冬の綺麗な言葉を知りたい!美しい表現をリサーチ&解説します!
冬ってなんだか
幻想的な季節ですよね。
雪の積もった
真っ白な景色だったり、
冷たいけど
澄んだ空気だったり…
四季の中でも、
冬は特に美しい季節だと
思います。
そして、
そんな冬に関する言葉には
綺麗なものが
たくさんあるんですよ。
今回は、
冬の綺麗な言葉を
ご紹介します!
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目次
息白し(いきしろし)
冬の朝や夜など、
寒いときに吐いた息って
白くなりますよね。
その息が白くなる現象を
表現した言葉です。
そのままといえば
そのままな表現なのですが、
風情がありますよね。
なんか平安貴族が
歌にでも詠んでそうな響きなので
やんごとない感がすごいです。
小春日和(こはるびより)
晩秋~初冬あたりに、
ふと訪れる
春のように暖かい日のことを
表しています。
冬っぽい言葉を
使わずに冬を表現する、
不思議な言葉ですね。
まあ私はそのおかげで
生まれてから○○年のあいだ
小春日和を春の言葉だと
勘違いしていましたがね。
同じように
春の言葉と思っていた人!
さあ、手を挙げて!
…手を挙げて!!
帰り花(かえりばな)
小春日和の
暖かい陽気を受けた草花が、
季節外れの花を
咲かせることをいいます。
桜や梅、山吹、つつじなど
いろいろな花に
起こる現象ですね。
本来とは違う時期に
咲いてしまった花々への愛情や
哀愁が感じられる、
そんな綺麗な表現だと思います。
同じ意味で、
忘れ花や狂い咲きといった
言葉もありますよ。
霜の衣(しものころも)
気温が下がり、
一帯に白い霜が降りた状態を
霜の衣といいます。
霜を衣に例えるのが
なんともシャレオツですね。
雪が多く降り積もった
銀世界とは違い、
まるで薄化粧をしたような
淡い光景がみられます。
言葉の響きだけでなく、
実際に見てみても
結構きれいなんですよね。
人は薄化粧では
なかなか粗を隠せないので、
薄化粧で美しいなら
何よりですな、本当に。
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霜花(しもばな)
寒い冬の早朝
窓の内側に現れる霜のことで、
霜が美しい模様を
描いているのが特徴です。
その模様が
白い花のようにみえるので
霜花とよばれます。
霜でできた花、
ストレートに綺麗な表現ですね。
冬夕焼け(ふゆゆうやけ)
冬は日が短いので、
夕焼けを見られる時間も
非常に短いです。
しかし冬は
空気が澄んでいることもあり、
夕焼けが鮮やかに見え
短いながら印象的なんですよね。
本来は夏のイメージがある
夕焼けですが、
頭に「冬」をつけることで
季節感と美しさを
しっかり感じさせてくれますね。
冬の夕焼けって
本当にきれいですよね。
ただ光がかなり強いので、
不意に見てしまうと
目をやられます。
目が!目があああ!!!
となりますので、
気を付けてくださいね。
山眠る(やまねむる)
冬になって葉を落としたり
雪を被ったりして
静まり返っている山や山の木々を
表現する言葉です。
確かに春や夏の
青々として葉や花で茂っている
山にくらべると、
冬の山には静寂さがあります。
しんと静かな山を、
まるで「眠っているようだ」と例えた
情緒のある言葉ですね。
冬の綺麗な言葉にもっと触れよう!
冬に関する綺麗な言葉を
集めてみましたが
いかがだったでしょうか?
色々なパターンの
表現があって、
とても興味深かったですね。
綺麗だったり
おしゃれな言葉って、
見つけたときに
嬉しい気持ちになります。
冬は特に綺麗なものが
多いと感じるので、
皆さんも冬を表現する言葉に
もっともっと
触れてみてくださいね。