甘酒にアルコールは含まれてるの?飲んだら運転はしちゃダメ?
皆さんは甘酒って、
お酒の仲間だと思いますか?
たしかに酒という字は
使われていますが、
甘酒にアルコールのイメージって
正直あまりないですよね。
しかし!
イメージだけで
判断するのは恐ろしいもの。
もし甘酒がお酒の一種であれば、
甘酒を飲んだ後の運転は
飲酒運転ということになります。
これは一大事ですよね。
そこで今回は、
甘酒にアルコールは含まれるのか?
甘酒でも飲酒運転になるのか?
これらについて調べたいと思います。
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甘酒にアルコールは含まれる?
甘酒にアルコールが
含まれるかは、
原料を見ると分かります。
甘酒は原料によって
2つの種類に分けられており
1つは米麹が原料のもの、
もう1つは酒粕が原料のものです。
アルコールを含むのは、
当然酒粕が原料の甘酒の方。
米麹の甘酒が、
米麹に米やお湯を加えて
作られるのに対し…
酒粕の甘酒には、
米麹に酵母を加えて
発酵を起こし、
アルコールを発生させる
過程があります。
醗酵によって
アルコールが生まれた米麹は
もろみとよばれており、
日本酒の原料になるんですよ。
もろみを絞ってとる
液体が日本酒、
残った固形物が酒粕になります。
日本酒を絞った
残りが酒粕なんですから、
アルコールが含まれているのは
自然なことですよね。
製造過程や
原料の違いがあるので、
・米麹の甘酒=アルコールを含まない
・酒粕の甘酒=アルコールを含む
基本的には、
こう覚えておけば
OKです。
ただ米麹の甘酒でも、
製品によっては
アルコールを加えている
場合もあります。
成分表示は
よく見てくださいね。
甘酒はお酒なの?
酒粕の甘酒には
アルコールが含まれている、
とお話ししました。
それでは酒粕の甘酒は、
完璧に酒の仲間に入るのか?
というとまた違います。
なぜかといいますと、
市販の甘酒のほとんどは
アルコール1%未満に
調整されているからなんです。
このアルコールの少なさだと
酒類には分類されず、
清涼飲料水として販売されます。
ですから
お酒扱いはされないですし、
子供でも飲めるわけですね。
甘酒を飲んだら運転しちゃダメ?
分類的には
ほぼお酒に当たらない甘酒。
しかし極わずかでも
アルコールが含まれているなら、
運転前に飲むのは
控えておいた方がいいでしょう。
実は飲酒運転には、
2つの種類があります。
ひとつは
酒気帯び運転。
酒気帯び運転では、
血液や呼気の中に含まれる
アルコール濃度で
違反の有無を判断します。
違反と判断されれば、
罰金や懲役刑の
対象になりますね。
もうひとつは
酒酔い運転です。
酒酔い運転の場合、
酒気帯び運転とは違って
警察官による
客観的な判断で
違反かどうかを見極めます。
きちんと真っすぐ歩けるか
会話が成立するかなど、
正しい運転ができる状態かを
見られるんですよね。
こちらも違反となれば、
罰金や懲役刑となります。
市販の甘酒でアルコールを
多量に摂取するのは
なかなか難しいと思うので、
酒気帯び運転には
引っかかりにくいでしょう。
しかし!
少量のアルコールでも
気分や体調が悪くなったり、
判断力が低下する人もいます。
この場合は、
酒酔い運転と判断されて
検挙される可能性も
十分に考えられますね。
極わずかであっても
アルコールを摂取した後の
運転は危険ですし、
罪に問われる可能性も
ないとは言えません。
運転をする予定があるなら
甘酒は避けるか、
完全にノンアルコールの
米麹甘酒にしましょう。
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甘酒を飲んだら運転はNG
甘酒にアルコールは
含まれているのか。
そして甘酒を飲んでから
運転をした場合、
飲酒運転になるのか?
この2つについて
調査しましたが、
いかがだったでしょうか?
アルコールを含む甘酒は
たくさんありますし、
飲酒運転になる可能性も
否定できないようです。
アルコール濃度が低いから…
酒類じゃないから…
なんて言い訳は
通用しない!
というわけですね。
飲酒運転をしないよう、
しっかりと気を付けながら
甘酒を楽しみましょう。