夏の雲の見分け方!わた雲・入道雲ってどんな雲?
夏の空と言えば
みなさんは何を思い浮かべますか?
俳句の季語で
雲の峰と表現されるように、
青い空に白いもくもくとした雲が
特徴ではないしょうか?
そして夏の雲と言えば?
わた雲や入道雲などが
思い浮かびますね。
でも実際にどういう雲かと言うと
説明するのはちょっと難しいかも(笑)。
そこで今回は、
夏の雲の特徴や見分け方について
ご紹介します!
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わた雲とは
夏の空に浮かぶ
わた菓子みたいな
白いもくもくとした雲。
他の季節も雲は
わた菓子のように見えますが、
より輪郭がはっきりしているように
感じるのが特徴です。
わた雲とは通称で、
本当の名前を積雲(せきうん)と
言います。
晴れた暑い日には
地表が暖まり、その上昇気流によって
できる雲です。
わりと空の低いところにできて、
雲の下のラインが揃って見えるのが特徴。
この雲が出ている時は
しばらく良いお天気が続くんですって!
成長すると雲の層が厚くなり、
光を通さないので
グレーに見えることもありますが、
雨が降るほどには発展しません。
特に夏の空によく見られる雲ですが、
1年中見られることもあり、
子供が絵に描きやすい雲ですよね。
私もウン十年間、
きっと雲の絵はこの積雲を
描いてきたんだろうなぁ、と思います!
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入道雲とは
入道雲も夏によく見られる
代表的な雲です。
やはりこの入道雲という名前は通称で、
積乱雲(せきらんうん)が
正しい名前なんです。
両方とも上昇気流によって
できた雲で、
輪郭がはっきりしているのが
特徴なのですが・・・。
可愛らしいわた雲が
上昇気流によってさらに成長し、
上の方向へ伸びていったのが
入道雲と呼ばれる雲なんです。
なぜ入道雲と呼ばれているのかについては
こちらをご覧ください!
ちなみに積乱雲とは
天候が不安定になるとできる雲で、
そこの部分は太陽光を通さず暗くなり、
その下は雨が降り、
雷が鳴ることが多いそうです。
入道雲は必ずしも
雷が鳴るほどの雲に発展するとは
限りませんので、
正確には入道雲=積乱雲とは言えないかも
しれません。
雷が鳴る前に
消滅してしまうこともありますので・・・。
分かりやすく言えば、
積雲より縦方向に大きく、
発展すると雨や雷を伴うのが
入道雲、と覚えておけば
間違いないでしょう!
ゲリラ豪雨に注意
いかがでしたか?
夏の雲は立体的で
思わず目を惹く美しさですが、
お天気が急変するサインでもあります。
特に近頃夏に多いゲリラ豪雨。
快晴だったのに
急に雨が降るような時には
きっと事前に空に
入道雲が浮かんでいるはず。
入道雲がムクムクと成長して
グレーになり始めたら、
室内に避難するか
レインコートを買いに
コンビニに走りましょう!