温泉でタオルを頭に乗せるのはなぜ?意外な理由にびっくり!
寒い季節になると
温泉が恋しくなりますね。
頭にタオルを乗せて、
熱燗を入れた桶を浮かべて
キューッと一杯!
なんてたまりませんなぁ…
しかしですみなさん、
ひとまずいったん
お酒は置いときまして(笑)
注目するのは
頭の上のタオルです!
どうして温泉では、
頭にタオルを
乗せるのでしょう。
このタオルには
何か意味が
あるのでしょうか?
今回は温泉でよくある、
頭の上のタオルについて
調べていきます!
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タオルの正しい乗せ方
実は温泉で
頭に乗っけるタオルには、
正しい置き方があるんです!
これ、衝撃ですよね。
あんなの適当に乗せとけばいいと
思ってたのに…ゴホンゴホン。
さて正しい乗せ方ですが、
まずタオルは
濡らしておきます。
そしてそのタオルで
頭全体を覆うように置くのです。
なんとなくイメージだと、
乾いたタオルを小さくたたんで
頭のてっぺんに
置くような感じですよね。
しかし、
それは完全なる間違い。
乾いている上に
小さくたたんだタオルは、
頭の上から
ポロッと簡単に落ちます。
すると人は、
タオルを落とすまいと
無意識にバランスをとるので、
首の筋肉は常に臨戦態勢。
その結果として、
肩が凝ってしまうのです。
これに対し、
濡らしてあり頭を覆うくらいに
広がったタオルなら
なかなか頭から落ちません。
バランスをとる必要もないので、
首は疲れずに済みますよ。
タオルを頭にのせる意味
さてそれでは本題の、
温泉で頭にタオルを乗せる
意味についてです。
意味は主に2つあるので、
順番に紹介していきます!
〇のぼせ防止
温泉に入っていたら、
いつの間にか頭がぼんやり…
のぼせは多くの人が
経験していると思います。
こののぼせを、
水で濡らしたタオルを
頭に乗せることで
防止できるって知ってましたか?
のぼせの原因になるのは、
温泉に入ったときの
体温の上昇です。
体温が上がって
血液が頭に集中することで、
のぼせた状態になります。
つまりのぼせって、
頭が熱をもって
オーバーヒートしている状態。
そこで冷たいタオル乗せて
頭を冷やしてあげれば、
対策になるというわけです。
〇立ちくらみ防止
温泉を上がるときに
クラッときてしまった…
なんて経験、
皆さん一度はないでしょうか。
この立ちくらみの防止にも、
頭の上のタオルが
役に立つんですよね。
立ちくらみは
寒い日に露天風呂に入るなど、
頭と体の温度差が
大きいときに起こりやすいです。
頭が冷えた状態だと
脳の血管が狭まってしまい、
十分な血液が回ってきません。
つまり脳が一時的に
貧血状態になってしまうのです。
この状態で立ち上がると
クラッと来てしまいますね。
そこで今度は、
お湯で濡らしたタオルを
頭に乗せます。
するとタオルの温かさで
頭の温度が保たれ、
脳の血管が縮小せずに済むのです!
脳に十分な血液が送られるので
立ちくらみの予防ができる、
というわけですね。
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温泉でタオルを使いこなそう!
温泉で頭にタオルを
乗せるのには
・のぼせ防止
・立ちくらみ防止
こういった意味が
あったんですね。
正直なところ
雰囲気作りかなんかだと
思っていたので、
かなり驚いてしまいました(笑)
ずっと受け継がれていることには、
ちゃんと理由があるのですね。
皆さんも温泉に入る際には、
冷たいタオルと温かいタオルを
格好よくビシッと
使い分けちゃってください!