栗(くり)と粟(あわ)の違いとは?粟ってどんなものなの?
栗と粟って、
よく似た漢字ですよね。
それぞれ読み方は
栗(くり)・粟(あわ)となります。
クリはすぐに
イメージできると思いますが、
皆さんアワの見た目って
パッとイメージできましたか?
というより、
アワって何か知ってます?
私はまったく
分かりませんでした(笑)
昔は食べられてたんだっけ?
くらいの知識です。
というわけで
今回はクリとアワの違いや、
そもそもアワとは
いったいどんなものなのか?
これらについて
調べていきたいと思います!
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栗と粟ってどこが違うの?
漢字がそっくりな
栗(くり)と粟(あわ)ですが、
実は全く別の植物なんです。
まず最初に、
見た目が全く違います。
上がクリ、下がアワの画像です。
全然似てませんよね!
漢字は間違えても、
実物は絶対に
間違えないと思います(笑)
またクリとアワは、
見た目だけでなく育つ環境も
かなり違っていますね。
クリはトゲトゲとした
イガに包まれて、
木に成る果実です。
一方のアワは、
イネ科の植物で雑穀類の一種。
畑などで栽培されて、
お米のように穂をつけます。
並べて見てみると、
どうして漢字があんなに似てるんだ…
と思えるくらい
クリとアワは似てないんですね。
なんとも不思議ですが、
本当に見た目までそっくりで
ややこしいよりはマシ…
なんですかね?
そもそもアワって?
クリとアワは別物と
分かってもらえたと思います。
それでは普段
あまり馴染みのないアワについて、
もう少し詳しく見てみましょう!
アワは前述の通り
雑穀の仲間です。
・米
・麦
・豆
・黍(きび)/もしくは稗(ひえ)
これらにアワを加えた
5種類の穀物は、
五穀(ごこく)とよばれます。
五穀を全て混ぜ合わせると
五穀米になりますね。
五穀米は
健康やダイエットにいいとされる
注目の食材なので、
知っている方も多いと思います。
日本でのアワの歴史は古く、
なんと縄文時代のころから
食べられていました。
栽培され始めたのは、
お米よりも早いそうですよ。
イネ(=米)の栽培が始まっても、
少ない水で育つアワは
とても重宝されていたのだとか。
その後長いあいだ
食べられ続けていたアワですが、
第二次世界大戦が終わると
一気に消費量が減っていきます。
アメリカから育てやすいイネや
小麦粉が供給され、
主食が変わり始めたためです。
しかし減ったとはいえ、
アワが全く栽培されていないわけでは
ありません!
五穀米のように
お米と混ぜて
食べることもありますし…
お正月の料理のアワ漬けや、
お酒の原料としても使われます。
小麦と混ぜて
パンを作ることもありますね。
また人の食用以外では、
ペットなどの動物の餌として
利用されているんですよ。
普段から馴染みがある…
とはいいにくいアワですが、
いろいろなものに
使われていたんですね。
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栗と粟…そっくりな漢字にご用心?
栗(くり)と粟(あわ)は
外見も育ち方も
全く似ていないんですね。
外見や育ち方など、
違いをあげていってみると
キリがありません。
本当になんで漢字だけ
あんなに似てるんでしょうか(笑)
一度画像を見れば、
クリとアワは
確実に判別できると思います。
ですので
漢字を間違えないように
気を付ける方が
大変かもしれませんね!