秋の終わりはどんな言葉で表せる?いろんな表現を集めてみた!
日本は常に
季節が変化しています。
一つの季節が
始まったと思えば、
3か月程度で
終わりを迎えますからね。
季節が素早く
移り変わっていくためか、
季節の始まりや
終わりを表す言葉も多いです。
今回は秋に焦点を当てて、
季節の終わりの言葉を
ご紹介したいと思います!
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晩秋(ばんしゅう)
秋の終わりの意味で、
一般的によく使われている
表現ですね。
天気予報などでも
よく耳にします。
晩という文字自体に
(時間が)遅い・遅れるという
意味があるんだとか。
ですので、
晩+○という表現で
○の最後・終わり頃という
意味合いになるんです。
晩…といえば晩ご飯…
今日の晩ご飯なににしよう…
末枯れる(うらがれる)
秋は紅葉が美しい季節ですが、
同時に植物や木の葉が
枯れる時季でもあるんですよね。
冬が目の前に迫り、
多くの草木の枝先や葉先が
枯れ始めることを
末枯れると表現します。
末枯れた草木を見ることで、
秋の終わりを感じる…
というワケですね。
少し寂しい雰囲気があり、
秋にぴったりの言葉でしょう。
寒露(かんろ)
晩秋から初冬の間に
目にする露(つゆ)のこと。
朝の早い時間帯や夜だと、
葉っぱなどに
露がついていますよね。
露は秋の終わり頃から、
冷たさを増していきます。
この冷たさが、
秋の終わりと冬の始まりを
感じさせるわけです。
出来心で
寒露に触ると
「あばばばば!冷たい!」
と、なりますよ。
私みたいに。
九月尽(くがつじん)
陰暦の9月末日のことで、
秋の終わる日を意味します。
完全に「秋はここで終了!」と
区切っちゃうんですね。
しかしこれはあくまで
陰暦での話。
現在の9月末といえば
余裕で秋です。
ですので最近では、
秋の深まるころという意味で
九月尽が用いられますね。
残秋(ざんしゅう)
晩秋や秋の末、
名残の秋といった
意味があります。
秋の雰囲気や余韻が
まだ消え切らずに残っている…
というイメージでしょうか。
名残の秋…なごり秋…
響きがなごり雪みたいですね。
にわかに
名曲の雰囲気がしてきました。
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火恋し(ひこいし)
まだ冬ではないけど、
冬が近づいて
寒さが厳しくなってくる。
すると火の温かさが
恋しくなってきますよね。
晩秋の寒さから、
秋の終わりや
冬の訪れを感じさせる…
そんな表現です。
しかし現在では、
火から直接暖を取ることも
あまりないでしょう。
そうすると、
○ファンヒーター恋し
○ストーブ恋し
○ハロゲンヒーター恋し
今後はこんな感じに
なってくるんでしょうか。
あんまり
風情がないですね(笑)
まあ私は一貫して
こたつ恋し、ですけどね。
冬隣(ふゆどなり)
冬の気配が
間近まで迫ってきている、
そんな晩秋の
雰囲気を表す言葉です。
葉っぱが落ちて
枯れてみえるような細い木や、
ちらほら見え始める
もこもことした厚手の冬服。
落ち着いた秋の色使いから、
明るいクリスマスの
飾り付けに変わる街並み。
色々なものが
冬の仕様へと移り始めることで、
秋の終わりを感じられます。
消えていく秋の寂しさと、
冬への期待感が詰まったような
素敵な言葉ですね。
表現いろいろ!秋の終わり
秋の終わりを表現する言葉を
ご紹介しましたが、
いかがだったでしょうか?
今回リサーチしてみて
分かったのですが、
秋の終わりを表す言葉って
とても多いんです。
今回紹介し切れなかった
言葉もあるので、
ぜひ皆さんも新しい表現を
探してみてください!
少し寂しい秋の終わりを、
たくさんの言葉で
飾ってあげましょう。