とんかつを揚げると泡が出るのはなぜ?原因と予防法はコレだ!
とんかつなど
揚げ物をしているときって
ものすごく泡立つこと
ありますよね!
以前、筆者も
とんかつを揚げていたときに
泡だらけになったことがあり
困り果てたことが
あります…
普段の泡と違うと
食べれるのかな?とか
原因は何なのかな?と
ちょっと不安に
なっちゃいますよね。
そこで今回は、
トンカツを
揚げるときに出る
泡について
調べてみました!
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目次
泡にはいい泡と悪い泡があった!?
とんかつなどの
揚げ物をしていると、
泡が発生しますよね。
どんな油でも
食材でも
揚げ物では
泡は発生するものなんです!
しかし、なにやら
いい泡と悪い泡が
あるといいます。
まずはその違いから
見ていきましょう!
いい泡とは気泡のことだった
とんかつなどの食材を揚げて
問題ない泡は、
気泡のことをいいます。
食材には
水分が含まれているため、
油で揚げる前の
とんかつの衣は
柔らかくて
どことなく水っぽさが
あります。
それを、
高温の油に入れると
水は水蒸気へと
変化を遂げます!
この水蒸気こそ
水分が変化を遂げて
発生した「いい泡」 の
真の姿なんですね♪
要注意!カニ泡
反対に、
気泡よりもサイズが大きく
ブクブクと出た泡は
明らかに「悪い泡」です!
まるで
カニが口から出した泡や
ビールの泡のよう。
普段とんかつなどを
揚げるときとは
まったく異なる泡なので
一目瞭然なはずです!!
この泡は別名・カニ泡と
呼ばれていて
匂いに変化が起き、
味が悪くなるだけじゃなく
健康に被害を及ぼす
可能性もある
怖い泡です…
泡立つ原因1:水蒸気
先ほど書いたように
水蒸気から出た泡は
「いい泡」に
分類されます。
急激に高温で
熱を加えられると
とんかつなどの
食材についている水分から
水蒸気が発生し
泡立つことがあるんですね☆
また、
パン粉が乾燥していないと
泡立つ可能性が
多くなりますよ!
泡立つ原因2:油の劣化
先ほど書いた
悪い泡というカニ泡が起きる
大きな原因は
油の劣化です。
筆者も
揚げ物をした油は
オイルポットなどを使い
繰り返して
使っています!
揚げ物をする度に捨てるのは
環境にも良くないので
再利用するのは
もちろんいいことです♪
しかし、
この再利用により
徐々に酸化が進み始め
次第にドロドロしてきて
しまうんです(驚)!
たしかに
新しい油を使ったときは
泡立つことは
なかった気がしますね☆
特に劣化しやすいのは
鶏肉や魚を揚げたときだと
言われています。
もしも油が酸化して
カニ泡が
発生してしまっているときは
もう油は寿命の証…
油は廃棄して
新しい油を使うように
しましょうね!
たまに新しい油を
付け足しながら
使っている人もいますが、
油の酸化が進んでしまう
可能性もあるとか。
追加しても
油が生まれ変わることは
ありませんよ!!
泡立つ原因3:卵!?
とんかつなどを
揚げるときに
卵につけてから
揚げますよね?
実はこの「卵」が
泡の原因になると
言われています。
卵の卵黄に含まれている
レシチンという
物質が溶けるため
泡が発生しやすく
なります!
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泡立つ原因4:油の温度が低すぎる
低音から揚げ始めると
泡が出来やすくなります!
また、唐揚げなどの場合
少しずつ揚げるのが
面倒くさくなって
つい一気に揚げようと
ドバドバ入れてしまうことって
ありませんか?
筆者は恥ずかしながら
経験者です(笑)
使っている油の量も
関係しますが、
食材を一気に入れるのは
油の温度が
急激に低下する
可能性もあります。
食材が多ければ多いほど
大量に泡が発生する
原因となっていますよ!
めんどくさいと思って
たくさん入れると
食材同士がくっついたり
鍋の底について
焦げてしまうことも…
やはり、
少しずつ揚げていくのが
ベストですね♪
泡立つ原因5:ココナッツオイルを使っている
ココナッツオイルを
揚げ油として
使っていると、
泡が出やすくなります!
