海で日焼け…なぜ海では日焼けしやすいの?
夏といえば海!
青い空に白い砂浜、
想像しただけでワクワクしてきますね。
しかし、海で気になるのがやっぱり日焼け。
赤くなったり、皮がむけたり、
海でたっぷり遊んだ後は、
日焼けによるトラブルも
多いのではないでしょうか。
ではなぜ海で一段と日焼けしやすいのか、
その理由と日焼けのしくみについて
ご紹介します。
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日焼けのしくみ
夏は日焼けをして
真っ黒になる方も多いと思いますが、
日焼けはやけどの一種だということを
ご存知でしたでしょうか。
日にあたると肌が赤くなって
ヒリヒリすることがありますが、
実はこの状態が
紫外線によるやけどの症状なのです。
ひどいと水ぶくれなったり
痛みが続いたりすることもありますので、
焼きすぎには
注意しなければいけませんね。
また、もともと色黒の方などに多い、
赤くならずにすぐに黒くなるタイプの
日焼けもあります。
これは紫外線から肌を守るために
皮膚にメラニン色素を生成し、
その色素に紫外線を吸収させることにより
皮膚の奥まで紫外線が入り込むことを
防いでいるのです。
皮膚の奥まで紫外線が入り込んでしまうと
遺伝子の細胞が傷つき、
皮膚がんなどのリスクを
高めてしまうからです。
一見健康的に見える日焼けですが、
実際はあまり
身体に良いとはいえないようです。
なぜ海で日焼けしやすいのか
それではなぜ海に行くと
普段よりも日焼けしやすいのでしょうか。
紫外線の強い季節は
街を歩いていても日焼けしますが、
海に行くといつも以上に
日焼けしてしまうことが
多いのではないでしょうか。
その大きな原因は、
海水からの照り返しです。
海の水に紫外線が反射することにより
紫外線量が多くなり、
日焼けしやすくなるというわけです。
海水浴に行っても海には入らず
砂浜にいるだけなのに日焼けしてしまう。
という場合も同様です。
砂浜は白っぽい色をしているので
紫外線が反射しやすく、
この照り返しによって
日焼けしてしまうのです。
また、海には街中のように
ビルなどの障害物がないため、
紫外線を直接浴びやすいのも
海で日焼けしやすい理由の一つです。
それから海では水着やそれに近い服装など、
露出が高いことが多いですよね。
露出によって紫外線を浴びる
面積が増えますので、
当然普段よりも
日焼けしやすいといえるでしょう。
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まとめ
日焼けのしくみと、
海で日焼けしやすい原因について
まとめてみましたが、
いかがでしたでしょうか。
日焼けしすぎないためには
日焼け止めをこまめに塗りなおす、
防水効果の高い日焼け止めを使う、
日焼け止めはムラのないよう
まんべんなく塗るなどの対策が効果的です。
もし日焼けしすぎてしまったら、
よく冷やして、化粧水などで水分を補給し、
炎症を鎮めましょう。
あまりに酷い場合は皮膚科を受診することを
おすすめします。
しっかり日焼け対策をして、
今年の夏も海水浴を楽しみましょう!