プールの水道代ってどれくらいかかるの?25mプールで検証!
プールで遊ぶのって
楽しいですよね。
夏休みに学校のプールへ
泳ぎに行った!
なんて思い出のある方も、
少なくないはずです。
しかしその美しい思い出は
ちょっと横に
置いておいてもらって。
現実的な話…
あれだけの水を使っている
プールの水道代。
みなさん、
気になりませんか?
気になる気になるー!
ということで、
今回はプールの水道代について
調査していきたいと思います!
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プールにはどれくらいの水が必要?
プールの水道代を知るために
欠かせないのが、
プールをいっぱいにするために
必要な水の量です。
使った水に対して、
水道代金が発生しますからね。
レジャー施設などのプールは
それぞれ規格が違いすぎますので、
検証に向きません。
ですので今回は
一般的な学校の25mプールを
取り上げたいと思います。
縦幅が25mのプールの場合、
横幅は半分程度の12.5mくらい。
深さは真ん中ほど深く、
逆に端は浅くなっているはずです。
仮に真ん中を1.5m、
端を1.2mとしましょう。
これを平均すると、
プールの深さは
およそ1.35mなります。
縦幅と横幅・深さが分かれば、
水量(容積)の計算が可能です!
式にすると、
下のような感じなります。
25m(縦幅)×12.5m(横幅)×1.35m(深さ)
=421.875m3
25mプールの水量は、
約422m3という結果になりました!
m3は立方メートルとよみます。
水道料金の計算にも
利用されている単位ですね。
しかし立方メートルといっても
なんだかピンときませんよね。
馴染みのある単位…
例えばリットルに直してみると、
1立方メートルは
1000リットルに相当します。
1000リットル!
すさまじいですね。
だって普通の牛乳パック
1000本分ですよ。
しかもプールは
422立方メートルですから、
単純計算で牛乳パック
42万2000本分になります。
う、牛何頭分なんでしょうか…
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プールの水道料金を計算!
さて、牛乳パックの話は
忘れていただいて。
先ほどの計算で、
25mプールに必要な水は、
およそ422立方メートルだと
分かりました。
それではここから、
水道料金を
割り出してみましょう!
全国の各地域では、
水1立方メートルあたりに
単価が設定されています。
また家庭用と業務用の水道で
水の単価が違い、
小学校の場合は業務用水道が
利用されているんです。
今回は東京の水道料金を
基準にしましょう。
東京23区の小学校であれば、
水の単価は642円ですね。
必要な水の量が422立方メートル、
単価が642円とすると
計算方法は下のようになります。
422m3(水量)×642円(単価)
=27万924円。
おお!
ついに答えが出ました!
25mプールの水道料金は
およそ27万円です!
けっこう
お高いものなんですね。
まあすごい量の
水が必要ですからね。
当然といえば
当然なのかもしれません。
学校のプールって身近ですし
昔は気軽に通っていましたが…
なんだかこれからは、
学校のプールに
ちょっとした高級感を
感じてしまいそうです(笑)
プールの水道代まとめ
プールの水道代は、
25mプールで約27万円だと
分かりました。
プールを水で満たすには、
かなりコストがかかるんですね。
今回は参考にしたのは、
東京都の業務用水道料金でした。
地域ごとに水道料金は違うので、
27万円というのは
あくまで目安と考えてくださいね!