トッポギとお餅の違いってなに?同じものじゃないの?
韓国料理というと、
皆さんは何を思い浮かべますか?
おいしい料理は
たくさんありますが、
外せない定番のひとつに
トッポギがあります。
独特の歯ごたえがあり、
味も甘辛くて
おいしいんですよね~!
さてこのトッポギですが、
日本のお餅と
同じものだと思っていませんか?
トッポギとお餅は似ていますが
実は別の食べ物なんですよ。
今回は
トッポギとお餅の違いについて
解説していきます!
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そもそもトッポギって?
トッポギは、
韓国の屋台などでも売られている
メジャーな料理です。
コチジャンや砂糖で
甘辛く味付けされていて、
病みつきになる人も多いんですよね。
鮮やかでいかにも辛そうな
赤色が目を引きますが、
見た目ほど辛くないことがほとんどで
辛いものが苦手な人でも
比較的食べやすいみたいですよ。
ちなみに
トッポギを日本語に訳すと
“炒めた餅”という意味。
「え!やっぱり餅じゃん!」
と言いたくなりますが、
ところがどっこい
日本と韓国のお餅は別物なんです。
これがお餅とトッポギの違いの
鍵になっているんですよ。
日本のお餅と韓国のお餅
まず日本のお餅ですが、
材料になるのはもち米です。
もち米を蒸してから、
杵でついてお餅にしていきます。
うるち米を使うものや
穀物の粉を利用するものなど
例外は多くありますが、
やっぱり一般的なイメージといえば
もち米をついたお餅ですよね。
一方の韓国では、
米や麦などの穀物を挽いて粉にし
蒸す・焼く・煮るなど
いろいろな方法で加熱して
お餅を作ります。
原料になる穀物や
火の通し方によって、
色々な種類に
分けられているようですね。
たくさんの種類があるので
お餅全体は「トッ」とよばれていて、
トッポギに主に使用されるのは
「カレトッ」という名前のお餅です。
カレトッは
うるち米を挽いてから蒸し、
棒状に伸ばしたもの。
そしてカレトッを甘辛く煮つけた、
もしくは炒めたものが
トッポギなんです。
日本のお餅は食材ですが、
トッポギは韓国式のお餅を使った
料理ということになりますね。
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トッポギとお餅の違いまとめ
トッポギは、
うるち米から作られる
韓国のお餅・カレトッを利用した
甘辛の“料理”。
日本のお餅は
もち米を原料とするものが多く、
杵でついて作る“食材”。
とても似ている
お餅とトッポギですが、
2つにはこのような
違いがありました。
同じお餅でも、
原料や作り方が異なっているのは
ちょっと不思議ですね。
どちらも材料を集めるのは
難しくないと思うので、
それぞれ1から手作りしてみると
違いがより分かるかもしれませんよ。