白身魚のフライは冷凍のまま?解凍して揚げた方がいいの?
忙しい平日の食卓に便利な
白身魚のフライ。
冷凍のおかずって
便利ですよね。
我が家では
特に忙しくない
休日の夜にも
活用しています(笑)。
そこで気になるのが、
冷凍のまま揚げるのか
解凍してから揚げた方が
いいのかという問題。
うーん。
私は凍ったまま揚げますが、
一体どちらが正解なのか
リサーチしてみました!
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解凍しちゃダメ
さて、いきなり結論ですが、
白身魚のフライは
冷凍のまま揚げて下さい。
そう、解凍してはいけません。
実はパッケージにも
そのまま揚げるように
書いてあります。
解凍してから揚げた方が
中までしっかり火が通るし、
時間も短く済む
気がしますが…。
凍ったまま揚げるのは
なぜなのでしょう?
理由は2つあります。
まず1つは、
解凍することによって
出た水分が、
パン粉にしみてしまうからです。
パン粉は水を含むと
カラッと揚がりにくく
なりますよね。
それに油がハネて
危ないですし!
ズボラな私はよく
濡れたままの手で
白身魚のフライを掴んで
揚げ油に放り込んで
しまうのですが…。
パーン!とハネて
ヤケドした事は
1度や2度ではありません。
以来、揚げ物をしている時は
ワンコと子供はキッチンに
立ち入り禁止にしました。
危ないですから、
ちゃんと手は拭きましょう(笑)。
そして2つ目の理由は、
解凍すると魚の旨味が
流れ出てしまうから。
魚や肉を解凍すると
液体が出てきますよね?
この液体はドリップと言って、
魚や肉の組織の中にある
たんぱく質や水分、
旨味成分が含まれています。
ドリップが出ると
どうなるかと言うと…。
まず、旨味成分が
流れてしまうので、
味が落ちます。
水分も出て行ってしまいますから、
パサパサになります。
つまり、
美味しくなくなるという
認識で良いでしょう。
と、言うわけで
冷凍の白身魚のフライは
凍ったまま揚げるように
書かれているんですね。
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上手な揚げ方
そうは言っても、
凍ったまま揚げると
中が冷たかった…。
もしくは半生だった…。
などという経験がある人も
多いのではないでしょうか。
半生で食べたら
お腹を壊してしまうかも
しれないので、
火加減が難しいですよね。
上手に揚げるポイントは、
油を熱しすぎないこと。
初めに油を温めすぎると、
表面はコゲて中は半生という
最悪のできあがりに
なってしまいます。
そうすると
中まで火を通すために
レンジで温めるしかありません。
レンジだと
衣のサクサク感が
なくなってしまうんですよね…。
失敗しないためには
油の温度を170℃から180℃に保ち、
キツネ色になるまで揚げます。
そうですね、
5分くらいが目安でしょうか。
1度にフライをたくさん入れると
油の温度が下がってしまうので
少しずつ入れたり、
ちょっと強火にしたりして
調整しましょう。
温度を自動で設定できる
コンロがあれば便利ですが、
ない場合には揚げ物用の
温度計があると便利!
でも私のように
温度計なんて使うの面倒くさい!
という方は、
野生のカンで勝負しましょう(笑)。
お持ちのコンロによって
火加減は異なると思いますが、
私はパン粉を入れた時の
状態で判断しています。
私の研究結果によると、
パン粉か白いまますぐにふわっと
上がってくるくらいの温度が最適。
なかなか上がって来ない場合は
温度が低すぎ。
逆にパン粉が一瞬にして
茶色くなってしまうようだと
温度が高すぎです。
そして油は
惜しまずたっぷり使うのが
失敗しないコツですよ。
ぜひ試してみてくださいね!
少量の油で揚げる方法も!
いかがでしたか?
白身魚のフライは
冷凍のまま揚げる。
これか鉄則です!
ちなみに、油をたっぷり使うのは
抵抗があるという方。
もしくは私のように
うっかりさんで、
油を買い忘れていて
残り少ししかない、という場合。
冷凍の白身魚のフライは、
少量の油でも揚げることができます。
まずは火を点ける前の
フライパンに、
白身魚のフライを並べます。
そして上から
白身魚が半分浸かるくらいまで
油を回し入れてください。
ここで初めて着火!
火加減は中火より
やや弱いくらい。
そしてじっくり焼き色をつけ
キツネ色より薄いくらいになったら
ひっくり返します。
あとは適度に転がしながら
衣全体がキツネ色になるまで
焼きましょう。
揚げるというより
ちょっと多めの油で
焼く感じですね。
油ハネも少ないので
揚げ物が嫌いな方にも
おすすめです!
ちなみにこれは
白身魚だけでなく
エビフライなどにも
応用できます。
冷凍のお惣菜は
忙しい主婦の強い味方。
上手に揚げれば
家族も大喜びですね!