風邪とインフルエンザに同時にかかることってあるの？

どうも具合が悪い・・・。
と病院を受診したところ、
風邪かと思ったら
インフルエンザだった。

なんて経験がある方も
多いのではないでしょうか。

風邪なのかインフルエンザなのかの
判断って難しいですよね。

ちなみに今回は
風邪とインフルエンザに
同時にかかることも
あるのかについて調べてみました。

何だかよく分からないですが
あるとしたら相当辛そうですね・・・。

風邪とインフルエンザの違い

ところで、そもそも
風邪って何だか知っていますか？

知ってるよ！
と思ったみなさん。

そうなんです。
風邪とはウイルスが原因で
起こる感染症のこと。

だけどそのウイルスが
一種類ではないことは
ご存知ないのではないでしょうか？

風邪を引き起こすウイルスは
実に色んな種類があるんです。

多くはライノウイルス、コロナウイルス
RSウイルス、アデノウイルスなど。

ただ、どのウイルスに感染しても
だいたい症状が似たりよったりなので
それらをひっくるめて
風邪症候群（かぜしょうこうぐん）と
呼んでいるんですって。

インフルエンザも
インフルエンザウイスルという
ウイルスによって起こる感染症ですので、
そういった意味では
風邪症候群の仲間なんです。

ただし、インフルエンザは
他の風邪症候群と比べて
症状が特徴的なため、
風邪とは区別されるのが一般的。

そうですねぇ。
確かにインフルエンザが
風邪の一種という認識は
あまりないですよねぇ。

では具体的にどのような
症状の違いがあるのでしょうか？

症状の違い

代表的な風邪の症状と言えば、
鼻水、喉の痛み、咳などですよね。

息子を病院に連れて行った時
先生がPCに
上気道炎（じょうきどうえん）
と入力しているのを見かけました。

まあ、風邪のことなんですけど、
その文字通り！

呼吸器のうち鼻や喉などの
上の方の器官のことです。

要は鼻や喉に炎症が
起こっていますよ、という診断ですね。

これがいわゆる風邪の症状で、
熱は上がっても38℃くらいまで。

感染経路は接触感染。

つまり
直接感染者の皮膚や
粘膜に触った場合。

そして感染者の
ウイルスが付いた物を触った手で
自分の粘膜を触った場合に
感染する可能性があります。

そして季節は問わず
1年中感染するのが特徴です。

一方インフルエンザは
鼻や喉の症状の前に
悪寒がして関節が痛くなり、
急に高熱が出るのが特徴。

私の経験上、
何の前触れもなく熱が出る感じです。

風邪で熱が出るときは
数日前から鼻水が出たり
喉が痛かったりしませんか？

インフルエンザには
それがないような気がします。

熱が出た後、
鼻や喉の痛みを感じることは
もちろんありますが・・・。

そして感染経路は飛沫感染。

感染者のくしゃみや咳で
飛んできたウイルスが
自分の粘膜に付着すると
感染してしまいます。

つまり風邪よりも
感染力が強いということに・・・！

2メートルくらいは飛ぶそうですから
電車の中はきっと
インフルエンザウイルスが
うようよしていそうですね。

季節は主に冬。
空気が乾燥した寒い季節に
流行するのがポイントです。

詳しいことは省きますが、
乾燥してると
ウイルスの動きが
活発になるんですって！

今年も加湿器のフィルターを
新調しなくては！

同時にかかることはあるのか

さて、前置きが長くなりましたが
いよいよ本題です。

風邪とインフルエンザに
同時にかかることはあるのか？

答えはYESです！

先にご説明したとおり
感染源となるウイルスが
違うわけですから、
同時に可能性はあるということに
なりますよね。

例えば先に風邪にかかっていたなど、
どちらかに先に感染していると
体力や免疫力が下がるため、
同時にインフルエンザにかかっても
おかしくはありません。

風邪がなかなか治らないと思ったら
インフルエンザだった…。

などというケースも
少なくないのではないでしょうか。

この場合、
最初からインフルエンザ
だったのではなく、
風邪を引いているところに
インフルエンザにもかかった
可能性が高いかもしれませんね。

早めの受診を！

いかがでしたか？

風邪もインフルエンザも
長引くと肺炎にかかる
リスクが高くなります。

特にインフルエンザは、
こじらせると肺炎を
併発することが多いようです。

小さな子供は
インフルエンザ脳症を発症し、
最悪の場合死に至るケースも
あり得ます。

風邪が長引くようなら
インフルエンザにも
かかってしまっている
可能性もありますから、
早めの受診をお勧めします！

そういう私も風邪が治りきらないうちに
インフルエンザにかかったことがあります。