アテンドとアサインの違いを知りたい!どういう時に使うの?
アテンドする。
アサインする。
ビジネスシーンで
よく聞く横文字ですよね。
ですが皆さん、
正しい意味を知っていますか?
すみません、
私はちゃんと知らないのに
格好つけて何となく
使っていました…(笑)。
みなさんがどこかで
恥をかくといけませんから、
今回はアテンドとアサインの
違いや正しい使い方について
リサーチしてみました。
Sponsored Link
アテンドとは?
英単語のattend(アテンド)は、
出席するとか、世話をする、
付き添うという意味を持ちます。
そういえば学生の頃に
この単語を習った時は、
出席すると覚えたように思います。
しかし、現在日本の
ビジネスシーンで使われる
和製英語としてのアテンドは
ちょっと違います。
案内するとか、
付き添うとか、
サポートするような
意味合いで使われることが
多いようです。
あるいは、
案内する人そのものを
指すこともあるんだとか。
うーん。
attendは動詞なので、
人の事を指すのは
本当は間違いですよね?
アテンダントであれば
間違いではないのですが…。
なので人を指す場合のアテンドは、
外国の人には通じない
カタカナ語だと思っておいた方が
良いと思います。
ちなみにアテンドを
どんな風に使うかというと
こんな感じ!
・ゲストをアテンドする
ホテルなどの案内係であれば、
単にお客様を部屋や
席などに案内する。
という意味で良いでしょう。
しかし例えば
クライアントを
接待するようなシーンでは
またちょっと異なります。
ただ目的地へ
案内するだけではありません。
お店の予約や交通の手配など、
色々な段取りを含めた
お世話をするという
使い方になります。
和製英語としてのアテンドは、
出席するという意味では
あまり使われないようですね。
ただし、学校で習ったように
英単語としてのattendは
出席するという意味の方が
一般的なようです。
ああややこしい(笑)!
Sponsored Link
アサインとは?
英単語のassign
(アサイン)とは、
任命するとか、与える、
割り当てる、配属するという
意味を持つ動詞です。
和製英語としてのアサインも
ほとんど同じ意味で
使われることが多いようです。
ただし和製英語では
アサインする。
という使い方をするので
動詞+動詞ですから、
文法的にはちょっと
間違ってますかね?
本来ならアサインメントする。
と言わなければいけない
ところでしょう。
え?細かい?
すみません(笑)。
ではどのように使うのかというと
こんな感じ!
・鈴木くんを支店長に
アサインする
これは何となく分かりますね。
ある人を特定の業務に
割り当てる。
というようなイメージです。
上司が部下にある業務や
役職を任命するような
場面でよく使われます。
それからもう1つは
飛行機の席やホテルの
部屋割などの場面。
・お客様に窓際のお席を
アサインしました
これは任命や配属ではなく、
純粋に割り当てという意味ですね。
そしてちょっと特殊ですが、
ITビジネスにおいては
こんな使い方も!
・ctl+cにコピー機能を
アサインした
これはキーボードの
特定の組み合わせに
ある機能を設定する時に
使われる例文です。
キーアサインとも
呼ばれるようですね。
余談ですがIT企業って
横文字が多いですよねぇ…。
うちの夫はIT企業に
勤めているのですが、
仕事の電話をしていると
何を喋っているのか
さっぱり分かりません。
ただでさえ
何を言っているのか
分からない人ですが(笑)。
使う前に調べよう
いかがでしたか?
アサインはわりと
英語の意味のまま
使われているのが
分かりましたが…。
アテンドは日本で独自に
進化していった
言葉のようですね。
こういった横文字の単語は
その会社やコミュニティにおいて、
独自のニュアンスで
使われていることも
あるようです。
実際に私が以前
勤めていた会社では、
アサインを「打診する」
という意味で使っていました。
その会社では通じますが、
転職した先で使ったら
この人、英語の意味
間違えてるよ…。
と思われたことでしょう。
良かった!使わなくて。
当たり前に使っている
カタカナ語ですが、
使われ方や意味が
正しいかどうか、
本来の意味はどうなのか。
念のため一度調べてみるのが
おすすめですよ。
だって、
知らずに間違った
使い方をしていたら
恥ずかしいじゃないですか(笑)。