さんまは全部食べるもの!?頭や内臓も食べた方がいいって本当?
秋になるとまるまる太った
美味しそうなさんまたちが
お店に並びますよね。
その季節には
少なくとも週2回は
夕食にさんまの塩焼きを
出す私ですが、
決して手抜きではないんですよ?
焼くだけで簡単だから、
週2回もさんまを買うわけでは
ないんですよ(笑)?
ところで、
「さんまは残すところがない」
なんて耳にしたことがありますが、
みなさんはどこまで食べますか?
内臓は苦味があるので
好き嫌いが分かれますよね。
中には頭や背骨まで
まるごと食べるという人も!
全部食べた方が
体に良いのでしょうか?
そもそも全部
食べても良いのでしょうか?
今回は、さんまは
全部食べるものなのかについて
まとめてみました!
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なぜさんまの内臓は食べられるの?
普通の魚の内臓には
その魚が食べたものが
残っているため、
食中毒になる危険もあるんです。
ですから内臓は下処理で
取ってしまい、
口にしないのが一般的ですよね。
しかしさんまの内臓は
食べても大丈夫なんです!
なぜかと言うと
さんまには胃がないから。
食べたものが体内に留まらず、
1本の消化管を通って
すぐに排出される
仕組みなんだそうですよ。
よって、内臓に
食べ物がたまっていて
食中毒を起こす可能性が
ほぼないということです。
胃がないなんて!
せっかく食事をしても
すぐ出てしまったら悲しいなぁ…。
と思ったのは
私が食いしん坊だからでしょうか(笑)。
ちなみにさんまの内臓には
美肌に良いビタミンAや、
貧血に効く鉄分などか
豊富に含まれています。
苦味が嫌いでなければ、
栄養も豊富ですから
内臓も食べるのが
オススメですよ!
しかし、内臓を食べられるのは
新鮮なさんまに限ります。
内臓には寄生虫がいる
可能性もありますから、
食べるときは
しっかり火を通してくださいね。
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骨や頭も食べられるの?
では、さんまの骨や頭は
どうでしょうか。
食べた方が良いのでしょうか?
骨というとカルシウムの
イメージですが、
実はさんまの身の部分にも
カルシウムがたくさん
含まれているんです。
ですので、
あえて骨まで食べてカルシウムを
摂取しなくても、
身を食べれば十分栄養は
摂れるんですよ。
骨を食べると
のどに刺さったりして
危ないですよね。
それに実は人間は
体のシステム上、
魚の骨を消化したり
吸収したりするのは
あまり得意ではありません。
カルシウムを摂るために
魚の骨を食べるのであれば、
牛乳を飲んだ方がよっぽど
効率が良いそうですよ。
また、さんまの頭も同様です。
頭の部分に付いている
身を食べるのはおすすめ。
中には目玉を好んで食べる人も
いますよね。
魚の目は目の疲れなどに効く
ビタミンB1を豊富に含んで
いるんだとか…。
ただし、頭を骨ごと
バリバリ食べるのは
口の中に骨が刺さりそうで
危ないですし、
骨と同様にカルシウムは
吸収しづらいようです。
つまり結論づけるとすると、
さんまの骨や頭は食べられるけど
あえて食べなくても良いもの。
ということになります。
そうですね。
私もさんまは
頭と骨としっぽだけ残して、
あとは全部いただくのが
美しいのではないかと思います!
好きなら食べても問題なし
いかがでしたでしょうか。
さんまはまるごと全部
食べられますが、
必ずしも頭や骨まで
全部食べた方が良いと
いうわけではなさそうですね。
ただし、骨や頭の固さが
好きな場合は別ですよ。
食べても害があるものでは
ありませんし、
効率良く吸収できるかは別として
カルシウムが多く
含まれているのは事実です。
骨や頭も油で揚げれば
パリパリになって
多少食べやすくなります。
また、圧力鍋で
柔らかく煮たさんまは
まるごと美味しく
いただけますよね。
身だけ食べてもよし、
まるごと食べてもよし。
どちらにしても、
さんまは美味しくて栄養豊富な
秋の味覚の代名詞なんですね!