冬の始まりはどんな言葉で表せる?冬の訪れを告げる表現はこれだ!
過ごしやすい秋が過ぎると、
次に来るのは冬ですよね。
穏やかな涼しさが
だんだんと寒さに変わり、
枯れ葉色の秋から
真っ白な冬へと移ります。
今回注目したいのは、
冬の始まりについてです。
冬の始まりは、
どんな言葉で表すことが
出来るのでしょうか?
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立冬(りっとう)
暦の上で、
冬が始まる日のことです。
立冬を迎えるのは
毎年11月8日ごろになります。
多少前後することもありますが、
大抵はこの日付ですね。
確かに11月頃から
朝晩がグッと寒くなりますし、
日も短くなります。
木枯らしが吹き始めて
「さっむ!え?さっむ!!」
「風が冷たいいいああああ!」
となるのも、
この頃でしょう。
初冬(しょとう/はつふゆ)
漢字の通り、
冬の始めを意味する言葉です。
期間でいうと、
立冬から12月半ばくらいまで。
割とよく聞く言葉なので、
知っている方も
多い表現だと思います。
とにもかくにも
分かりやすいのが
いいですよねぇ。
“初”と”冬”で
冬の始まりですよ。
あっぱれな程の
明快さといえるでしょう。
山茶花梅雨(さざんかづゆ)
秋と冬の変わり目、
つまり冬が始まる時期に
長く雨が降ることを
山茶花梅雨といいます。
11月ごろから
花を咲かせる山茶花と、
梅雨に似た長雨を
あわせた表現ですね。
11月は本来
晴れの日が多いもの。
そんな時期に雨が続いたら、
冬が始まった!と
考えていいと思いますよ。
ちなみに山茶花の花言葉は
“困難に打ち勝つ”だそうです。
冬の困難な寒さに屈せず、
打ち勝とうではありませんか!
冬構え(ふゆがまえ)
冬が来るにあたって、
準備をすることをいいます。
家・庭・畑などに
雪や霜の害がでないようしたり、
防寒対策をするんですね。
「うおっしゃあ!来い冬!」
「負けねぇぞおおお!!!」
…と冬に備えて
心構えをもつのではなく。
人というよりは、
建物や土地を補強するという
イメージでしょうか。
冬構えを始めたら、
冬をもうすぐそこです。
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冬めく(ふゆめく)
すっかり冬らしくなり、
冬が来たことを実感する。
そんな状態を表現するのが
冬めくという言葉です。
気候や空気、
景色や風の冷たさなどから
もう冬だな~と
思うことがありますよね。
はいそれ!
それが冬めくってことです!
皆さんの心の中にそれぞれ
冬めく瞬間が存在するんです!
さあ!見つけましょう!
自分だけの冬めきを!
レッツ トライ!!
孟冬(もうとう)
初冬と同じ意味があり、
冬の初めを表す言葉です。
また陰暦10月の別名でもあり、
冬になって最初の1か月を
さすことありますね。
“孟”の字自体に
“初め”という意味があるので、
冬とくっつけることで
冬の初めという意味をもつわけです。
ちなみに「孟」って字、
見た目だけだと
なんか強そうな感じしますよね。
孟冬といわれると
とにかくめちゃくちゃ寒い冬を
想像してしまいます。
あと三国志の
登場人物とかにいそうですよね。
武将・孟冬!!みたいな。
とにかく強そう。
孟冬って字面が強そう。
すてきな言葉を探そう!
冬の始まりを表す言葉を
ご紹介しましたが、
いかがだったでしょうか?
色々な表現の仕方がありますが、
山茶花梅雨のような
季節の花を取りいれた言葉は
綺麗ですし風情が感じられます。
すてきな言葉が見つかると、
さらにリサーチを
続けたくなってしまいますね。
リサーチをさらに進めたら、
次はどんな表現に
出会えるのでしょうか?
皆さんも一緒に
素敵な言葉を探してみませんか?