べるときなど
衛生管理に
不安がある場合には、
しっかりと加熱してから
食べるようにすれば
安心できますよ★
「レア」と「生肉」の違いは?
「レア」と「生肉」は
同じだと思われがちですが、
「レア=生肉」は
間違いなんです!
レアとは、
「火が入っている生に近い状態」
のことで、
このお肉の状態が
「レア」と呼ばれています☆
火が入っているというのは、
中心温度が
55~65℃以下で
表面は焼けていますが、
中心は生という状態のことを
いいます。
たまにお店によっては
このような知識がないために
レアステーキが
まるで
「タタキ」のような状態で
出てくることもあるようですが、
通常であれば
タタキというのは
おつまみとして
出てくるもののため、
メインで
「タタキ」を食べるのは
ちょっと
しんどくなって
しまいますよね(汗)
お店の場合は遠慮せず
焼き直しをお願いすると
GOODですよ♪
焼き加減をみてみよう!
実際に
焼き加減の種類というのは
どの程度あるのか知っていますか?
先ほど紹介したレア以外を
見てみましょう!
・ミディアム レア
中心温度は約65℃で
レアよりは火が通りますが
中身は生のまま。
肉汁がにじみ出ます。
・ミディアム
中心温度65~70℃で
中身にも火が少しだけ通り、
色は薄いピンク色をしています。
肉汁は少し出る程度。
・ウェルダン
中心温度70~80℃で
だいたいは中身に
火が通った状態
のことをいいます。
肉汁はほとんど出ません。
・ベリーウェルダン
ウェルダンよりも
火がしっかり
通った状態です。
中身にも
完全に火が通っています!
焼き方の種類は
意外と
たくさんあるんですね★
レア以上の焼き加減をおすすめするお肉は?
「ハラミなど内臓系」のものや
身体を動かす部位の
「肩肉、もも肉」などは
レア以上の
焼き加減にするのが
おすすめ☆
これらのお肉は
レアでは
お腹を壊す可能性が
あるだけでなく、
味もレアでは
肉本来の味がまったくしません!
ただ噛み切るだけで
お肉のおいしさは
感じることができないですよ。
「ミディアム」か
「ミディアムレア」あたりの
火の入り方にするのが
ベストですよ♪
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豚肉や鶏肉の場合は?
衛生管理が整っていれば
大丈夫な牛肉ですが、
豚肉や鶏肉の場合は
いったい
どうなるのでしょうか?
どちらのお肉も
解体する過程の中で
腸管の中の細菌が
お肉に付着してしまうため、
生で食べるのは
NGだと思った方が
いいですね★
豚肉
豚肉は寄生虫やウイルスを
持っていることがあります!
このウイルスたちは
人に感染する恐れもあるので
豚肉の生食用は
販売が
禁止されているんだとか。
牛肉や鶏肉と違い
寄生虫も
住みついているなんて
怖いですよね…(汗)
しかし、
これらの菌が
いるにも関わらず
豚肉は火の通りが
早い方なので、
菌をやっつけよう!と
焼き過ぎてしまうと、
今度はただ
固いだけになってしまい、
旨味がなくなって
しまいますよ。
鶏肉
鶏肉で
一番問題となる細菌は
「カンピロバクター」や
「サルモネラ菌」。
豚肉と同じく、
少しでも
生の部分が
残っている状態で
食べるのは
絶対やめましょうね!
牛肉は生でもなぜ食べられるの?レアと生食の違いや注意点とは? まとめ
牛肉は生でも
なぜ食べられるのか?
レアと生食の違いや
注意点について
調べましたが、
いかがでしたか?
飼育環境や
牛肉の体質から考えると、
牛肉の中には
菌や寄生虫は
存在しないということが
分かりました!
牛肉の中心部分は
まったく菌がいない
「無菌」です。
例えば、
ブロック状の
牛肉があるとして、
菌が存在しているのは
牛肉の表面全体の部分。
表面意外の
牛肉内部は
無菌となっているんですね♪
そのため、
中が生でも
食べることはできますが
表面には細菌が付着しているため
くれぐれも表面は
焼いてから食べるように
してくださいね☆