なぜ元日が祝日なのかを解説!由来や正しい過ごし方とは?
元日といえば、
年が明けた
1月1日のことです。
元日は祝日ですので、
お休みの人も
多いと思います。
それでは元日が
なぜ祝日なのかは
知っているでしょうか?
今回は祝日「元日」について
お伝えしていきます!
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元日はなぜ祝日なの?
12月31日の大晦日が終わり、
新しい年を迎えた
その第1日目が元日です。
元日は「国民の祝日に関する法律」、
いわゆる祝日法で
祝日と定められています。
祝日法によれば、
元日は年のはじめを祝う日。
つまりざっくり言うと
年が明けたぞ!
おめでたいから祝日だ!
なんて感じになります。
案外単純なんですね。
元日のもとになったのは、
四方拝(しほうはい)とよばれる
宮中行事でした。
四方拝は1月1日の早朝に
天皇様が行う式典で、
その年の厄除けや豊作を祈ります。
そして昭和23年、
祝日法が施行されると同時に
元日は正式な祝日として
国に規定されました。
ちなみに。
元日とよくセットで聞く
元旦というのは1月1日の朝、
もしくは午前中を指します。
対して元日は
1月1日丸々24時間のこと。
だから祝日は元旦ではなく
元日なんですね。
元旦だけとなると、
午前中休みの
半休になっちゃいますからね(笑)
元日はどうやって過ごす?
現代の生活は多様ですし、
休みの人・仕事の人・用がある人
色んな人がいると思います。
しかし昔ながらの
日本的なお正月の過ごし方を
知っておくのも素敵ですよ。
元日の過ごし方や、
その意味を見てみましょう!
○年神様をお迎え
年神様は、
その年1年の幸せや息災を
運んでくれる神様です。
年神様をお招きする目印として
門松を家の前に飾り、
家の中での年神様の居場所として
用意しておくのが鏡餅ですね。
年神様は
初日の出と一緒に
やってきます。
だから初日の出って、
とても有難がられるんですね!
年神様がいらっしゃるのに
寝ていては失礼…ということで、
昔は夜通し起きて
日の出を待ったといいます。
○寝正月
今だとネガティブな印象の強い
寝正月ですが、
本来は正しい過ごし方なんです!
上で書きましたが、
昔は年神様の来訪を待って
夜中は起きていました。
ですから元日の昼間は
寝て過ごす…
つまり寝正月が普通だったんです。
忙しい現代ですから、
正しい寝正月が広がるのも
いいかもしれませんね。
○お節料理を食べる
お節料理には、
健康や運気をアップさせる
縁起のいい食べ物が
たっぷり使われています。
例えば数の子なら子孫繁栄、
田作りなら豊作など。
年神様にお節をお供えし、
そして一緒に食べることで
1年の幸せや発展を願うんですよ。
○御屠蘇(おとそ)・若水(わかみず)を飲む
御屠蘇というのは
漢方や生薬を利用したお酒、
もしくは単に日本酒です。
若水はその年になって、
初めて汲んだお水のこと。
どちらにも
邪気を払う力があるそうで、
健康を願って飲んだり、
年神様のお供え物にしますね。
若水はお供えした後、
お雑煮を作るのに
利用することもありますよ。
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素敵な元日を
元日が祝日になったのは
なぜなのか?
その理由は、
年が明けておめでたいから。
祝日の由来になったのは
宮中行事である四方拝でした。
国が定めた祝日なので
どんなワケがあるんだろう!?
と思いましたが、
けっこう単純なことなんですね。
これくらい簡単な方が
分かりやすくて
いい気もします(笑)
そして寝正月が
正しいお正月の過ごし方…
これは朗報でした。
もうこの先は
堂々と寝てやりましょう!!!!
私には寝正月が
一番幸せな過ごし方ですが…
せっかくの祝日ですから、
皆さんも出来れば
ゆっくり素敵な一日を
過ごして下さいね。