インフルエンザが流行る理由！なぜ毎年流行るの？
毎年寒くなってくると
猛威をふるう
インフルエンザ。
私の仕事は冬場が繁忙期なので
毎年かからないように
怯えて過ごしているのですが…。
それにしてもなぜこんなに
毎年毎年流行るのでしょうか？
毎年流行っているのに
予防接種で防げないのは
なぜなのでしょうか？
今回は、インフルエンザが
流行る理由について
調べてみました！
Sponsored Link
マイナーチェンジするウイルス
インフルエンザが毎年流行る
大きな理由は、
ウイルスが変化することです。
人間の体とは素晴らしいもので、
1度ウイルスに感染すると
多くの場合そのウイルスに対する
免疫ができます。
おたふく風邪なんかが
そうですよね。
2度目はかかってなるものか！
という感じでしょうか（笑）。
もし2度かかったとしても
軽く済むことが多いようです。
と、言うことは
インフルエンザだって
1度かかったら
もうかからないのでは？
と思いますよね。
そう、そこなんです！
インフルエンザには
A型、B型、C型があるのは
何となくご存知かと思います。
そして毎年流行るのは
だいたいA型。
たまにB型ですよね。
実はそのインフルエンザA型は、
少しずつその形を変えて
マイナーチェンジしていく
ウイルスなんです。
せっかく免疫ができても
ウイルスの形を変えられては
こちらも太刀打ちできません。
まさに人間とウイルスの
いたちごっこ！
そんなわけで、
何度インフルエンザにかかっても
生涯続く免疫を
手に入れることはできません。
よって、毎年新たな気持ちで（？）
私たちはインフルエンザに
挑まなければならないという
わけだったんです。
インフルエンザウイルス、
恐るべし！
なぜ大流行するのか
インフルエンザが
毎年流行る理由は
分かりましたが、
あんなに流行るのは
なぜなんでしょうか？
風邪もうつりますけど、
学級閉鎖になることは
ないですよね？
私も同じ会社の
別部署の人たちが、
徐々に1人ずつ減っていき、
ついに全員いなくなったのを
見たことがあります（笑）。
その理由は
インフルエンザの
感染ルートにあります。
インフルエンザは
飛沫（ひまつ）感染、
つまりウイルス保有者に
直接触れなくても、
くしゃみや咳で
うつってしまうんです。
くしゃみや咳のしぶきは
ゆうに２mほども飛ぶんですって。
なるほど・・・。
部署が全滅するのも
頷けますね。
また、インフルエンザには
潜伏期間がありますから、
発症するまでは自分が
インフルエンザにかかっていると
気づかないものです。
その間もきっと学校や会社に行き、
電車や教室、オフィスなど
あらゆるところで
ウイルスをバラまいていると
考えるとどうでしょうか？
もう、いつ誰がうつっても
おかしくないですよね？
むしろうつらない方が
奇跡かも！？とさえ思えてきました。
Sponsored Link
流行しやすい季節
インフルエンザは
なぜ冬に流行するのか。
そういえば夏にインフルエンザって
あんまり聞いたことがないですよね。
それもそのはず。
インフルエンザウイルスは
寒くて乾燥した空気が大好物だからです。
なぜかというと、
ウイルスに含まれた水分が
乾燥した空気に触れると
蒸発して軽くなり、
元気に飛び回れるから！
だから冬に流行るんですね。
逆に夏場の高温多湿の空気では
重くなってほとんど
活動できないんですって。
目安は湿度50％以上！
40％を下回るとウイルスが
元気になってきてしまいます。
ただし、あまり加湿しすぎると
結露ができてしまうので
注意しましょう。
子供の感染に注意しよう
いかがでしたか？
インフルエンザは
毎年流行るべくして
流行っているんですね。
特に首都圏では
満員電車など、
不特定多数の人と
近距離で接することが多いので
余計に流行してしまうそうですよ。
ちなみに、
インフルエンザを
流行らせているのは
誰だと思いますか？
もちろん私たち1人1人
なのですが・・・。
最もウイルスを拡散しているのは
子供たちだと言われています。
学級閉鎖の例に
挙げられるように、
まず集団生活というスタイルが
そもそも大規模な流行を生む要因。
さらに小さな子供は
鼻水を手で拭いたり
くしゃみする時に口を
手で押さえるなどのマナーが
まだ習慣になっていないことが
多いですよね。
そしてその手で色んな所を触ったら・・・。
もうあっという間に
ウイルスがあちこちに
バラまかれてしまいますね。
そしてそれが家族にうつり、
その家族がまた誰かにうつし・・・。
まるでピンポンのようですねぇ。
そうならないために、
お子さんのいる家庭では、
まず手洗いうがいなど、
インフルエンザの予防に
努めるように気をつけましょう。
もちろん大人もです。
ちなみにうちの夫は
手洗いうがいをしません！
言われないとやりません！
良い子のみなさん、
こんな大人になってはいけませんよ（笑）。