麦茶に砂糖を入れる地域ってどこ?どんなときに飲むの?
暑い夏の飲み物といえば、
何を思い浮かべるでしょうか。
麦茶!と答える方も
少なくないと思います。
カロリーもなくさっぱりしていて、
しかもノンカフェインなので
お子さんや妊婦さんでも
安心してゴクゴク飲めるのがいいですよね。
さて、そんな麦茶に
砂糖を入れて飲む地域があるのを
ご存知ですか?
「麦茶に砂糖!?」
と、初耳だとなかなか驚きますが、
麦茶に砂糖を入れる地域は
都県で見ていくつか確認できるんです。
それでは、どんな地域で
砂糖麦茶は飲まれているのでしょうか?
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そもそもどんなときに麦茶に砂糖を入れるのか
全国的にみると、
麦茶はそのまま飲むというのが
ポピュラーで一般的。
砂糖を投入するというのは、
やはり少数派になります。
しかし昭和くらいまでは
砂糖を入れる人が
現在より割合的に多かったようです。
その主な用途として
・運動の後の栄養補給
・訪問者へのおもてなし
がありました。
運動後にミネラルと糖分を
一緒に摂取できるのが
砂糖麦茶だったんですね。
確かに栄養価は高そうです。
ただ現在はスポーツドリンクが
簡単に入手できるので、
砂糖麦茶に頼ることも
少なくなったのでしょう。
また、おもてなしの一杯としても
活用されていました。
甘いものは、時代を遡れば遡るほど
高級だったり貴重だったりします。
昔は、家を訪れてくれた人を労う
ちょっと高級な
おもてなしだったのかもしれません。
もちろん上記のような理由ではなく、
今、私たちが紅茶やコーヒーに
砂糖を入れるように
自然に砂糖を入れる場合もあります。
紅茶のストレートティのようで
おいしいという意見も多く見られますよ。
どんな地域で飲まれる?砂糖麦茶
それでは本題です。
麦茶に砂糖を入れるのは
主にどんな地域でしょうか。
運動後に飲むという話があるので、
やはり気温が高く汗をかきやすい地域?
・山形
・新潟
・富山
あれ?暑い地域じゃないんですね。
むしろ寒そうです。
日本海に面して連なる三県に
砂糖麦茶の習慣があるんですね。
・静岡
・山梨
続いては太平洋側の二県。
静岡県はお茶が有名ですし、
色々な飲み方が
発明されているのかもしれませんね。
さらに栃木や東京にも
少数ですが砂糖麦茶を飲む
地域が確認できます。
都市部ではあまり浸透しておらず、
砂糖を入れるのは主に田舎方面とのこと。
・沖縄
きました沖縄!暑い地域です!
基本的には常に気温が高いので、
やはりミネラルや糖分は
欠かせなかったということでしょう。
しかし全体を見ると、
麦茶に砂糖を入れるのは
涼しめの地方なんですね。
長野県にも
ちらほらと砂糖麦茶の話があるので、
こちらも含めると
山形から長野まで一繋がりになります。
何か習慣が伝わったルートが
あったのでしょうか。
また、香川県にも
麦茶に砂糖を入れる地域があります。
ただ他の四国三県では
ほぼ砂糖麦茶の話は見つかりませんでした。
他の都県は連なりながら
習慣が存在していますが、
不思議ですね。
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不思議な砂糖麦茶
麦茶に砂糖を入れる地域、
調べてみましたが謎も多いです。
紹介した都県以外にも
全国でちらほらと
砂糖麦茶を飲む地域は点在しています。
結婚や就職で
地元を出る人も多いですから、
そういった人が各地で
少しずつ味を広めているのかもしれません。
麦茶に砂糖というのは
あまり聞き慣れない話でしたが、
実際に一度飲んでみるのも
面白そうですね。