花粉症には柑橘系のジュースが効くって本当?効果が高いじゃばらとは?
花粉症って
つらいですよね。
鼻はグズグズだし、
涙ボロボロで目は真っ赤…
なんて状態の方も
少なくないと思います。
この花粉症対策に、
柑橘系のジュースが効くって
聞いたことありませんか?
ジュースを飲んで
花粉症が和らげられるなら
かなり嬉しいですよね!
柑橘系のジュースは
本当に効くのか?
今回はこちらを
調べていきたいと思います!
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どうして花粉症に柑橘系なの?
柑橘系というと
みかんやレモンにグレープフルーツ、
ユズやカボスなどですよね。
どうしてこれら柑橘系の果物が
花粉症に効くと
いわれているのでしょうか?
その秘密はズバリ、
多くの柑橘類に含まれている
“ナリルチン”という成分。
ナリルチンは、
フラボノイドに分類される
成分のひとつです。
ちょっと難しい感じがしますが、
有名なポリフェノールの仲間と思うと
イメージが掴みやすいでしょう。
このナリルチンには、
抗アレルギー作用があると
考えられています。
アレルギー反応の原因になる、
ヒスタミンやセロトニンといった
成分の分泌を食い止めて、
アレルギー症状を抑えてくれるんですね。
花粉症というのも、
花粉に対する
アレルギー反応のひとつなので…
柑橘類からナリルチンを摂ることで、
症状の緩和が見込める!
花粉症に効く!というわけですね。
柑橘系なら何でもいい?
柑橘系の果物の多くは、
確かにナリルチンを含んでいます。
しかし果物ごとに
含有量の差があるので、
柑橘類や柑橘系のジュースを
とにかく摂ればいい!
…というわけでも
ないんですよね、これが。
そこで!
もし花粉症を緩和したいなら、
“じゃばら”という
果物がおすすめです!
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柑橘系フルーツ・じゃばらって?
じゃばらは主に、
和歌山県の北山村というところで
生産されている
柑橘系の果物の一種です。
もともとは北山村にしか
自生しておらず、
栽培されている数も少ないので
幻の果実ともよばれています。
見た目はいわゆる柑橘類で、
丸いフォルムに
表面が少しボコボコした感じですね。
味は…とにかく酸っぱい。
なのでそのまま食べるというより、
加工して食べるものだそうです。
硬くて酸っぱいので
動物にかじられることも少なく、
栽培中の獣害もあまりないそうな…
やったぜ!
さて、それではなぜ
花粉症対策に
じゃばらがおすすめかというと。
じゃばらには、
先程ご紹介したナリルチンが
めちゃくちゃたくさん
含まれているためなんです!
スダチやユズといった柑橘類が
比較的多い量のナリルチンを
含んでいるのですが、
じゃばらの含有量は圧倒的。
出典:じゃばら村センター
じゃばらだけ
一桁間違ってるんじゃないか…
という感じですが(笑)
間違いでも何でもなく、
しゃばらはこれだけ突出して
多くのナリルチンを含んでいます。
確かにこれだけのナリルチンを
摂取できれば、
花粉症対策になりそうですよね。
実際、日常的にじゃばらを食べる
北山村の人たちは
花粉症知らずなのだとか。
じゃばらは
生産数の低さもあり
あまり有名な
果物ではありませんでした。
しかし最近は
花粉症対策になる食材として
TVなどで取り上げられ、
人気になってきているんです!
また北山村は
じゃばらを使った
村おこしも行っています。
果汁100%のジュースをはじめ、
キャンディやポン酢など
多くの製品があるんですよ。
花粉症に悩んでいる方は、
これらの製品を
試してみてはいかがでしょうか?
柑橘系の可能性を試してみよう!
花粉症に柑橘類や、
柑橘系のジュースは効くのか?
今回はこちらのテーマで
お送りました。
柑橘類には抗アレルギー作用のある
ナリルチンが含まれているので、
花粉症を抑えてくれる可能性あり!
というのが今回の結論です。
中でも多くのナリルチンを含むじゃばらは、
花粉症対策の筆頭といえるでしょう。
ただし柑橘類やじゃばらは
薬ではありませんので、
確実に花粉症に効くと断言はできません。
あくまで「効くかも」という
可能性があるだけですし、
効果が出ても個人差がありますしね。
「花粉症対策を色々試してみたい!」
という方は、
柑橘類やじゃばらを
試してみてはいかがでしょうか?
花粉症のシーズンだけでなく、
日常的に摂取するのがお勧めですよ!