でも、特にこの泡は
気にしなくても大丈夫☆
劣化しにくいという
ココナッツオイルは
安心ですよね。
一般的に
使っている人が多い
植物性の油より
ココナッツオイルは高価なため
ちょっと買うのを
躊躇しちゃいますが、
繰り返し使えることを
考えると
ココナッツオイルのほうが
経済的かも
しれないですね♪
ただし、
オイルの中に
食材が残っていては
劣化してしまうことも
あるので、
たまには交換するように
しましょう!
泡立つ原因6:油の量が少ない&動物性の油
油の量が少なすぎると、
泡が起きることがあります!
ほかにも
動物性の油を使って
とんかつや魚のフライなどを
揚げた場合、
少ない量の油では
泡立つことがありますよ。
泡立ちを防ぐには?
とんかつなどの
油による泡立ちを
防ぐことは
できるのでしょうか?
温度を調整する
先ほど紹介したように
食材をたくさん
入れてしまうと、
油の温度が
下がってしまいます。
それだけじゃなく
鍋底が焦げてしまう
可能性も…
やはり少し多めに
油を入れておき、
一度に揚げる量も
減らすことが
大事です☆
新しい油にする
カニ泡の原因が
油の酸化だと
分かっている場合には、
その油は一度廃棄して
新しい油を使うように
しましょうね♪
新しい油を使うタイミングで
オイルポットの
洗浄もしておくと
なおGOODです!
油を捨てるときには
シンクに流すのは
絶対ダメ。
売っている凝固剤などで
適切に処理してから、
燃えるゴミとして
捨ててくださいね☆
油を付け足す
油が劣化しているときに
新しい油を
付け足すと、
油の酸化が進んでしまう
可能性もあると
先ほど説明しました!
しかし、
卵に含まれたレシチンが
流れ出した場合や、
動物性油脂が
溶けたことにより
油が泡立っているときには
油を足すことは
有効的な方法となります♪
揚げ物の量と
油の量のバランスが崩れ
泡立ちは発生するため、
油を増やすと
泡立ちを無くすことに
繋がっていくとか!
ただし、この方法には
注意点があります。
油を足すということは
油の温度も
下がってしまいますね。
そのため、
油を足すときには
きちんと温度が適温に
上がるまで加熱してから
揚げ物を始めるように
してください☆
揚げ物をしているときに
油を足してしまっては、
温度が下がって
余計に泡立ちが
起こる可能性もあるので
気をつけましょうね!
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油を劣化させないためには?
実は油を劣化させない方法が
あるんです!
それは、
梅干しを揚げるという方法。
梅干し2~3個を
中火で揚げると
酸化を抑えるのに
とっても効果的ですよ♪
梅干しはそのままだと
爆発することもあるので、
箸などで刺して
穴を開けてから
揚げるようにしてくださいね!
とんかつをおいしく揚げるコツを紹介
厚さ1cmくらいの
とんかつを揚げるコツを
見ていきましょう!
まず、温度は170℃で
片面1~2分、
裏返してからは
3~4分程度
揚げればオッケーです☆
コツ1.とんかつの色はきつね色
とんかつ全体が
きつね色になって
表面をカリッとするまで
揚げてください。
コツ2.音にも注目
油に入れた直後の音は
低めの大きな音ですが、
その後
揚がってくると
高い音に変化します!
聞き逃さないように
しましょうね♪
コツ3.泡をよく見てみよう
とんかつを
油に入れた直後は
たくさん泡が出てきます。
次第に揚がってくると
泡は小さくなっていきますよ☆
コツ4.浮き上がってくる
沈んでいたとんかつが
浮き上がれば
いよいよ完成です!
とんかつを揚げるときに出る泡について まとめ
とんかつを
揚げるときに出る
泡について
調べましたが、
いかがでしたか?
泡には
いい泡と悪い泡があり、
悪い泡は「カニ泡」と
呼ばれていて
注意が必要です!
泡の原因は
・水蒸気
・油の劣化
・卵
・ココナッツオイルを
使っている
・油の量が少ない&
動物性の油
だということが
分かりました。
しかし、
・温度を調整する
・新しい油にする
という方法をとれば
泡を防ぐことができます☆
またうまく
とんかつを揚げるには
4つのコツを意識すると
うまく揚げることが
できますよ。
ぜひ挑戦してみてくださいね♪