ローストチキンから赤い汁が出てきた!これって食べられるの?生焼けとの見分け方も
クリスマスや
お誕生日のときの
パーティー料理の
メインといえば
「ローストチキン」ですよね☆
しかし、
大きくて形が
コロコロしているからか、
完全に火が通っているか
少し不安に感じてしまいます…
十分に加熱していても
生焼けのように
赤い汁が出てきたのを見ると
食中毒に
なってしまうのでは!?と
ちょっと食べるかどうか
悩みますよね。
そこで今回は、
ローストチキンから
赤い汁が出ても
食べられるのか
について
調べてみました!
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目次
ローストチキンとは?
まずは、
ローストチキンについて
見ていきましょう♪
どんな料理なの?
ローストチキンとは
「ニワトリ」を
丸ごと焼いた
肉料理の一種。
北米やヨーロッパから
日本へと
広がっていきました!
オーブンやグリルで焼くのに加え
ロースターという
ローストチキン専用の機械で
焼く人まで、
調理法はさまざまです★
クリスマスの象徴が進化…!?
日本でローストチキンが
知られているのは、
クリスマス料理ですよね!
北米では七面鳥のローストが、
ヨーロッパでは
ガチョウのローストが
好まれています☆
最近では、
低カロリーや
ヘルシーブームが人気となり
フライドチキンなどを
販売するお店では、
ローストチキンを
小分けにしたものも
販売されるようになりました♪
ローストチキンの赤い汁って食べられるの?
ローストチキン以外にも
お肉料理を作ると
血のようなものが
出てくるのは
よくありますよね!
とはいえ、知らないと
ビックリしてしまうと思います!
あの赤い血のような汁の
正体は一体
何なのでしょうか?
食べられるのかも
気になりますよね!!
赤い汁の正体は…
あの血のような赤い汁は
厳密にいうと
血ではないんです。
この赤い汁は
実は骨の中から出てくる
「髄液」★
赤い色は
「ヘモグロビン」の色
なんです。
ヘモグロビンとは、
ヒトを含んだ動物の
血液の中にある
赤血球の中に存在している
タンパク質のことをいいます。
赤色素を含んでいるため
赤い色をしているんですね☆
加熱することで
骨の表面に沿って
もも肉内部に
血液が溜まっていきます。
そして、
骨の切り口や
骨にあいている細かい穴から
髄液がじわじわと
にじみ出てくるんです!
たまに
フライドチキンなどを
買って食べたときに
血合いのような茶色くなった
カタマリを見たことある人も
いるのではないでしょうか…!?
実はこのカタマリこそ
赤い汁の正体で
骨髄液が
熱で固まった結果
だといいます♪
酸素と触れ合うと
茶色く変色しますが
酸素に触れなかった場合、
髄液は赤色のまま
残るため
その残ったものが
赤い汁なんですね!
赤い汁は食べられるの?
赤い汁は
骨まで完全に火が通ると
それ以上出てくることもなく
食べても何にも
問題ありません!
筆者は初めて知りましたが、
その赤い汁が
出てくる部分にこそ
旨味のもとが
凝縮しているといいます★
血のような赤い見た目は
ちょっと気になるかも
しれませんが、
この見た目さえ
気にならなければ、
特に下処理をすることなく
調理すればオッケーですよ☆
ただ、
そうはいっても
やっぱり茶色のカタマリも
赤い汁も気になる…
そんなときは
ある程度下処理をすれば
防ぐことができます!
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正しい下処理の方法とは?
茶色のカタマリや
赤い汁が気になる方のために、
下処理の方法についても
まとめました!
ぜひ参考に
してみてくださいね♪
常温に戻してから調理する
赤い汁を防ぐには
やはりきちんと
火を通すことが
重要です!
冷蔵庫に
入れておいたものを焼くと
骨まで冷えすぎてしまい
外側だけ焼けてしまうため、
生焼けのように
なってしまうんだとか!
十分な時間をかけて
焼いたつもりでも
赤い汁が出てきてしまうのは
それが原因だったんですね!
もちろん
レンジであとから加熱すれば
食べることはできますが、
赤い汁を防ぐためには
時間をかけて
均一に火を通すことが
大切です★
常温に戻しておくことで
きちんと火を通すことが
できるようになりますよ☆
生焼けかどうか見分けるコツは?
