熱中症の気になる症状！子供の発熱に要注意！
暑くなってくると怖いのが熱中症。
頭が痛くなったり、吐き気がしたり……
経験がある方も少なくないと思います。
私自身、夏になれば必ず一度は
熱中症のような症状でダウンしています。
涼しい場所でしばらく休めば
回復することがほとんどですが、
最悪の場合、命に関わることもあるのが
熱中症の怖いところ。
でも、
子供って夏の暑い最中でも元気いっぱいですよね。
しかし！
子供の場合は大人以上に
熱中症に注意が必要なんです。
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子供は熱中症にかかりやすい
子供は大人に比べて
体温を調節する機能が未熟です。
さらに、大人より身長が低いので、
地面に反射した熱を
直接受けてしまいがち……。
そのため、
大人よりずっと熱中症にかかりやすいんです。
自覚症状が無かったりする場合もあるので要注意！
気付かないうちに熱中症になっていて、
大人が気付いた時には
手遅れになっていることもあります。
熱中症の気になる症状
熱中症かどうかを判断するポイントを
おさらいしておきましょう。
・発熱
・嘔吐
・頭痛
・けいれん
・めまい
・動悸
・汗をかかない
これらの症状が見られたら、
熱中症を疑ってください。
子供は、自分では熱中症の症状に
気付けないことがあります。
大人が気を付けてあげることが必要です。
熱中症の4段階
熱中症には4つの段階があります。
第一段階は「熱疲労」と呼ばれる状態です。
頭が痛かったり、だるかったりします。
もう少し進行すると「熱けいれん」が起きます。
手足が震えたり、体が硬直したりします。
呼吸も荒くなるのが特徴です。
更に進行すると「熱失神」という
状態になります。
顔色が悪くなり、めまいや失神を伴います。
最終的には「熱射病」という状態になります。
熱射病は命に関わる状態です。
汗をかいていなかったり、
意識がもうろうとしていたり、
異常な発熱が見られたら、
熱射病を疑い、すぐに救急車を呼びましょう。
熱中症になってしまったら
熱中症は、応急処置が肝心！
熱中症になってしまったら、
とにかく体を冷やしましょう！
ポイントは
「体の太い血管があるところを冷やす」こと。
わきの下や脚の付け根、
首の後ろや頸動脈のある場所に
アイスノンや氷を当ててください。
状態が落ち着いたら病院を受診しましょう。
もし10分経っても体温が下がらない場合は
一刻も早く病院へ向かって下さい。
熱射病になっている可能性があります。
命に関わる状態です。
病院で適切な処置を受けてください。
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熱中症にさせないために
子供は暑くてもとにかく元気ですよね。
炎天下にもかかわらず
外を走り回ったりしている子供も
少なくありません。
でも、あまりにも暑い時は
外に出るのを控えさせましょう。
涼しくなってから外に出るようにするだけでも
ずっと熱中症になりにくくなります。
帽子ももちろん忘れずに。
熱中症予防には水分補給も欠かせません。
これらにプラスして、
大人がまめに声を掛けるようにしましょう。
「気持ち悪くない？」
「頭は痛くない？」
など、
具体的な症状を言葉に出して
尋ねることがポイントです。
熱中症は、
時には命に関わることもあります。
子供の熱中症を予防するためにも、
いつもより積極的に
声掛けをしたいものですね。