夏の終わりはどんな言葉で表せる?情緒いっぱいの表現を紹介!
とても暑い夏は
過ごしにくいと感じる一方、
たくさんの思い出が
できる季節だとも思います。
なんとなく
「ずっと続くんじゃないかな~」
なんて思ってしまいますが、
夏の終わりは
必ずやってくるんですよね。
今回はちょっとだけ寂しい
夏の終わりを表現する
言葉をご紹介したいと思います。
“晩夏”のような
夏の終わり自体を意味する
言葉ではなく…
じんわりと
夏の終わりを感じさせるような
そんな表現を
お送りしていきます!
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気候や服装から感じる夏の終わり
○足早な夕暮れ
晩夏の夕暮れって、
なんとなく寂しいですよね。
夏は昼の時間が長いですが、
秋に近づくにつれ
日暮れが早くなってきます。
この間までは
6時でも明るかったのにな…
なんてつぶやきたくなる
夏の終わりの情景ですね。
○見えなくなった素肌
暑い夏の時季には、
半袖にサンダルを履いたり、
ハーフパンツなど
肌の露出が多くなります。
しかし徐々に気温が下って
長袖や上着を着だすと、
素肌の見える格好が消えるのです。
夏のオシャレが去っていく
寂しさがありますね。
○残暑に忍び込む秋風
夏の熱が残る中、
朝夕にふっと吹く風に
肌寒さを感じる。
すぐそこまで迫っている
秋の気配が、
夏の終わりを認識させます。
海から感じる夏の終わり
○夏を洗い流す土用波
土用波(どようなみ)は、
晩夏の頃に起きる
大きな波のことです。
まだ残っている夏の気配を
大波がさらって流してしまう…
ぴしゃりと
夏の終わりを告げるような、
そんな表現ですね。
○海から遠ざかる足音
夏の代名詞といえば、
海や海水浴。
多くの人が海を訪れますが、
夏の終わりが近づくにつれて
人は減っていきます。
遠ざかる足音を聞きながら、
海は夏のレジャースポットとしての
役割を終えるのです。
○静かにたたずむ海の家
夏の盛りには
大賑わいの海の家も、
海水浴客が減るのと共に
活気を失っていきます。
人のいない浜辺を前に
静かにたたずむ海の家は、
夏の終わりに
ぴったりといえる光景です。
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生き物や植物から感じる夏の終わり
○枯れゆく青葉
夏の時季には、
木々などの植物が
眩しいくらい
青々としていますよね。
しかし暑い間は
元気に茂っていた青葉も、
落葉や紅葉に向かって
青々しさが消えていきます。
枯れていく葉を、
少しずつ気配を消して
去っていく夏に
重ねている表現ですね。
○うつむいたひまわり
夏の花といえば
ひまわりを思う人も
多いでしょう。
夏の太陽に向かって
大きく背を伸ばすひまわり。
しかし夏の終わりと共に
力強さを失い、
うつむくように
花が垂れさがっていきます。
去りゆく夏にお辞儀をして
見送っているかのような
すこし寂しい情景です。
○秋を呼び込むコオロギ
まだ夏が消え切らない
少し早めの段階で、
りんりんと鳴き出す
コオロギがいますよね。
コオロギの声が聞こえると、
残っていた夏の気配が消えていき
秋の色が濃くなると感じます。
ちょっと慌て者のコオロギが
秋を呼び込み、
完全な夏の終わりが
訪れるのでしょう。
夏の終わりを感じてみよう!
夏の終わりを表す言葉、
いかがだったでしょうか。
夏の終わりは、
色々な物や感覚を通して、
表現できるのですね。
ご紹介したもの以外からも、
それぞれの感性で
夏の終わりを感じることが
できると思います。
みなさんも晩夏の頃には
沢山のものを見て、聞いて、
自分だけの夏の終わりの表現を
考えてみてくださいね。