とはいえ、
正直生焼けかどうか
気になるところですよね…
ポイントは肉汁
十分に
加熱できているかどうか
見分けるコツは
「肉汁」を見ることです!
肉汁が透明になっていれば
火が通っているので
安心できますよ♪
もしも
肉汁が赤く
染まってしまっているときは
髄液ではなく
血液の可能性が高いかも
しれません!
肉汁に赤い汁が出てきたのが
気になるときには
再び過熱すると
より安心できますよ★
生焼けを食べてしまうとどうなるの!?
もしもローストチキンを
生で食べてしまうと
どうなるのでしょうか?
7日後に注意!
鶏肉をはじめとした
生肉を食べてから
症状が出るまでは
約7日以内だと
言われています。
食べてから
約1週間の間
下痢や腹痛、
発熱やじんましんなどの
症状が出るなど
特に体調に
変化がなければ、
心配する必要は
ないですよ☆
生焼けはどんな菌が原因なの?
実は「生卵」と
「生の鶏肉」は
同じような症状が
出ることがあります。
生卵の食中毒で
よく聞くのは
「サルモネラ中毒」では
ないでしょうか?
生焼けの鶏肉でも
同じように
サルモネラ菌が
出ることがあります。
サルモネラ菌が原因で
「サルモネラ中毒」に
なってしまった場合は、
食べてから
12~48時間ほどで
腹痛の症状が
出始めるといいます(汗)
もっとも怖いのはカンピロバクター
サルモネラ菌よりも
生焼けで
もっとも怖いのは
「カンピロバクター」です!
ローストチキンに
欠かせない鶏肉の
半分くらいには、
このカンピロバクター菌が
存在していると
いわれているんだとか…
そんなに存在しているなんて
怖いですよね(泣)
しかし、
心配しなくても
大丈夫です♪
カンピロバクター菌は
熱に弱いため、
熱が通るように
調理して
調理器具の扱いに
気をつければ
オッケーです★
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ローストチキンの作り方
パーティーに
欠かせない
ローストチキン☆
でも、
オーブンがないと
作れないと
思われがちですよね。
しかし、
実はフライパンを使って
カンタンに作ることも
できるんです♪
【材料】(ローストチキン2本分)
・鶏骨つきもも肉 2本(600グラム)
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ1と1/2
・しょうゆ 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・鶏がらスープ 大さじ1/2
・油 小さじ2
・お好みでクレソン
【作り方】
1.骨付き鶏肉を調味料に漬ける
酒、みりん、しょうゆ、砂糖、
鶏ガラスープを混ぜたあとに
鶏肉を入れましょう!
時間がある場合には
長い時間漬けておいたほうが
味が染みておいしいですよ★
2.フライパンに油を熱する
調味料に漬けた鶏肉の
皮を下にして
フライパンに投入します☆
火は中弱火ぐらいが
ベスト!
フタをしてから
6~8分ぐらい
焼きましょう。
3.焼き色がついたら裏返す
こんがりとした色になるまで
焼いたあと、
鶏肉は裏返します!
その後、
フタをしてから
3~5分間焼きましょう。
そして、
最初に使った漬け汁と
カップ半分~3/4水を加えて
しっかりと
火を通します!
4.フタをとる
煮汁がなくなるまで
焼けば完成です♪
お好みでクレソンを
添えてもGOODですよ★
ローストチキンから赤い汁が出てきた!これって食べられるの?生焼けとの見分け方も まとめ
ローストチキンから
赤い汁が出てきた!
これって食べられるのか
について
調べましたが、
いかがでしたか?
ローストチキンから出る
あの血のような赤い汁は
実は骨の中から出てくる
「髄液」だということが
分かりました★
赤い汁は
骨まで完全に火が通ると
それ以上出てくることもなく
食べても何にも
問題ありません!
筆者は初めて知りましたが、
その赤い汁が
出てくる部分にこそ
旨味のもとが
凝縮しているといいます★
血のような赤い見た目は
ちょっと気になるかも
しれませんが、
そういうときには
今回紹介した
下処理の方法を参考に
調理してみてくださいね♪