ローストビーフはなぜ高いの?少ない量でも高い理由は?
ローストビーフと言えば
ちょっと豪華なおかず。
といったイメージですよね?
たしかにデパ地下などで買うと、
数切れしか入っていないのに
1,000円くらいすることも
珍しくありません。
でも、ローストビーフに
使われるお肉は
たいてい赤身の部位ですよね?
和牛のサシが入った
高級なお肉でなくても
美味しくいただけるものですから、
お肉自体の値段は
そんなに高くなさそうなのに…。
今回は、ローストビーフは
なぜ高いのかについて
考えていきたいと思います!
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・手間がかかる
ローストビーフの値段が高い
最大の理由は、
やはり手間がかかることでしょう。
ステーキであれば
高温で焼き上げるので
そんなに時間はかかりませんよね?
しかし、ローストビーフは
その名の通り「ロースト」料理。
オーブンでじっくり中まで
蒸し焼きにするのが
ポイントです。
そうすることで、
火が通りすぎず
ふっくらとした仕上がりに
なるんですよ。
しかし、ローストするには
それなりに時間がかかります。
しかもローストビーフは
熱々の状態で食べるものでは
ありませんから、
ある程度お肉から熱を取ってから
切り分けますよね?
熱々のまま食べる
ステーキなどと比べて、
手間や時間がかかるのがデメリット。
焼き加減も難しく、
時間や手間がかかるとなれば
やはりそれなりの
価格設定をしなくては
いけないということでは
ないでしょうか。
焼き上げる前に
調味料をお肉にすりこませて
1晩寝かせる…。
などと、仕込みにまで
こだわるならなおさらです。
もし私がローストビーフ屋さんなら、
一切れ500円くらい
取るかもしれませんよ(笑)!
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・衛生管理上の問題
ローストビーフの
特徴と言えば、
あの絶妙な火の入り方ですよね?
中まで火が通って
いるのですが、
しっかり焼かれている
わけではなく、
半生のような柔らかさを
楽しめるのが特長。
焼き上がりの
かたまり肉のままなら、
中まで火が通っているので
表面だけしっかり焼いておけば
菌が繁殖することはありません。
しかし、スライスしてしまった
ローストビーフは、
切り口から菌が繁殖してしまいます。
中のお肉は表面のように
しっかり焼いてあるわけでは
ありませんので、
なおさらです。
と言うわけで、
スライスしたローストビーフは
あまり日もちしません。
手間がかかる上に
日もちしないとなれば、
少し値段が高いのは
仕方ないのかもしれませんね…。
手作りは意外とお得!
いかがでしたか?
ローストビーフが高いのは、
お肉の値段はもちろんですが
調理する工程での手間や、
衛生管理上の問題が
関係していたんですね。
もしローストビーフを
ステーキのように
お腹いっぱい食べたいのなら、
手作りが断然おすすめ!
お肉以外はほとんど家にある材料で
作れますし、
お肉の値段も輸入牛であれば
家族4人分の量が
1,000円くらいで買えちゃうんですよ。
外で食べるのも良いですが、
お得な手作りローストビーフ。
ぜひ試してみてくださいね!
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