水炊きとしゃぶしゃぶの違いってなに?調理方法?それとも具材?
寒い季節に
どうしても恋しくなるのは、
鍋料理ですよね。
グツグツ煮立てたお鍋が、
冷えた体を
ポカポカに温めてくれます。
さて鍋料理は種類が多いですが、
人気のものといえば
水炊きやしゃぶしゃぶですよね。
それでは皆さん、
この2つの鍋料理の違いって
分かるでしょうか?
今回は水炊きとしゃぶしゃぶの
違いについて、
リサーチしたいと思います!
Sponsored Link
水炊きって?
水炊きは主に、
関西や九州地方で食べられてきた
伝統的な日本料理です。
水か薄いダシ汁で具材を煮込み、
ポン酢をつけて頂きます。
いわゆる寄せ鍋になると
しっかりと味をつけたつゆで
具を煮ていきますが、
水炊きは具材の味を楽しむため
つゆに濃い味はつけないんですね。
寄せ鍋はいつの間にか
煮詰まっちゃって
「味濃い…すごい味濃いな!?」
となるのが恒例行事ですが。
…恒例行事ですよね?
水炊きならその心配がありません。
水でそのまま煮るか、
最低限のダシのみですからね。
ダシとして使うのは
基本的に昆布が多いようです。
具材としては鶏肉をメインに、
キャベツやネギなどの野菜、
キノコ類、お豆腐などを使用します。
水炊きというと
オーソドックスなのは鶏肉ですが、
豚肉を使ったレシピも
最近はけっこう増えてるんですよね。
また魚貝類やエビ・カニなど
単に好きな具材や
有りものを入れることもしばしば。
臨機応変にいきましょう。
ちなみに水炊きは、
博多風(博多煮)と関西風の2種類に
ザックリ分かれます。
博多風は水から具材を煮て
具の味を最大限に引き立てる…
というレシピ。
いっぽう関西風は、
昆布からとった出汁を煮立たせ
そこに具材を投入します。
具材の味のみで煮るか、
昆布ダシを使うかが
決定的な違いのようですね。
まあとりあえず、
どちらでもいいので
食べたいです。
しゃぶしゃぶって?
しゃぶしゃぶも水炊き同様、
長く愛されている
日本の鍋料理のひとつです。
沸騰したお湯や出汁に
薄くスライスした肉をくぐらせて
火を通した後、
ポン酢やごまダレで頂きます。
見たまま
お肉をしゃぶしゃぶするので
しゃぶしゃぶです。
分かりやすいのが一番ですね。
一番ですね!
基本的には
牛肉がメインとして扱われますが、
最近は豚肉や
鶏肉を使うことも増えています。
また肉にこだわらず、
魚やカニを使ったしゃぶしゃぶも
定着しているようです。
ダシをとる場合、
オーソドックスなのは昆布。
水炊きといい
しゃぶしゃぶといい、
昆布大活躍ですね。
昆布バンザイ!
…しゃぶしゃぶのメインは
もちろんお肉ですが、
一緒に野菜も食べていきます。
定番なのは、
ネギ、白菜、大根、しいたけ、
えのき、春菊などでしょう。
しかしこの野菜を食べる
タイミングというのが
ちょっと難しいところなんです。
最初から煮ておく場合や、
お肉をいくらか食べて
ダシに肉の味が出てから煮る場合。
鍋自体に仕切りがあり、
しゃぶしゃぶするスペースと
野菜を煮るスペースが
分かれている場合もありますね。
最終的には、
好きなタイミングで煮て頂戴!
という話になりますが。
一番おいしいとされるのは、
肉の味が出汁に溶けたタイミングで
野菜を煮る方法ですね。
しかしやっぱり、
好きなタイミングで煮て頂戴!が
一番の正解だと思います。
まあどのタイミングで煮ても
おいしいですけどね!
Sponsored Link
水炊きとしゃぶしゃぶはけっこう違う
今回は、
水炊きとしゃぶしゃぶについて
リサーチしてみました。
その結果、
2つには以下のような
違いがあると分かりました。
○水炊き
水や薄い出汁で煮る。メインは鶏肉。
○しゃぶしゃぶ
沸騰したお湯や出汁に肉をくぐらせる。
メインは牛肉。
こうして並べると、
けっこうしっかりとした
差が見えてきますね。
いったん覚えてしまえば、
もう忘れないで済みそうです。
これをしっかり覚えておくと
鍋料理をするときに
ちょっとだけドヤ顔ができる…
かもしれませんよ。